きょうこの日直日誌

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• 私の冬休み

  １２月２２日で学校は終わり、１月９日まではとりあえず冬休み。休むときには年休を取るとはいえ、何かと物申したい方もいらっしゃるでしょうが、言わせておけばいいのだ。「文句があるなら、あなたも先生になれば？」って感じで。そして私も例にたがわず年休は余りまくりなので、こんな機会に思う存分取ればいいのだが……、なぜか一昨日も今日も明日も出勤。年休も余りまくっているのに、なぜか。なんか、学校にいるほうが落ち着くから～。これって一種のワーカーホリック？学校に行って、別に暇でだらだらしているわけでもなく、音楽室を掃除したり、卒業式で歌う曲の伴奏の練習をしたり、１月に使う楽譜の印刷したり、図工の作品を評価したり、来年のカリキュラム作ったり、やることはいくらでもあるし……。なんといっても、朝８時１５分に思い切って学校へ行ってしまえば、かなり規則正しい生活ができる。家にいたらとてもこうはいかない。しかも、学校へ行く前に洗濯して干してと、時間が限られているほどものごとがとんとん拍子に進む進む。１月に学校が始まってからやっても間に合う仕事も多いんだけど……。規則正しく生活するために学校へ行くって、我ながらどういう心境だろ。学校だから何となくほのぼのするけど、規則正しく生活したいがためにオフィスに行ってデスクワークをする人がいたらちょっと怖い。でも、それとこれとは同じことかもしれない。一応、定時まで学校にいて、その後車でサイゼリヤへ。ドリンクバーで３時間ねばって、黙々と年賀状を書く。まさにすぐ隣のテーブルにヤンキー集団がきて、かなり非常識な大声であやしい発言をしては、まわりをひかせているが、それにもめげずもくもくもくもく……４０枚以上のコメントを書き終える。クリスマスイブに実家で書いた３０枚と合わせて７０枚を、そのまま郵便局に行って投函し、すっきり！今日なら、多分元旦に届くでしょう。ここまでで夜８時半。普通だったら、ここまででもすでに十分充実した一日……？かもしれないが、私としてはこのまま家に帰ったら一日がもったいない。よくよく考えたら今日は水曜でレディースデーだと思い出し、車で９時半からのレイトショーを見に行くことに。ずっとみたかった「手紙」は、あらすじを知りすぎていていまいち入り込めなかったが、まあ振り返ってみて朝から晩まで充実した一日だったので、よしとするか！＊　＊　＊　＊　＊ちなみに、２３日～２５日は実家に帰り、自分で飲みたいアスティと自分で食べたいノエルを買ってきて、ピザーラを頼んで、家族でパーティーしました。こんな三十路でなむ、いいのだろうか。（ぞ・なむ・や→か　　こそ→けれ　　＝反語）しかしおかげで、着々とやりたいことがはかどり、毎日超充実。夜は４日連続飲み会。師走の名のとおり突っ走ります。

  2006.12.27

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• ビラ配りの秘訣

  昨日の夜、参議院教育基本法特別委員会で、「政府法案」が強行採決された。↑……と書くと、私自身がすごくこれに反対していて、成り行きをずっと見守っていたかのように見えるが、私としては実は特に興味はない。昨日の夜に届いたＦＡＸを見て、「へー、そうなんだ～」と知った程度。「愛国心」以外は、意外といいことが書いてあるし、そこまでかたくなに反対しなくてもー、と思うくらい。なのだが、組合の指示で、まずは総理官邸に、安部総理大臣宛てに反対を表明したＦＡＸを送れとのこと。えー、そんなことしていいの！？いったいぜんたい、かの総理大臣宛てにどんな文を書いてよいやらと文例を見ながらもドキドキしていたが、やがて「こんなの届いてもいちいち全部読むわけないか！」と開き直り、そこそこの文章を書いてＦＡＸ送信……。しかし、なかなか通じない。ずっと話し中。もしかして受話器をわざとはずしているのでは？と疑い始めた２０分後、ようやくトゥルルルルと音がし、無事送信。おーーー、意外とみんな、まじめに活動してるんだなあ。官邸としては、日本中の教組から次々とこんなＦＡＸが届いて、さぞうっとうしいことでしょう。それがねらいか。そして今日金曜日は、せっかく午後から出張で、そのまま花金（＝死語）に繰り出そうかと思っていたのに、案の定というか何と言うか、夕方から某駅前で強行採決反対のビラ＆ティッシュ配りをするとのこと。しかたがないので、出張が終わったあとしぶしぶ駅前へ出かけると、さっそく紙袋いっぱいのティッシュとビラを渡され、説明を聞く。まわりを見ると、すでにみんな大声をかけながらなりふりかまわずティッシュ配りをしている。なんで教員がこんなことしなくちゃいけないの～～？以前署名活動は一回だけしたことがあるが、友だちも同期もいない、一人だけのティッシュ配りは生まれて初めての体験。はたしてこんなにたくさん、無事もらってくれるだろうか？しかも、出張先でもらった資料がいっぱいあって、両手には山のような荷物。そして、今日は金曜日なので、もともと持ち帰りのもの（＝給食の白衣など）も含めたらかなりの大荷物。しかし何の負けず嫌いか、せっかくだから大勢同志がいるところを避けてさっさと終わらせてみせようと、少し先生集団がばらけた場所で、「教育基本法について、ご理解お願いしま～す」と叫びながらビラとティッシュを手渡すと……。思っていたより、意外とさばける！！！まずはこのことが何よりの驚き。私はいつも、ティッシュやビラは思いっきり怪訝な顔をして避けているのに、このみんなの優しさや受け取りっぷりは何なんだ。今までの自分を反省した。今度から、気が向いたらちゃんと受け取ります！しかし、よく見ると、少し離れたところにいる、見知らぬ他校のおじさん先生の紙袋は、なかなか減っていない様子。私のビラ配りの秘訣は一体なんだろう！？（１）受け取ってくれそうなターゲットだけに渡す。　　 ｅｘ）教育ママっぽい人、できるサラリーマン風の人、　　　　  右翼っぽいいでたちの人（少ないけど）、　　　　　ぼさぼさ頭で社会に疑問を持っていそうな学生、などなど。（２）渡すときに、目をじっと見てにこっと笑う。　　 →これは女の特権？　いや、別にそこまで愛想よくしてないけど。（３）大荷物。この「大荷物」は、多分きっとすごくポイントだと思った。おじさん先生は、道の端に荷物をおいて、身軽になって活動しているが、私は重要なものもいっぱい持ち歩いていて、そんじょそこらにおけない。仕方なく、両手に下げっぱなしで、髪を振り乱しながら配っていたと思うのだが、それが逆に、「先生ってこんなことまでして、仕事帰りに大変ねー、もらってあげる」と、親切心をくすぐったのかも。以上、３つのポイントともあくまで私の勝手な予想ですが、あながち間違ってもいないはず。そんなこんなで、先に来た人よりもさっさと配り終わり、チェックもしてもらって、達成感を感じつつ、かなり気持ちよく帰宅したのでした。毎日はやりたくないけど、たまにはこうやって成果が見える単純作業もいいかもしれない………。

