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現在、国会議員における世襲を規制するか否か、民主党と自民党などが賛否を分かつ論議に発展しています。
この世襲問題については、私たちのような地方自治体では少ないと例なのですが、なぜに国会議員が目立って多いのか、不可解なところがあるのも確かです。 その当事者である国会議員達も、現に世襲議員である方(是)とそうでない方(非)とでは全く温度差があります。 次の選挙では、小泉元首相の次男が出馬を予定していると囁かれるなか、結論の方向性が注目が集まります。 さて、それでは2世、3世の世襲がなぜ良くないのか、様々な識者や世論をまとめてみますと、まず、1.直系一族による看板、地盤、そしてお金(政治資金団体への寄付によって)がほとんど苦労もしないで引き継がれる事。 2.世襲議員の能力。 3.新たな人材の門戸が閉ざされる。 4.特定地域(出身地盤)の利益誘導が進む。 などが主な意見としと挙げられます。 一方、反論としては、1.本人(世襲議員)が苦労しようがしまいが、その選挙区の有権者が(選挙で)判断するもの。 2.世襲議員のすべてがその親より劣っているとは限らない。 3.世襲議員の有無に関わらず、新たな人材の輩出が進まない障壁を取り除く必要がある。 4.地域の要望を受け入れる事が全て悪とはならない。 この直接的な反論の他に、憲法で職業選択の自由が保証されている事や、法律(憲法)に反する内容を内部規制(民主党)しようとする矛盾などの意見もあります。 皆さんの中にも、それぞれ意見は分かれると思いますが、現実としては、議員の勇退による後継者指名が多く行われていますが、それが自分の子どもと言うのもどうでしょうか。 そのお子さんに、政治家への強い志があるのであれば、違う土地であっても活動によって多くの支持を得る事も可能と思いますし(私の知人・友人にも多い)、政党の公認がとれた時点で一定の基盤が出来たのも同然なのですから、あとは本人の努力と力量が試される事になる意味で、むしろ違う土地から立候補する方が良いでしょう。 したがって、自ら棘の道を選べないのなら、党内で内部規定を設ける事も必要ではないかと思います。 昔から、可愛い子には旅をさせろって言いますしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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