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ETC(高速道路の自動料金収受システム)の普及拡大をねらい、購入者に対する助成が行われました。
高速道路交流促進財団によれば、当初予定の100万台が早くも4月中には到達する見込みとなっているようです。 これは単にETCに対する助成の効果ではだけではなく、3月下旬から一部施行されているETC装備車への通行料優遇措置(1.000円均一)がその相乗効果を高めたものと思います。 実は、10年くらい前にシンガポールを訪れた事があるのですが、同国では都心部の渋滞緩和を目的に都心に繋がる主要道路にETCゲートが設置され、都心部に入る車を有料化によって進入抑制をしていました。 当時すでに、4輪車はもとより2輪車にまでETCが装着されていたのにはとても驚いた記憶が残っています。 それを考えれば、有料道路を巡るインフラにおいて日本はかなり遅れている事は否めません。 高速料金所の合理化などは、通行料の低減の一環として大きな期待がかかります。 従って、今回のような財政出動も、将来的にみればその投資以上に見返りが帰って来る事は間違いないでしょう。 今回は、久々に効果的な政策的なインセンティブだと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月16日 23時52分40秒
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