  2006.12.15

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• タイガーバーム

  これってそもそも、何に効くんだろ？成分や効能さえよくわからない……。どっかの地方のマラソン大会の参加賞でもらった、タイガーバーム。五島列島だったかな？ビン詰めで、効能がわからないから怪しくて使わないし、分別するのも面倒だし、捨てるに捨てられなくて非常に困ったまま、１年も２年もおいてあった。しかし今日。この大掃除の勢いに乗って、とうとう捨てる決意をする。さっそくビンを開け、つまようじや割り箸で中身を取り出そうとするも、意外とうまくいかず、悪戦苦闘。仕方がないので、食器棚からスプーンを出し、中身をかきだす。気持ちわるー。このスプーンは果たしてまた食用に使えるのか？まあ、洗って汚れが落ちれば、普通に考えたら全然平気なんだけど口に入れたらこのにおいと同じ味がしそうで怖いよー。台所で作業をしていたので、台所中がタイガーバームのにおいに。まわりじゅうスースーする感じ。やっとのことで全部中身を出し、お湯ですすぎながら食器用のスポンジで思わず洗ってしまった。気づいたときにはすでに遅し。ビンはすっきりきれいになるも、スポンジがべとべとしちゃったかな。手にこびりついたにおいも三度洗いでなんとかおち、スプーンもスポンジもなんとかきれいになったところで、やっとビンはビン、ふたは金属として分別して終了。あー、こんな迷惑な参加賞やめてほしい～。タイガーバームさんごめんなさい！でも、全員が使うものじゃないし、用があったらこちらから買いますので。っていうか、ちゃんとビンに効能も書いておいてね。ＰＳ．そういえば、２回目か３回目に出た大会で、まだ　　　「ワセリンぬらなきゃ、１０キロでも短くても擦れちゃって危険！」　　　と思い込んでいたころ、ワセリンを忘れたことに気づいて、更衣室で　　　「どなたかワセリンお持ちのかた、貸してくださいますか？」と　　　懇願したところ、快く貸してくださったおばあさん（６０くらい？）。　　　塗り終わってお返ししたところ、　　　「お役にたてたならよかったわ。それ、タイガーバームなんだけどね」　　　といわれてびっくりしたことを思い出した。　　　タイガーバームってワセリンなの？　　　それなら捨てることもなかったけど、まあ怪しいからいいや……。　　　確か、千葉マリンマラソンだったと思う。　　　千葉マリンは、初回のトラブルがものすごかったけど、その後もぼちぼち　　　いろいろあるな。去年は中止になったし。

