|
カテゴリ:政治関係
札幌パークホテルで行われた、北海道知事候補予定者「木村としあき」氏の「北海道を動かす会設立記念講演会」に出席しました。
木村としあきさんは、小樽市職員時代、小樽市の活性化企画を推進する中で、「おたる職人展」、「キッズベンチャー塾」、「星座夜景プロジェクト」、「歴史的建造物のライトアップ」、「ガラスの街・小樽のブランド化」などを仲間とともに次々と企画し実現させてきた「スパー公務員」の異名を持つ方です。 その熱血ぶりは2009年5月に放映された、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で取り上げられ一気にブレイクし、全国を股にかけ飛び回っていました。 その木村としあきさんを、今度は低迷する北海道を活性化させるべく『プロフェッショナル 仕事の流儀』を如何なく発揮して頂こうと、今日の記念講演会になったわけですが会場には大変多くの皆さんが参集していてとても驚きました。 ゲストも大変豪華で、現職総務大臣の片山善博氏や鹿児島県の「やねだん自治公民館館長」の豊重哲郎氏が講演されました。 はじめに講演した豊重氏は、行政に頼り過ぎない自治を目指し、ひとつの集落を纏め上げた方です。そこには私たちが忘れかけていた、「意思自治やあるいは私的自治の原則」が強く実践されているようでした。そしてその実践を勉強しようと全国の行政職員や民間が視察や研修にこられているようですが、これからの高齢社会の進展や自治のあり方に重要なヒントがあると思い、私も、是非視察したいと思わず感じてしまいました。 それにしても、この豊重氏はキャラクターが極めて個性的で、語り口も大変ユニークでした。 会場からは、常に笑いやまた頷きが絶え間なく、その話術の高さに驚かされました。 さて、次は片山総務大臣でした。 国会会期中の本当にお忙しい中、この講演会に来られたということは、他ならぬ木村としあき氏の為であり、並々ならぬ思いがあっての来札と感じました。 私としては、今年に入り2度目となる片山大臣のお話を聴く機会に預かり、東京で聴いたお話とまた違い、今大臣が取り組む「地方分権」のお話を大変分かりやすくお話下さりました。 まさに、地方自治体の首長(鳥取県知事)を経験されている方だからこその視点だったと思いますし、権限委譲においても国から強制することなく、「自らの選択の意思決定を待つ」といった、まさに地方分権を尊重したやり方と感心しました。(財源移譲の話も聞きたかったですが) また、私たちが議論する議会を「リング」に例え、名古屋市や阿久根市を比喩していましたが、まちの最高決定機関である議会に八百長もお芝居もいらない、多様な思考を交え研鑽する場であることの基本形態を大臣の口からお聴きすることができ、私の考える議会スタンスは間違いがなかったと再確認でき溜飲が下がる思いがいたしました。 さて、木村としあき氏が「北海道をどう動かす」のか、講演会のHPをご覧いただければと存じます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月06日 23時44分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[政治関係] カテゴリの最新記事
|