「さらば青年の木ユッカ」&「サンセベリア植え替え」
2階ベランダのラティスの前に置いている「青年の木」ユッカは、元々1999年に私が職場の応接間に飾ってあったユッカの葉を誤って折ってしまい、それをペットボトルの水に浸していたところ根が出た、という思い出のある木です。しかしコイツを引き取ってから早12年、悪いことばかり続いて「青年の木」のご利益もなく、しかも今や観賞価値ゼロの醜態を晒していることから、GW中の整理整頓を兼ねて処分することにしました。鉢を叩き割ったところ根はビッシリで根詰まりを解消すれば地上部も復活するかもしれませんが、置き場所もないので涙を飲んでサヨナラです。。。 さて、もうひとつ思い入れのある観葉植物・サンセベリア(トラノオ)ですが、こちらもユッカと同じリュウゼツラン科の植物です。しかし冬越し中に株を傷めてしまいこちらも半死半生状態ですが、ユッカほど邪魔にならないので植え替えで再生を試みることにしました。ちょうど1年前の植え替え時と比べても根の張り具合の差は歴然です。右上にはお亡くなりになった新芽の跡が…元気だったのに惜しいことをしました。毎回植え替えのたびに下の方の茎を埋めてそこから根を出させる方法で株の安定を図っていましたが、すでに茎が鉢底に到達してしまいこれ以上埋めることが出来なかったので、今回は再生が遅れるのを覚悟で根付き茎の下部をカットしました。新しい用土は、赤玉中粒4:焼配合培土4:ピートモス1:バーミキュライト1に、珪酸塩白土とバットグアノとくん炭を少々、鉢底に軽石、元肥にマグアンプK中粒を10g混ぜ込みました。なお、今回の珪酸塩白土はいつものソフトシリカではなく、前に買って余っていた無名メーカーの大粒のものです。ソフトシリカは水分を吸収し易いので顆粒状だと鉢内が過湿気味になるのではと思い使いませんでした。株元がグラつかないようにしっかり埋めました。植え替え後は支柱がなくても自立可能となりましたが、葉の保護のため再び取り付けておきました。はたして新芽は出るのか、祈る気持ちで見守っていこうと思います。