ヒネム(緋合歓)とキキョウ
2週間前ようやく咲いたキキョウであったが、草丈は1mを超え、しかも真っ直ぐではなく曲がりくねり、さらに葉も茶色くかすれた状態で、ハッキリ言って醜いのが耐えられなくなった。なので、開花中ではあるが引っこ抜いてしまった。代わりに買ってきたのが、4連ポット238円というかわいい小苗。安かったので青とピンク2色買ってしまった。こんなに短い草丈で開花させるのは矮化剤処理だけでは不可能なはずであり、おそらく矮性品種であろうと想定しての購入である。だが、こんなおチビさんを1m超のノッポさんの後釜に据えるのも違和感がある。そこで本末転倒ではあるが、今シーズンはとりあえず鉢植えで楽しむことにした。鉢はかつてピラカンサを植えていた8号プラ鉢、用土はいつもの野菜培養土に元肥としてマグアンプK中粒を適当に混ぜ込んだ。 さて、引っこ抜いたキキョウの後釜はどうしたものか…と思ったが、いつものホムセンの樹木コーナーで「ビビビッ」ときたものを買ってきた。ネムノキの仲間「ヒネム(緋合歓)」である。(1,290円也)最初にフワッとした花に目を奪われたのは本物のネムノキの苗であったが、巨木になるので諦めようとしたら、その隣に鉢栽培も可能なヒネムがあったので飛びついてしまった。植え付け完了。現在の樹高は20cmほどだが、60~80cmくらいまで伸びるようなので、この場所にジャストサイズと思われる。が、しかし!全ての作業が終わってからネットで調べてみると、何とヒネムは寒さに弱い(最低0℃以上)ので鉢植えが適しているのだとか…オイオイ。地植えしてしまったものは仕方ないので、冬越しについては「まあ何とかなるさ」と楽観的に考えるとして、夏の間はこの赤いフワフワ花を楽しみたいと思う。