  2006.11.05

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• 文化の秋？

  スポーツ、芸術、ときたら、あとは文化と読書。昨日は文化の日だし、文化の秋の一日にでもする…？と思いつつ、「文化」と聞いて真っ先に頭をよぎったのは、高校時代に憲法第２５条で暗記させられた「健康で文化的な最低限度の生活」。部屋を見渡すと、どう見ても健康で文化的な「最低限度」の生活を下回っているのでまずは部屋の大掃除をすることに。業者に頼もうかと思っていたくらいの有り様なので、一朝一夕で終わるはずもなく、洗濯機を２回まわし、全部干して、玄関をはき、新聞を束ね、お風呂場の床をみがき、（ここにかけないような、ほにゃららほにゃらら…）と精力的に働く働く。せっせと手を動かしながら、なんか「文化的」な一日のイメージと離れていっているような？でも、部屋の全敷地の３分の１くらいは、健康で文化的になってきたのでよしとしよう。そういえば、以前よく見ていた、お芝居や友だちのピアノのコンサートにも最近行ってないな。それはちょっと値段が高いと思い始めてきたからか。以前はぽんぽん払っていたのに。ここのところ料理をしていてエンゲル係数が下がってきたから、これにますます磨きをかけて本代や文化鑑賞代を捻出しようと、次はお料理。（そろそろこじつけ）転職してから３年間、外食１００％の年なんかも経てきて、ここへきて８月から毎日家でご飯を食べている。もちろん時々買ってきちゃうこともあるけど、基本的には作っている。これは、私にとってはものすごく快挙！昨日は里いもとイカの煮物をつくり、今日は野菜たっぷりのミネストローネを作る。和食と洋食で食べ合わせが悪そう。思いつきのままに作った証拠。しかし、それぞれはすごくおいしいし、やっぱり自分で作るとそれなりにおいしい。圧力鍋とパスタ鍋に一杯ずつあるので、両方ともここ一週間飽き飽きするほど食べることになると思うけど、これでエンゲル係数をさげて、レディースデーに「手紙」でも見に行こうっと。そして、「文化的」といえば「テレビ」！　（いつの時代だ…）ここのところ、家に着いたら静かに過ごしたいと思うことが多くて、今週は水曜日の「１４歳の母」以外なにも見ていない。テレビもついてなかった。久々につけると、もっぱら世間を騒がせている「いじめ騒動」。各界のコメンテーターが一様に口をそろえて、学校バッシング。学校が本気でいじめをなくそうとすればなくなる、、、、って本気で思ってるの？悪者や原因を挙げつらって、上からものを言う態度は、いじめの縮図そのもの。だいたい、いじめられてることを子どもが親に言えないのは、（ケースバイケースだけど）いじめられないような人気者のいい子でいないと親に愛されないからじゃないのか。原因の一端として、Ａくんがテストの点を嘘ついて底上げして友だちに話していたのが友だちにバレて、友だちが道ばたでＡくんのお母さんに告げ口して、それが発端でいじめに発展した話をやっていたけど、そもそもＡくんが嘘ついたのは悪くないわけ？　それと、Ａくんが嘘つかなきゃいけなかったのは、テストの点が悪いと家で愛されない、失敗するような子はうちの子じゃない、っていう家庭環境があるからじゃないのか。いつぞやの放火にしたって、点数が悪いと家を追い出されていたようだし。学校だって、全部家庭のせいにしようとは少しも思っていなくて、学校と家庭で協力してがんばっていきましょう、と思っているのに、家庭側が「学校が悪い」「学校のせいだ」と言ってくるから、わけ分からなくなってるのに。あーー、もうーー、すっごい頭にきた！というわけで、テレビを消して、ふたたび平穏な夜に。＊　＊　＊　＊　＊とりあえず、部屋が（多少）きれいになったことと、今週のご飯には困らなくなったことで今日の成果とする。あと、この合間にちゃんとボランティアの当番にも行ったし、なんと年賀状を出す人をリストアップして、図案まで完成した！カウンセリングでは、今日は相性がよくて、すごく集中して話がきけたし、絶好調の一日。（しかしカウンセリングで聴く技術がついてきても、　プライベートでまったく生かされないのは、我ながらどうかと思うけど……）念願の３連休も明日で終わってしまう！しかも明日は片っ端から仕事を片づける予定。っていうか、仕事がたまっているからこそ、料理や掃除や年賀状がはかどったというのが正しい見解（涙）。文字通り、「テスト前の大掃除」。それもこれも、今月は図工展、音楽会、授業研究会（私の授業を全先生が見に来る）の３つが立て込んでいて、今年最大の忙しさだからなんだけど。でも、成績をつけるときの忙しさと違って、今忙しいのが自分だけなのと、みんなに「そんなに立て込んでてほんとに乗り切れるの？」と心配されてるのとで、余計に闘志がわき、「乗り切って見せるわ！（しかも一見余裕風に）」と思える。いい性格だ……。

  2006.11.04

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• 芸術の秋

  心の充電って大事だな。一日が終わってみれば、超リフレッシュ。今日は、昨日メモ帳にあげつらった予定を片っ端からこなしていく。まずは念願のあいだみつを美術館に行くべく、有楽町へ。今まで何度もタダ券を入手するチャンスがあったのに、何枚無駄にしてきたことか。しかしその前に、今日は１日で映画の日だから、どうしても何か映画が見たい。最近全然見てないから、何が流行っているのかもわからない。なのでまずは映画を調べようと、出掛けにパソコンを開いて映画情報サイトへ。私はアクション映画にまったく興味がないので、選ぶ観点としては、できるだけ頭を使わずにゆっくり見られる邦画で、すっきり号泣できる類か、または分かり安すぎるほどのハッピーエンドもの。そこで調べたのは、以下の５つ。　　・７月２４日のクリスマス　　・手紙　　・涙そうそう　　・地下鉄（メトロ）にのって　　・天使の卵最初は、私が大好きな村山由佳さんの「天使の卵」を見たかったのだがどのレビューを見ても演技や脚本がイマイチとあるので興味が萎える。「手紙」に心が固まり、さて公開している劇場を探そうとすると……１１月３日からじゃん！！！なんでこんなにレビューがあるのーーー？せっかく心が固まり、すっごく見たい気持ちが高まっていたときに出鼻をくじかれ、これ以上だらだら家にいても時間の無駄なので、とにかく家を出た。有楽町につき、駅前のビッグカメラの最上階が映画館になっていたのでエレベーターで上ると、「フラガール」がやっていた。しかもここの映画館はこれ一本。前情報もないし、しずちゃんが出てることくらいしか知らなかったので、別の映画館に行こうかとも思ったが、あと２０分後に始まるというちょうどいい時間帯だったので、もうこれでいいや、と何の期待もせずに着席したところ……。すっごくよかった！！！！期待がない分、余計に感激。これにしてよかったーーーー。ＡＬＷＡＹＳにも似た時代の哀愁あり、それでも人は時代に合わせて変わって行かなきゃいけない。友情あり、涙あり、笑いありの上、諦めないこと、打ち込めば叶うことなど忘れていた心を取り戻し、ひとり目が腫れるほど号泣しました。すっきり！映画館を出た後、あいだみつを美術館に行くと、これまた想像以上に充実していた。デパートの企画展示くらいの規模を想像していたのに、照明、つくり、展示会場の間隔や解説にいたるまで、すごくよかった。それに何より、中身も。やっぱり私は、難解で解釈しづらいものより、こういう誰がみてもわかりやすくて、かつ心に染み入るものが好きだな。一つひとつの作品にじっくり見入り、ショップで詩集を買い、さらに再入館して、ほたるの光が鳴りおわるまで居座った。帰りがけに、ＮＡＨＡの払い込みを済ませ、修正テープも買って、本日の予定を着々とこなす。家につくこと９時半、１０時から「１４歳の母」を見る。これで、「プライベート編」はほとんど完了した。これだけ順調に進むと、「一つひとつ予定をこなす」というスタンプラリーのような作業自体が快感になってくる。＊　＊　＊　＊　＊あー、仕事もこれくらいスムーズにこなせたらなあ！あと今日の予定は、明日配るべき音楽通信と、５時間目に使うプリントと指導案を完成させるという、難題ばかり也。今からやるか、明日の朝やるか、お風呂に入りながら考えよっと。お風呂に入ったら寝るほうに傾きそう…（涙）。

