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カテゴリ:政治関係
従前からあった北方領土問題に加え、ここ最近は尖閣諸島問題が大きな問題になっています。
領土問題については、国益に大きく影響することから、どの国も強硬な姿勢をとることがほとんどであります。 したがって、相手の国民性を熟知することはもちろん、歴史解釈やあるいはギブアンドテイクといった交渉カードとともに、ある意味で強かに対応しなくてはならないデリケートな事務だと思います。 しかしここ最近、前原外務大臣がずいぶんと叩かれています。 控えめな対応をとれば「弱腰外交」と言われ、毅然とした態度で臨めば「強硬外交」と、どちらの対応をとったとしても叩かれることに変わりはありません。 では、どのように対応するのが一番の得策か、中国にしても一歩も引くことのできない国内事情と野望があるようですし、ロシアにおいても、前原外相以前の、麻生元首相による「不法占拠発言」が大きく影響しているようです。 いずれにしても、現在の世界経済の枠組みの中において、「戦略的互恵関係」は崩すことのできない相互関係であることから、どこかの時点で手打ちをしなければならない事はお互いに分かっているはずです。 したがって、マスメディアや野党の煽りに翻弄されることなく、緩急をつけた外交に努力を払うべきと考える次第です。速球はとりあえず投げたので、次は緩いカーブで行きましょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月02日 21時53分36秒
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