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カテゴリ:議会関連
今日は、石狩市議会第2回定例会の最終日でした。
定例会初日に提案され、各常任委員会に付託された議案および追加提案された補正予算案など議決が行われました。 その中で議会の発議としては、昨日の議会運営委員会で採択された「意見書」が発議されましたので、その内容を掻い摘みお知らせ致したいと思います。 まず、「札幌航空交通管制部の存続を求める意見書」ですが、現在国は行政改革の一環から、全国の航空管制部を統合し西日本と東日本に集約し各地方管制部を廃止することが検討されています。しかし、効率化だけを目的に雪国独特の気象状況を鑑みず行うことは非常に危険であり、今後安全な航空交通体制を維持する上からも札幌航空交通管制部を存続することは妥当との判断を下したものです。 次に、「子宮頸がんワクチンに関する意見書」は、子宮頸がんワクチンの定期接種を前に全国で副反応報告が1,166件あり、そのうち101件が重症となっていることが報告されていることから、現在の救済制度に加え速やかな対応と併せ相談窓口を設置するよう求めるものであります。 次に、「放射能汚染対策および被災者支援の抜本的強化を求める意見書」は、福島第一原発事故により、現在もなお地下水に流入し放射能汚染水が増え続けている現状に、これらの汚染水を海に放出しないことと、この事故の収束と廃炉を責任をもって確実に進め、さらに避難を強いられている15万人余りの避難者への生活と健康対策を求めるものであります。 次に、「経度介護者認定者の介護サービス分離をしないよう求める意見書」では、現在、社会保障制度改革推進国民会議の中で議論されている、「軽度な高齢者は保険給付から地域包括ケア計画と一体となった事業に移行し、ボランティア、NPOなどを活用して柔軟、効率的に実施すべき」との方向性で整理されようとしていることから、要支援1・2の認定者が切り離される懸念があります。このことは、保険料負担者の不信につながることや、あるいは高齢者等の負担増になることの恐れがあることから、引き続き要支援1・2の認定者を引き続き介護保険給付の対象とすることを求めたものです。 以上4意見書が国へ提出されることになりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月27日 13時58分52秒
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