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2012年07月11日
カテゴリ：政治関係
過日、表題の会合に出席しました。 石狩管内の各首長さんが一堂に会し、皆さんから頂いた要望に対するこれまでの成果や新たな要望など忌憚のない意見交換がされました。 その中で、まず札幌市から、大規模コジェネレーションシステムへの補助要請や冬季の防災対策への支援として、耐寒性の高い施設整備への補助などが出されました。 また、札幌コンテンツ特区の認定では民主党北海道の後押しもあり認定されたが、今後の第2次計画でも引き続き協力願いたい旨の要望が出されました。 次に千歳市長から、「新千歳空港の整備促進・空港経営改革」において、耐震化整備に対する予算措置がされるなど一定の成果があったとの謝辞があり、なお、引き続き空港整備関連予算の協力と民営化の情報開示や自衛隊の体制維持など要望が出されました。 次に江別市長から、「江別の顔づくり事業」における駅前広場等の着工に対し謝辞があり、さらに地中熱ヒートポンプ事業に対する継続的な支援が要望されました。また現在着々と進められている国道275号線の4車線化についても、2車線区間のボトルネックによる交通混雑や交通事故の低減など更なる配慮の要望が出されました。 その他、千歳川流域の総合的な治水対策、北海道フードコンプレックス国際戦略総合特区における各要望の内、酪農学園大学が行う衛星を使ったリモートセンシングのモデルの研究などに対する支援や食品の有用性（機能性）表示制度の見直しなど規制の特例措置の要望が出されました。 次に恵庭市長から、千歳川流域における治水事業の整備促進、警察署の早期設置、交通安全施設整備の促進、道立高等学校の充実、駐屯地自衛隊員数の確保について要望がされました。 駐屯地自衛隊員数の確保では、本来の防衛目的に加え、災害時における自衛隊の有用性が訴えられ、「中期防衛力整備計画」において平成25年3月に１個中隊が削減される予定になっていることから、これ以上の削減が進まないよう強い要望が出されました。 次に北広島市長から、仁別大曲線（羊ヶ丘通）の延伸区間の早期整備、札幌恵庭自転車道路の整備、島松川河川改修の推進、道道栗山北広島線（大曲中央道）の左折レーンの設置、北広島市東の里地区遊水地事業の推進、そしてし尿処理施設解体に係る費用の助成などの要望がありました。 次に石狩市長から、石狩湾新港の「日本海側拠点港選定」、並びに北防波堤延伸整備の予算獲得、国道231号線の防雪柵の数キロに及ぶ整備などについて謝辞がありました。 さらに高い静穏度が求められるLNG船の入港のための北防波堤整備の促進、また北海道バックアップ拠点構想において、現在、企業立地促進法の対象外となっているデーターセンターの立地促進制度の充実や海上保安官署の設置に対する要望が出されました。 この他、保安林に係る規制についての緩和や電力固定買取制度と環境アセスメントの関係の明確化などが示されました。 次に当別町長から、JR札沼線における電化開業について謝辞があり、あいの里教育大以北の部分的単線の早期複線化、また現在の運賃が地方交通線運賃となっていることの改善、太美駅のバリアフリー化、道央圏連絡道路（国道337号）の早期4車線化及び札幌大橋の早期完成など要望されました。 TPP参加問題では北海道の実情を知る道内選出議員が確実に反対行動をとってほしい旨の意見が出されました。 最後に新篠津村長から、当別町と同じくTPP参加反対、個別所得保障よりも生産基盤整備の優先、環境保全型農業直接支援対策における北海道に馴染まないメニューの改善、グリーンツーリズムへの支援、また青年就農給付金の財源の拡充について、それぞれ要望が出されました。 各市町村の陳情活動も大きいですが、民主党北海道（第5区総支部）の活動によって各地域の要望が政府や国に届き実現したものも多くあります。 やはりこのような活動を地道に続けることって大事ですね。 その積み重ねがしっかり信頼に繋がって行くことを願うばかりです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2012年07月11日 13時02分25秒
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