多肉エケベリア「コロラータ」様の御成り~
多肉エケベリア「コロラータ」。エケベリア好きならその名を知らない人はいないであろう、いわゆる「原種系」として珍重されている品種です。大雑把に言えば「コロラータ」≠「リンゼアナ」で、「リンゼアナ」×「ラウイー」の交配種が「ラウリンゼ」、「リンゼアナ」×「チワワエンシス」の交配種が「桃太郎(チワワリンゼ)」という相関関係になります。私的に「コロラータ」と言えば熱帯スイレンのことであり、同じ名前のエケベリアがあるなら当然欲しくなる訳ですが、これがとんでもなく高くて(ロウルサンコさんでも1,000円以上、某主婦の会さんでは何と2,500円)で今までとても手が出ませんでした。ところが、先日某オクにて超お安く「コロラータ」を落札してしまいました。これがコロたんです。でも、なぜ競合が少なく安値で落札できたのかというと…思いっきり茎立ちしている苗で、ほとんどの人は見向きもしなかったからなのです。しかし、この苗を春に胴切りチョンパすれば貴重な「コロラータ」を簡単に増殖できるので結構オイシイ苗かな?と皮算用しました。が!世の中そんなに甘くはありません。外葉の3~4枚はヘナヘナ状態で、胴切りどころか今を生き延びるのが先決問題で、無造作な扱いは禁物の状態だったのです。なので、今春の胴切り計画は断念し、ヘナヘナな外葉を取り除き茎ごと埋めて回復を待つことにしました。憧れの「コロラータ」をエケベリア29品種目にお迎えしオーダーストップするか、それとも30の大台に突き進むか…、とりあえず年内はこれで打ち止めです。