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カテゴリ:政治関係
本日、すべての議案を採決し第4回定例会を無事に閉会することができました。
特に、議会の発議として「石狩市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案」では、長期欠席によって任務に支障が生じた場合の報酬を減額する旨の規定を新たに設けました。つまり、3ヵ月以上の欠席については2割、6ヵ月以上については3割、1年以上は5割の減額とするものです。 まっ、理由はともあれ、その間議員としての仕事ができないのですから当たり前の規定と思っております。むしろ、これまでなかった事のほうが不思議だったと思います。 さて、12月4日に公示された、第46回衆議院議員選挙ですが、大小様々な政党が乱立する選挙となったことに、有権者は何をもって選んでよいのか非常に混乱しているようです。 しかし、この度の総選挙は、任期4年の中でこの国をどのような方向に導いていくかが問われる選挙ですから非常に重要な選挙であります。 たとえば、東日本大震災による被災地を、二度とあんな多くの犠牲者を出さないよう安全な地域にするのかと、いかに復興のスピードを加速させていくのか、また、福島第1原発事故を繰り返さないよう原発ゼロを進めるのか、それとも原発依存を進めるのか、あるいはもっとも大きな争点である、憲法改正によって自衛隊を国防軍にし、集団的自衛権つまり国外でも武力を使えるようにするのか、など重要な政策が争点になっているといえます。 私は、特に憲法改正について非常に大きな懸念を抱いております。 国内外に多くの犠牲を出した先の大戦で二度と戦争を起こさないと誓った我が国は、自国のみならず世界平和を希求する国家・国民として憲法9条をしっかり守って行かなければなりません。 しかし、自民党や日本維新の会など極端な国粋主義者は、他国と対等、いや優位に立つためには軍隊がなければならないと考えており、さらに発言力を強めるために核兵器を保有しなければならないところまで言及しています。 ここまでくると、右傾化どころの話ではなく、我が国存亡をかけたレットゾーンに差し掛かってくるのではないでしょうか。それが自民党単独で290議席、さらに維新を含める340~350議席ともいわれ、仮にそれが現実となれば極めて危険な状態になってしまうと思えます。 私は、日本の平和と安心な暮らしを皆さんと一緒に考えて行きたいと思いますし、今回の総選挙では絶対棄権することなく大切な一票を投じて頂きたいと切に願います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月14日 15時15分34秒
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