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カテゴリ:議会関連
12月15日から18日までの4日間、「食と観光対策特別委員会」で道外視察に行ってきました。
富山きときと空港到着後、富山ライトレール(株)さんに直行しました。 そこで、会社設立の経緯や事業の概要をお聞きし、その後車両庫に行き説明を受けました。 ドイツ製の電車はかなりカッコ良かったです!しかも、ドイツ製らしく超低床の最低地上高30cm!ほぼ段差なしのバリアフリー電車でした。 JRから路線を買い取り、さらに路面を延長し富山駅に乗り入れできるようにしています。 これによって、利用客が特段に増えたようです。 視察2日目は、上市町(かみいちまち)の「上市まちのわ推進協議会」の観光戦略を勉強しました。 立山寺の参道は、上市町の森林セラピー眼目エリアとなっています。境内に続く参道は樹齢300年のトガ(モミの木)並木が延々と続きとても素晴らしかったです! 次は、世界遺産五箇山合掌造り集落を視察! 切り立った山間にひっそりと建ち並ぶ合掌造りの住宅群。 現在、17世帯42人が暮らしていますが世界遺産に登録された当時と比べ、約半数になってしまったようです。 ここにも高齢化の波が押し寄せていました。 一方、関東方面からこの集落に移住される方もおり、代々の家系を紡ぐと言うよりは、Iターン等がこの集落を支えて行くようになるみたいです。 視察3日目。富山駅から終点金沢駅まで新幹線で向かいました。 新しい車両だけに、綺麗、静か、滑らか、3拍子そろって快適でした! こうなると、北海道新幹線開業が待ち遠しいです。 金沢市役所で地域ブランドの金沢野菜の取り組みについてお話をお聞きしました。 金沢野菜の厳格な定義、品種、品質、そしてPR活動など精力的な取り組みによって今の地位を確立したようです。 また、何より地元の飲食店が地物に拘り、さらに美味しさを追求している事が、大きな効果をもたらしているものと感じまあいた。 どこで食べても、本当に料理が美味しいく、初めての観光客が名勝・旧跡を一番に挙げているのに対し、リピーターは食を挙げているところもうなづけました。 昼食後は、金沢城兼六園を視察しました。 委員の皆さんの中には以前に訪れた方も多かったのですが私は初めてでした。 お城も素晴らしいですが、なんと言っても9代にわたり藩主が丹精込めて造られた庭園はまさに名勝に相応しい史跡でした。当日は、あいにくの雨でしたが逆に観光客が少なくゆっくり見れました。 次に向かったのは、石川県美濃郡川北町の農業法人わくわく手づくりファーム川北さんです。 自分たちの農地を担保に資金を作り手掛けた地ビール事業ですが、軌道に乗るまでの間に山あり谷あり紆余曲折があり大変なご苦労をし今に至ったようです。 新幹線開業がひとつのビジネスチャンスになった事は間違いありませんが、それでも入口社長の町への想いと熱意が成功の鍵であったと思います。 いよいよ18日は道外視察最終日。 宿泊先の山代温泉「瑠璃光」さんで、加賀温泉の魅力発信を目的に観光従事者だけでなく地域全体でお客様をお迎えするというメッセージを込めて女性100人で誕生したLady Kaga(レディーカガ)についてお話をお聞きしました。 これまで、関西のお客様が中心でしたが、北陸新幹線開業とともに、関東方面のシェアが拡大したことから、それまで個々の宿泊施設で営業活動していたものを、今度は加賀温泉4地区が結束して地域の魅力を高めていこうと、この合同会社としてレディー・カガを立ち上げたようですが、将来的には、外国人観光客の受け入れを視野に取り組み強化・拡大を目指していこうとされています。 レディーカガ登録ナンバー1番の甘池英子さんのお話を聞いていて、お客様に対するおもてなしの心が強く伝わってきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年12月18日 18時46分04秒
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