サンセベリアの逆襲
今日ご紹介する鉢もベランダガーデンのものではありませんが、私がガーデンシクラメン以前から汗と涙と鼻水を垂らしながら育てているサンセベリア(トラノオ)でございます。(後ろに写っている庭木や変なガラクタは父親が管理しているものなので無視して下さい。)サンセベリアといってまず思い出されるのが、2002年1月「発掘!あるある大事典」(懐かしい)でマイナスイオンをたくさん出す植物として紹介されたことにより起こった「サンセベリア・バブル」ではないでしょうか。我が家でも早速購入しようとしましたがどこも売り切れで、さんざん探してようやく長さ20cm程度の葉っぱが5枚ついて3,000円というボッタクリ価格で手に入れたのでした。(贈答用で万単位のものも存在していたので当時はこれでも安いと思ったものです。)勢いで買ったので育て方など全く分からなかったことに加え、テレビで「葉っぱに直接霧を吹くとよりたくさんのマイナスイオンが出る」と言っていたので、真冬の寒い時期にせっせと霧吹きをやっていたら見る見るうちに霜げてしまい、さらに1枚500円の葉っぱ(高っ!)を3枚追加購入したものの結果は同じでした。そして最後の1枚が枯れかけていた寸前にようやく「サンセベリアは乾燥気味に育てる」ということを知り実践したところみごとに復活を果たし現在に至っています。画像の青い鉢左端の短い葉がオリジナルの生き残りで、茶色の鉢は株分けしたものです。青と茶の鉢は「ローレンチー」という品種で比較的大きくなるようですが、肥料(マグアンプK中粒とハイポネックスの液肥)を与えすぎたせいか今では1m近くまで伸びてしまい置き場所に困るほどです。真ん中の白い鉢は昨年ご近所で頂いたおそらく「ハニー」というミニ種で最初は小さくて可愛かったのですが、こちらもその後急成長してローレンチーに負けないくらいでかくなってしまいました。最近は水や肥料のやり方もコントロールしてそれなりに管理できていると思っているのですが、今後の目標は「花を咲かせる」ことです。たまにサンセベリアの花の画像を見ることがありますが、何か花を咲かせるコツはあるのでしょうか?知っている方是非教えて下さーい。