|
カテゴリ:日常の出来事
2011年も今日で終わりです。
年齢を重ねる毎に、加速度を増して月日が経過していくような気が致します。 だからといって、一日たりとも無駄に過ごした日などなく、一日一日を私なりに最善に尽くしてきました。 これからも、日々精進し「挑戦」と「努力」を積み重ねていくつもりです。 さて、今年は未曾有の激甚災害である「東日本大震災」が起こってしまいました。 いつも、大晦日には一年の思いを込め総括的なブログを書いていますが、今年はこの震災を契機に安心・安全とは一体何か、防災のあり方について考えさせられた一年でした。 地震国であるわが国では、数百年以上も前から大地震に見舞われてきたことが、様々な文献や地質調査などの研究によって明らかにされています。また、二つの大陸プレートが重なる狭間に位置し、加えて数百の活断層に囲まれている地理的状況などを考えると、いつまた大地震に見舞われるとも限りません。したがって、災害に強い国作りは今後も継続的に行わなければいけません。もちろん、石狩市においてもまちづくりの大きな課題であります。 私は10月に現地に入りました。 被災地において眼前に広がる光景は想像をはるかに超えており、人命や財産など全てが一瞬にして奪い去られた現実を目の当たりにし思わず打ちひしがれる思いになりました。 私はその夜、予め生存が確認できていた宮古市の友人と会い話しをしました。 彼は、絶望の淵から何とかもう一度人生を立て直そうと一生懸命でした。 誰が悪いわけではない。 誰も恨むわけにいかない。 ただこの先不安で仕方がないだけ。 だけど、たくさんの人から助けを頂き、改めて人の温かさを感じた。 だからもう一度、自分の足で頑張ってみる。 このような胸のうちを話してくれました。 どうしても、やり場のない感情を政府や国にぶつけたがる方もいるみたいですが、このような時だからこそオール日本の気持ちが大事ではないでしょうか。 政局ばかり伺いながら足を引っ張る野党ではなく、しっかり政治が働かなくてはいけないと思いますし、必要な予算はしっかり通し、いち早い復旧・復興を一番に考え協力することも場合によっては必要ではないかと思います。そうすれば、スピードはさらに増したのではないかと思います。 いつまでも与野党の形式ばかりに気をとられ、「決められることが決められない」、その事の一番の被害者は罹災された方々であることを忘れてはいけないと思います。 平成24年こそ、明るい話題にあふれ天下泰平であることを願うばかりです。 最後に、お世話になったすべての皆様のご健康とご多幸を心からご祈念し年末のご挨拶と致します。 一年間本当にありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月31日 17時31分33秒
コメント(0) | コメントを書く
[日常の出来事] カテゴリの最新記事
|