先ほど、臨時会が終わりました。
子宮頸ガンワクチン・ヒブワクチンの公費助成やDV対策・自殺予防等の弱者対策などの補正予算が全会一致で可決しました。

私も、平成２１年３月５日に行った代表質問で、この件について質問していることから、この度の実現を大変嬉しく思っている一人であります。

さて、昨日ですが参議院会館に行き小川勝也参議と会談しました。
小川参議は今の日本を大変憂いていましたが、現在の日本は、経済に限らず人の関係性や若い人たちを中心としたものの価値観が大きく変わっていることから、将来に向けたビジョンを示しそこへ大きく舵を切っていかなくてはならないと考えておられました。

私もまったく同感で、今のままではジリ貧なのは明らかですし、国際的な枠組みの中で日本はどのように生き残っていくべきか、われわれ国民一人ひとりの意識の転換も含め考えていかなくてはならないと感じたところです。

さてその後、小川参議の秘書さんにご案内頂き、首相官邸を見学させて頂きました。
下の画像は、よくテレビで見かける内閣のお披露目の階段です。



地下１階地上５階の官邸ですが、非常に重厚でありながら、閣議や各国要人との晩餐会などを行う場所でもありますので繊細なデザインが随所に施されました。

３階には会議室があります。
ふとそちらに目を向けますと大勢のメディアが列をなしていました。
お察しのとおり、まさに菅・小沢会談が行われている真っ最中でした。



その会談の終了後、官房長官になりきり記者会見を開いた気になり写真を撮らせて頂きました。



テレビで見るのとは違って、それほど広い会見場ではありませんでしたが、それでも１００人くらいの席は常設されていますので、びっしり記者が詰め掛けている状態であればやはり緊張すると思います。

物々しい警備の首相官邸を後にし、最後の視察先であります「大田区区民活動支援施設　こらぼ大森」に向かいました。

京浜線の平和島駅に降り立ったのは良かったのですが、さて、そこからどの方向に向かえば良いのか頼る秘密兵器は「携帯ナビ」でした。

一応、事前に住所は登録済みでしたので早速ナビを起動し示された方向に歩き始めました。
しかし、どうも目的の住所に向かっている感じがなく、確認のため先方に電話を掛けて見たのでしたが、そこでなんと真逆の方向に進んでいた事が判明したのでした。

すっかり、携帯ナビを信じきった私が愚かでしたし、同僚議員の皆さんに大変辛い思いをさせてしまいました。
また、職員の酒井さんにはわざわざ出迎えまでして頂き大変お世話になってしまいました。



小学校跡地を活用し、児童館（委託事業）やNPO等の活動拠点や作業場、中高生の居場所つくり、配食サービスなど様々な活動がされていました。

耐震改修や落下防止、エレベーターや手すりなどの改修費に３億円程度の投資がされたようですが、昭和４３年建造とは思えないほどしっかりしていました。



公共施設跡利用の可能性についてとても勉強になりました。