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カテゴリ:政治関係
何やらこの年の瀬に、新党大地と民主党離党者による新党結成が話題になっています。
さて政党結成ですが、政策理念の不一致などによる既存政党から離脱や、自らの理念や信念によって結成されるなど様々ですが、これまで政局の度に何度となく繰り返されてきました。 政権を担う政党にとって、過半数というのは政権与党の生命線であることから、近代は様々な小政党と連立を組んだりします。 しかし、諸外国などをみても細かく分裂した小政党との複数連立政権がうまく言っているところはほとんどなく、むしろ常に離合集散の危険をはらんでいることから極めて不安定な政治状況に置かれているようです。 小政党は政権政党と与(くみ)することで、部分的な政策の実現ないし意見の反映が可能になるでしょうが、しかし、国家理念を定めるまでの影響力があるかといえば、それは厳しいと思います。 現在の政権与党である民主党でも、「党綱領なき自己利益追求型の政治家の集団である」(新・森田実の政治日誌)、といわれていますが、やはり政党としてしっかりとした理念がなければいけないと思いますし、さもなければ、今回のように一つのきっかけですぐに離党者が出てしまったりしまいます。 政党については、決して個人の利益追求ではなく、国家・国民の利益を最大限に考えなくてはもはや政党とは言えないのではないかと思います。 何とか力を合わせ、震災復興や原発事故完全収束を最優先にしつつ、将来に展望がもてるような国政にあたってほしいものです。 一体、この新党ブームがいつまで続くのでしょうか、いずれにしても、これでまた政治がさら混沌としてきたことだけは間違いありません。(泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月29日 18時43分12秒
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