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カテゴリ:政治関係
経済とは、商品の生産・流通・交換、あるいは分配を中心とした社会関係でもあることから、末端の消費者まで含めた幾多の社会階層が現出します。そして相互の利害関係によって結合するのが資本主義社会であります。
経済活動では財貨を通じて形成される社会関係があり、独自の法規範の定立に影響を与えるのですが、その経済秩序については人の意思によって容易に左右し得ないある必然性を持っている点で、法は経済によって動かされるところがあります。 しかし、一方、国家の存立や秩序の維持の観点で一定の段階を超えないよう、その独自の理想から経済法則を無視し生産関係を規制することもあります。 経済における「契約の自由」といった基本原則を侵害することなく経済が発展する事は重要ですが、現在のように公共の福祉が重んじられる時代では、18・19世紀的な自由放任経済とは違い、かなりの面で規制されているといってよいでしょう。 今一度、規制と緩和を見直しを図り、経済を発展させていく方策を考えていかなくてはならない時代がすでに来ていることは否めない事実です。 さて、今日の新聞に根室市長谷川市長の努力によって、サンマなどの海産物の取引についてベトナムから関税撤廃の意向を引き出したとされていましたが、すごい事だと思います。もちろん、今後は政府間協議に移るでしょうが、それにしてもまちの主力産品をこれまでの国や商社を介し、それに大きく依存する旧態から一気に前進させた根室市長の意気込みに敬意を表したいと思います。 このように、「受け」から「攻め」へと転じていかなくては、もはや国際経済のスピードについていく事はできないと思います。 さて、うちは何を何処に売り込めるのか、今後益々努力していかなくてはなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月13日 16時45分08秒
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