先日､札幌に住む私の姉から両親の元へ毛ｶﾞﾆが贈られて来ました｡

ずっしりと重い発泡ｽﾁﾛｰﾙの中には､行儀よく手足(？)が折り畳まれたｶﾆが整然と納まっていました｡

老いた両親がすべて食べれる量でもなかった事から､私にもお裾分けが回ってきました｡

お歳暮の季節ですから､皆さんもこのような機会が訪れるかもしれませんが､とにかく私にとって久々のｶﾆでした｡

そして一口食べた瞬間､その味わいが口の中で広がり､薄れかけていたｶﾆの記憶が一気に脳を覚醒し､実に美味く頂きました｡

ここ近年､ｶﾆの漁獲については､近海物はもちろんの事､輸入品においても入荷が大変厳しくなっている折り､値踏みするのも野暮ですが､きっと高かったんだろうなと思います｡(義兄さん､姉さん､本当にごちでした｡)

なかなか自分から進んでｶﾆを食べに行ったり買うことなどありませんので､これは千載一遇と言えばちょっと大袈裟ですが貴重な機会だった事は間違いありません｡

そして次なる旬は､初冬の名物『たち』です｡

実はこの前､知り合いから連絡があり､たちﾎﾟﾝ､たち鍋､たちﾌﾗｲなど『たちづくしﾊﾟｰﾃｨｰ』のお誘いがあり､今から楽しみにしています｡

この季節､北海道は本当に美味しいです！