未だ財政難の渦中にある石狩市は､財政再建計画を基にあらゆる事務事業の見直しを行っています｡

しかし､道半ばにして多くの市民や団体から様々な意見が噴出して来ました｡

実は､今日ある団体との懇話会に出席して来たのですが､そこでも現在の市の財政状況やその延長線にある事務事業見直しの理念及びその方向性のあり方について問われました｡
そもそも地方の財政悪化は､ﾊﾞﾌﾞﾙ経済の崩壊による税収悪化に輪をかけ､小泉首相の財政構造改革(三位一体改革)による極端な歳入縮減に始まりました｡

さらに夕張市が財政再建団体へ転落したことが地方財政再建の推進に拍車が掛かった訳です｡

石狩市もご多分に漏れず､とても厳しい状況に置かれていることから強硬に推し進められていますが､この全部局にまたがる聖域無き歳出削減が各方面でしっかり理解されるのはもはや厳しい状況にあると考えられます｡

未だかつてない不満の声は今後一層厳しさが増すと予想されますが､私たち議員としてもそれらの声を受け止め取り組んでいかなくてはなりません｡

これは議会のみならず､行政も含め試練の時期を迎えたと言えるでしょう｡