  2006.11.01

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• 「感じる心」の育て方

  今日は夕方、教育委員会主催の「授業づくり講座」に出かけた。必須の研修ではないんだけど、勤務時間外の自主研修だからかえって気兼ねしないで参加できて、こういう形態のほうが私は好き。同僚や同期をさそっても、夜だからあんまりみんな来てくれないんだけど。今日は音楽の研修で、「若山流江戸囃子」を授業でやろう、というもの。まずは私たちで体験してみたのだが、難しいのなんの。締め太鼓、大太鼓、篠笛、当たり鉦の４つで、ちんどんやさんのような音楽を演奏するのだが、タテがきの和の楽譜も見慣れないし、楽譜に目をやってる場合ではなく、覚えこんでしまわないととても演奏なんてできない。しかし、なんども唱え、やってみているうちに、最後には本物のちんどんやのような合奏に仕上がり、ちょっと感激！いやあしかし、これ、授業でやるにはかなり至難の業だな。６年生で、ぎりぎりできるかできないかっていうところ。ただでさえ、和の音楽は子どもにはなじみがなくて不評だし、難しいな…と思っていたところ、最後の講師の先生からの一言がすごく腑に落ちた！「技術を身につけるために取り組むのではありません。　難しいながらも、普段触れないジャンルの音楽を演奏してみることで、　今後同じジャンルの曲（今回はお囃子）を聴いたときに、それまでは　聞き流していたものも、すごく耳に入ってくるようになる。　『やったことあるな』『ここ難しそうだな』と思いながら聴ける。　感じる心を育てるために取り組むのです。」なーるーほーどーーー！！確かに、最後になんとか演奏になったときには、他のパートのリズムも耳に入ってきたし、かつてパチンコ屋さんの前でドンチャカやってた人たちはこんなに難しいことやってたんだな～、って思った。先月は６年生の音楽で全員にドラムを教えてあげたんだけど、その後男女ともに「普通の歌謡曲を聴いても、ドラムの音が聴こえる」と言っていた子がいてうれしくなった。一度やってみたことがあると、難しさやすごさがわかったり、次に聴くときに全然聴きかたが違ってくるんだよね。いろんなジャンルの曲に触れれば、それだけいろんなジャンルの曲を聴いて感じる心が育つというもの。私もこれまで、「技術を身につけるために音楽をするわけではない」とは思っていた。子どもたちにもよく、「全員ができるようになるためにやっているわけではないんだよ。　ただ、リコーダーでちょっと難しい楽譜が出てきても、　『おれできない』って投げ出したりしないで、がんばってやってみよう、と　思える力をつけたり、１行でもできるようになったところを友だちの音と　あわせて心地よさを味わったりできればいいんだよ」とは言っていて、これはこれでそれもあるとは思うんだけど、これだけだと別にあらゆるジャンルに触れなくてもよいことになってしまう。和の音楽、フォルクローレ、クラシック、ポップス、あらゆるジャンルに挑戦するのは、あらゆるジャンルの音楽を聴いたときに、ちゃんと感じ取れる心を育てるためなんだな～、と思った。今日の内容は、直接授業に役立てるにはちょっと難しすぎたけど、最後のこの言葉だけで、来てよかったな、頭がちょっと整理されました。　＊　＊　＊　＊　＊やっぱり、授業って「やる」より「受ける」ほうが楽しいなー。まあ、受けるのにはお金がかかり（研修は別だけど）、やるのにはお金がいただけるのだから、気楽さも責任も違って当然なんだけど。大学のときも、一般教養の授業とかも比較的授業にちゃんと出ていたし、人の話って、一人ひとり、大勢聞けば聞くほど、「ほほう」と思うようないろんな考えがあるなあと思う。私の話も、子どもにとってそう思えるようになれればいいんだけどな。

  2006.10.31

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• ひらめき病

  正確には「思いつき病」か。私は頭の中身に「計画性」という文字はかけらもないので、日頃よく街を歩きながら、唐突にいろんなことをひらめいたり思いついたりする。だれだれの誕生日が近いから何かサプライズ企画をしたい、ご無沙汰している友だちにハガキを書きたい、指揮法の研修に行きたい、今年こそインフルエンザの予防接種を受けねば、卒業アルバムの写真撮影日に備えてスーツを新調したい、などなど。これらのことは、ぼーっとしているときに思いつくのではなく、せかせかと歩いていたり、エスカレーターにのっていたり、今日みたいに真面目な研修を受けている最中だったりに突然思い出し、数秒するとすうっと頭の中から消えていくのでたちが悪い。思いついた瞬間に、「ちょっと待って！」とばかりに携帯のメモに打ち込んでおかないと、再び煙のようにその案が逃げ去り、すっかり忘れてしまう。なので、いつも片手に携帯を肌身離さず持ち続け、携帯メモにせっせと入力していたのだが、携帯電話を肌身離さず握り締めている自分が病的で嫌なのと、いちいち文字を打つよりも書いたほうが早いこと、すべての予定を一望したいことなのから、「まずは自分がいちばん気に入ったメモを買って、道具から入ろう」と決意。さっそく買いにいき、よくよく吟味して、ペンとセットで購入。さて、使い方を考えようとスタバに入る。書きたいことを分類すると、「今日中のこと」「ここ１週間くらいにやること」「やらなくていいけどできればやりたいこと」が、それぞれ公私別にある。１冊のメモ帳なので、これらを分別するとしたらインデックスが必要になるけど、そういう手間ひまをかけると絶対続かないから、見開き左ページにはプライベート、見開き右ページには仕事のことを書こうということだけを決めて、さっそく頭の中にある今にも消えそうなことをどんどん書きつけていくこと１０分。「ああ～、忘れる～」と思って飽和状態だった頭がすっきりし、メモ５ページがあっという間に埋まる。うん、これですごく見やすい。メモもペンも閉店近くまで吟味した甲斐あってデザインもよくて使いやすいしこれなら続きそう。ところでさっそく書いたことはというと、明日は開校記念日で年休をとったので早起きして一日中どこへ行こうかな、何をしようかな、ということ。・ＮＡＨＡツアーの全額払い込み・映画の日だから何か映画を見たい・父の誕生日プレゼントにお取り寄せグルメを注文しよう・ずっと行きたかったあいだみつを美術館に行きたい・里芋をたくさんもらったから、イカを買ってきて煮物にしよう・１４歳の母を見忘れないように・切らしている修正テープを買いに行く・あさっての古紙回収日に備えて古新聞をしばっておく・１１月６日に卒業アルバムの撮影があるからスーツを新調したい・友だちの赤ちゃんを見に行く日の日程調整と、プレゼントを買うあ～、よくこれだけ覚えてたな。絶対ほかにもすでに忘れてることがありそう。しかしこれで、明日も充実した一日になりそう。何時に起きようかな。何時に家を出ようかな。明日フル稼働しても、今週はもう一日休みがあるから安心。後先考えずに毎日公私ともに全力疾走していたころを思うとこんな守りに入るようになっただけでも、一歩進歩だわ。（いや後退か） 

  2006.10.31

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• スポーツの秋！

  先週末は、久々にかなり濃厚な２日だった！まず土曜日は、大学の友だちYさんSちゃんと３人で高尾山へ。歩いて登ったの自体が久しぶり。じゃあケーブルなのか、というわけではなく、走って登った回数のほうが多いのです。人様には走って見えないかもしれないけどー。まずは６号路から、水の音に癒されながら川沿いをゆっくり登って頂上へ。その後、小仏城山まで行こう！ということになり、さらに小１時間ほど進む進む。私も含め、日頃運動不足のメンバーばかりなのに、すんなり到着できてよかった。なめこ汁も相変わらずおいしい！下山後のアフターは、満場一致でがっつり系の焼き肉に決定。店につくなり、会話もそこそこにもくもくと食べ続け、デザートも食べて大満足。さらにお風呂でゆっくり汗を流し、ドライブがてら２人を送り届け、家についたら９時半ごろだった。朝７時に家を出たから、かれこれ１４時間。なんて充実した１日！＊　＊　＊　＊　＊翌朝日曜日、起きたら全身がかったるい。たかだかちょっと山歩きしただけでこんなになるなんて、さすが運動不足。しかし、疲れた体にむち打ってぎりぎりの時間に家を出て、今日は今度は久々のハーフマラソン！　ハーフ走るのなんて数年ぶり。っていうか、今年走るのも、しまなみ海道以来５ヶ月ぶり。大丈夫かいな。しかし、朝からさっそく電車に乗り遅れ、テンション下がる。嗚呼、私の最寄のローカル電車を乗り過ごしたら、朝は２５分来ないのに！というわけで、私服を脱いでランニング上下を着込むため、慌てて家へ。ワセリンぬって、日焼け止めもぬって、アミノバイタル飲んで、ランニング上下に着替えて、という支度をこの間にすべて終える。気を取り直して家を出発し、手賀沼マラソンへ。スタート２０分前に到着するも、時計を忘れた！というわけで、４度目の時計無しハーフとなることに。私、なぜかハーフで時計忘れること多いな。っていうか、フルで忘れたときにはさすがに現地で調達しているから、ハーフくらい何とかなるだろう、と時計をせずに走る回数が多いだけか。何も忘れずに走り始めたことなんてあったっけ？いざスタート、走りながら「暑すぎず寒すぎず、最高の気候だな～」なんて気持ちよく悠長に走っていたら、なんと一歩も歩いてないのに自己ワーストを７分も更新してしまい、かなりショック。やっぱり「練習しないでどこまでいけるか」という研究テーマはそろそろ改めねばならないのかしら。レース後は会場の公園で食べ物を買い込み、野外アフター。安上がりだし、まわりを気にせずしゃべれるし、これもいいな。アフター後は、今日の日の後悔と勢いを忘れぬうちにアート鈴木さんのもとへかけこみ、ＮＡＨＡ用シューズを選んでもらった。といっても多分ＮＡＨＡまで練習しないので、月曜からさっそく学校の上履きとして履き慣らし中。軽くて気持ちいいな！（走ろうよ）家に着いたのは９時過ぎ。２日連続で１４時間以上も家をあけてスポーツだなんて、秋だなあ～。他人事のようだけど。久々にこんな無茶ができたのも、今週は開校記念日と文化の日とで３日しか授業がないから。若かりし日はそんな後先は考えずにやりたいこと、遊びたいことをつめこんでいたが、いつのまにか守りに入る自分に歳を感じる今日この頃。明日は開校記念日なので、今度はスポーツの秋あらため芸術の秋を堪能する予定。ずっと行きたかった「相田みつを美術館」に行き、映画の日を利用してお涙ちょうだい系の映画ですっきり泣きたいかも。ついでに、どさくさにまぎれて、ずっと引き伸ばしにしていたインフルエンザ注射もさっさと終わらせたい。嗚呼、でもせっかくのお休みの日なのに、そんなことでテンション下げたくないかも。痛いらしいし……うわあん。でも、おととしインフルエンザにかかったときのことを思い返せば注射の痛さなんて痛くもかゆくもないんだけど。明日はせっかくの休みなのに、なぜか性分でゆっくり過ごすことができず、ＮＡＨＡの全額払い込みを含め、済ませたい予定は全部で１０個。全部達成するべく、明日も精力的に過ごします！

  2006.10.31

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• 自炊がマイブーム

  今年の夏休み、会社時代の後輩Ｍちゃんとダイエット合宿に行った。”プチ半断食プラン”で、朝は大さじ一杯くらいの玄米粥と梅干とお味噌汁のみ、午前中はけっこうハードな山歩き、しかし昼食は生しぼり人参ジュースのみ、２泊目の夕食からやっと回復食で和食、とかいう食生活＆岩盤浴や足湯、サイクリングなどあらゆるダイエット行動をした２泊３日だったが、その当時の結果的には１キロもやせなかった。 ……が、しかし。その２泊から食生活が変わり、一人暮らし歴最長の自炊ブームが続き、未だに続いている。おかげで２キロくらい減った模様。昨日はグリーンカレーを作り、おいしくて３杯もおかわり。わーい、やればできるのね、私！　大したものは作っていないけど、やっぱり外食やコンビニ弁当より、そりゃいいよね。いつまで続くかわからないけど、これだけ成果が上がればがんばれるかも。＊　＊　＊　＊　＊ 今日は午後いっぱい、みっちりカウンセリングの研修を受ける。こうして無料で勉強ができるのが、このボランティアのやめられないところ。実費で受けたら、今日一日で３万くらいかかると思うし。グループワークでは、８人の年齢や人生観などが書かれたシートが配られた。　　　「この８人プラス、（今日研修を受けている）６人の１４人でアラスカへ　　　　オーロラを見に行くことになった。みんなすごく楽しみに出発したが、       途中で飛行機が不調、墜落するも幸い全員が助かる。       しかし辺りは何もない氷原。       近くを通りかかり、助けてくれたエスキモーが、この１４名中５人を       そりに一緒に乗せて街へ行ってくれることになった、       そりは街に着くのに２０日かかるが普通に行けば助かるだろう、       残った９人には、５人分１０日分の食料を置いていってくれる、       さあ、あなたなら、誰が残って、誰を行かせると判断するか」という課題。まずは個人個人で考えて判断し、６人でつきあわせて判断基準を紹介し合う。その後、妥協しないように気をつけつつも、筋道を立てて相手を説得したり、納得した結果自分の考えを変えたりして、３０分以内に満場一致の結論を出すというディスカッション形式。おもしろかったのは、若いけど性格が自己中という男性を全員がさっさとそりに乗せて街へ行かせる判断をしていたことと、私以外の５人のみなさんが全員　　　「いけきょうをそりに乗って行かせる」と判断していたこと。私としては、現地に残って、救助への望みを持ちながらみんなと体を動かして働く気マンマンだったのに、　　　「将来のある若い人は行かなきゃ」　　　「残ったって助かるかわからないし」という。もう一人、シートの８人の中に１７歳の女の子がいて、私はその子も現地に残す判断をしていたのに、同様の理由で、他のみなさんは街に行かせることにしていた。私としては、　　　「自分ひとりが助かって、罪悪感を持ちながら生きていくのは嫌だ。　　　　それに私だったら体力にも自信があるから残りたい」となかなか納得しなかったのだが、　　　「無事現地に着いたら、いけきょうならすぐにてきぱき手配して、　　　　残ったメンバーも助けにきてくれるよ。だから、行って行って」　とおだてられ（？）、　　　「それなら責任を持って助けに来ます」とようやく納得、満場一致でそりに乗る５人が決まる。人それぞれ判断基準や重視することが違っておもしろかったが、私としては、ひとり身の自分より、ご家族のある年配の人に助かってほしいと思うのに、世間一般には　　　「若い人が生き残って将来活躍するべき」と思ってくれるんだなー、と。　それだけ若者（？）が期待されてるってことか。＊　＊　＊　＊　＊研修後、２時間の空きに買い物などしたりした後、当番に入る。今日は対面の方で、来月結婚予定という独身女性がやってきた。　　　「４０代半ばにもなってまさか結婚できると思ってなかったからうれしいけど、　　　　正直独り暮らしの気ままさも捨てがたくて、マリッジブルーになっている」というのが主訴。いろいろ話した挙句、　　　「でも、結婚してもしなくても１００％満足のいく生活なんてないんだし、　　　　実際結婚したら、世間体的にはめちゃくちゃ楽になると思いますよ！」と言ったら、そこが腑に落ちたらしく、　　　「そっか、そうですよねー！」と意を決していたようだった。しかし、こんな事例に感情移入して、相手の腑に落ちる言葉がスラスラ出てくる私っていったい…。

  2006.10.08

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• 東京マラソン落選（涙）

  結局実質倍率３倍くらいになっちゃって、ほんとにみんな走るの～！？というわけで、見事に落選しました。３ヶ月以上楽しみにしてたのに。頼みの綱は、１１月上旬の追加抽選。ぜひ当たりますように！今日で前期が終わりました。３連休、プラス来週の火・水が秋休みだけど、同職以外で休める人もいないし２期制はやっぱりイマイチなじまない。水曜日は日直も入ってしまい、結局普通に後期が始まりそう。今日が終業式で校歌を歌い、来週には始業式で再び校歌を歌っているのも、そもそもこんな時期に今日成績表を配っているのも、みんな不思議な感じ。最近は大した近況もなく。やっぱり飽きっぽい私のこと、環境が斬新だと書くこともあるけど、日々普通に過ごしている分には特筆すべきことはないのよね。転職したてのころ、書きとめておいてよかったな。あんな新鮮な目では、もう見られない。目下のところは、今年１２月のＮＡＨＡを、久々にまじめに走りたい。たった今、勢いで、１１月１８日の５時間走と、１１月１９日の多摩川ハーフを同時に申し込みました。一夜漬けどころか、塩もみ。これで２週間後に成果が出せたらすごいことだ。あとは、８月中旬に会社時代の後輩のＭちゃんと行った「ダイエット合宿」のおかげで、その後も食生活に気をつけていたら、２キロくらい減ったのでこれをキープして、１０分短縮したい。１キロ減ったら５分タイムが縮むっていうし。あー、マラソンの話題ばっかしてる場合じゃないけど。。。とりあえず、東京マラソン落選の悲嘆に暮れる今夜となるでしょう。では、今日はこんなところで。

  2006.10.06

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• 東京マラソン

  エントリー完了しました。朝は混んでてつながらないと思い、サッカー後半戦真っ最中の今ならつながるかと。サッカーに興味がない証拠かしら。でも明日子どもに聞かれたら、おそらく熱狂して見ていたことにするけどー。制限時間７時間で２万人ときたら、確実に抽選になることでしょう。当たりますように！

  2006.06.18

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• マラソンはＳかＭか？

  先日あった飲み会で、　　　「いけきょうは絶対Ｍだよ～」と女友だちに口々に言われたので　　　「そーかなあ。私は（自分では）ぼけよりツッコミだと思ってるし、　　　　Ｍって『いためつけられるのが好き』ってやつでしょ？　　　　そんなことないと思うけど」と思っていた。その話を、昨日道中で知り合ったランナーにしゃべっていると、　　　「あー、おれもＭってよく言われる。マラソンやってるからじゃない？」といわれた。そうなのか？しかし思うに、マラソンって　　　「いためつけられる自分が好き」っていうより、　　　「自分の体を自分でいためつけている過程が好き」っていうほうがしっくりこない？ってことは、マラソンの醍醐味をよく知らない人にとってはＭっぽく見えるけど、実はＳじゃないのか？　と思ったら、急にしっくりきた。ほかのランナーのみなさん、いかがでしょうか？ＰＳ．「がんばってる自分が好き」という意味では、「ランナーはナルシストが多い」とよく言われるのは納得できるし、自分でもそう思う。「どうして走るの？」という素人さんからの問いにうまく説明するのは誰しも永遠のテーマだと思うけど、「自己満足のため」といえば、一応納得してもらえるしね！

  2006.06.05

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• 実は

  ６月３日に、しまなみ海道に出てました。自信もなかったので２人くらいにしか公表せず、密かに実行してました。ご一緒したのは、島マラソン同志のＭちゃん。すっごく楽しかったけど、結論を言うと、私は８０キロで断念。Ｍちゃんは無事時間内に完走！フルなら練習しなくても完走だけなら絶対何とかなるけど、１００キロは次元が違いました。「練習しないと無理」と初めて体感したかも。でも、道中自体はすごく楽しかったけど。今帰宅し、明日は学校なので、詳しくは今週中に更新します。おめでとうＭちゃん！　では、おやすみなさい。

  2006.06.04

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• 判断って難しい！

  このたび５月２７日（土）の予定だった運動会が雨天で流れ、土曜日は月曜日の時間割で通常授業。この時点で、明日の山中湖の棄権が決定。おそらく６時半頃には運動会を実施するかどうかが決まるが、決まってから家を出ても、ギリギリで間に合わないのだ。だったら日曜日にぜひやっちゃいたい、と思っていたのに、なんと日曜日も朝から雨。保護者へのお手紙では、日曜日は雨だったら学校は休みで、火曜日以降雨天順延になると知らせてあったので、従来なら朝、雨がざーざー降っていた時点で休日となるはずだった。しかし、近頃のご時世、学校もサービス業。開始時間を遅らせてでも、なんとかお父さんに子どものがんばる姿を見せてあげたい！ということで、６時半頃に校長から各自電話があり、「運動会を実施する方向で、朝７時半には出勤するように」とのこと。まだかなり雨が降る中、家を出て学校へ向かう。こんなに降ってるのに、ほんとに止むのかな……。７時半に、職員室に全員集まると、外は雨。職員も、どことなく「なんでこんな雨の中出勤なんだ」という雰囲気。一向に止む気配はない。管理職は無言でアサヒコムのレーダーに釘付け。結局、「９時までにやまなかったら、午前授業で家へ帰す」という判断が下され、１時間目はとりあえず通常授業となる。……が、やまない。校長も校庭をうろうろと歩き回り、迷っている様子がありあり。９時まで待ってやまないので、決断して、今日はやらないからあと数時間で子どもを家に帰します、と連絡網を流したところ、、、その１５分後に雨は上がり、太陽まで見られる始末。普段クレームの少ないことが自慢の我が校に、次々と「校長の判断が悪い」「午後からでいいからやればいいのに」「そもそも朝雨が降っていた時点でグラウンドがぬかるんで無理なはずなのに　なぜ子どもを学校によこしたのか」「延期は次の土日にすればいいのに。なんで平日なんだ」などの電話が続々。ＰＴＡ会長まで校長室に直談判に来て、ほんと大変そう。そして、私たちは授業なのだ。子どもたちにしても、もう７日連続で学校に来ていて疲れていると思い、今日の音楽は、フローリングの床に寝そべって、優雅に音楽鑑賞でもしよう、と思って音楽を流す。……と、気持ちよさそうにしていたのもつかの間、ものの３分で飽きてきてもぞもぞ。５分後にはがやがや。しまいには、「ジンギスカンが踊りたい」とまで言い出す始末。どこまで元気なんだ。さすが子ども！それにしても、私たちとしても、ほんとやっちゃいたかったなあーーー。応援団の子も、鼓笛隊の子も、お父さんやお母さんに見てもらうために休み時間も削って毎日練習に励んで来ただろうに。水曜日開催で、お昼も教室へ入って給食じゃあ、楽しみ半減、興ざめ。６年生なんて、最後の運動会なのにかわいそうだなあ。＊　＊　＊　＊　＊というわけで、土、日と授業をしてしまったので、月、火と振替休日。これはこれで、久々の平日休みというのは何ともすがすがしい。銀行の窓口でしかできない処理をやっとしたり、じゃんじゃん買い物したり。今週末に旅行に行くからと、気前よくいろいろ買い込む。しかし、先に休んでしまったので、休み明けの明日は運動会、その翌日は６時間授業と続く。今日は早く寝なくちゃ！それにしても、ここのところの天気、まるで梅雨みたい。この前の１年生の遠足も雨だったし、５月中も雨が多くて体育館での練習ばかり。学校泣かせの天気だったなあ…。明日こそは絶対晴れますように！！！（そうしないと、だんだん週末の自分の旅行にひびきそうで怖いわ。　思いっきり自己都合だけど（^^；）

  2006.05.30

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• ３行書くということ

  かつて読書嫌いだった私だが、今年に入ってからすいすいと何冊か本を読んでいる。いちばん最近読んだのは、尊敬する江村林香さんの「まずは小さな世界で１番になる」だ。数あるビジネス本の類に入るのかもしれないが、私にとってはまだ２つ前の小さな会社を経営していたときからずっとファンなのでひとりの女性のエッセイ、という感じで読んだ。その中に書かれている営業の心得として、「営業日報は、一社につき３行以上書くこと」というものがあった。飛び込み営業担当者にとって、「担当者不在、同、同、同……」といった日報は何の意味もなく、仮に不在だったとしても、会社の様子や活気、社員の動きや応対など、見てきたことを日報に残しておくというもの。思えば、「３行書ける」ということは、けっこう大事だな、と今日のカウンセリングの当番の報告書を書いていてふと思った。今日は短い時間のものを５人担当したのだが、後からまとめて書こうと思っていたところ、２人目の人の記憶がほとんどない。時間が経ってしまっているので、最初のほうの人だったから仕方がないとはいっても、本当に私、ちゃんとその人と向き合って話していたのか？と疑わしくなる。５件ともご本人の許可があって、大まかな話題をメモしながら聞いていたので、どんな話をしたのかはそれを見ればわかるのだが、声の感じとか、雰囲気とか、全然残っていない！　これってどういうことー！？今日は始まる前にカフェインを飲み、ちゃんと万全の態勢で臨んで一人ひとりじっくり聴けたような気がしていたのに、ちょっとショック。そして、明日の朝校長に提出するために、今書いている週案にしても然り。来週の予定を立てるのはそれほど苦もないのだが、いちばん下にちょこっとついている「今週の所見・反省」欄を埋めるのにいつも必要以上に時間がかかるのだ。これだって、すいすい書いている先生は、子どもの様子や気に留めたことなどを残しているだけなのだが、いつも一週間のことを掘り起こして書くネタを探すのに苦労しているっていうのは、何も考えずに日々過ごしているのと同じかも……。この日記にしても。最初の頃は毎日ネタに事欠かなかったのに、最近は「書くことがない」っていうのは、だんだん漫然と過ごすようになってきちゃった証拠かも……。というわけで、ちょっと気づきになりました。毎日とはいかなくても、一週間に一度くらいは、何でもいいから思いや気づきを少なくとも「３行」くらい、書き残せる自分になりたいものです。＊　＊　＊　＊　＊さて、ＧＷも終わり、明日からまた仕事の日々だ。なのにこんな時間に何やってるかといえば、ＧