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カテゴリ:政治関係
参院選後の予算委員会が開かれました。
この度の衆参のねじれを受け、菅首相は終始低姿勢でまた慎重な受け答えに努めていたように見えましたが、ここは我慢のしどころです。 確かに、今までもそうだったように数の論理でサクサクと進めたいところでしょうが、しかし、このようにしっかり議論し与野党の合意を得るような努力は時としてとても重要な事であります。 そうなると、相手も反対のための反対と言うわけに行かなくなることでしょう。 さて、そこで気になるのが西岡参議院議長の発言です。 民主党のマニフェストにも書かれ、各党のほとんどが同じような方向性を示している衆参議員定数削減を、西岡議長は菅首相を名指しで「不見識」と批判しました。 新聞の記事だけでは西岡議長の真意を把握することは出来ませんが、いずれにしても、地方はこれまで議員定数削減の議論を重ね確実に削減しているご時世に、国会議員だけが聖域になることなどあり得ませんし、効率的で効果的な議会のあり方を国民にも納得されるようしっかり議論しなくてはならないと思います。 その議論を経てこそ、民意を反映することはもとより、法案の審査、行政の監視、議員立法などを損なうことのない、民主主義の限界点が見えて来るのではないでしょうか。 それを、入り口論で否定するようであれば、参議院不要論すら沸き起こる可能性だってあり得ます。 身を切る議論は辛いかも知れませんが、積極的な姿勢に転じるよう期待したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月03日 15時13分40秒
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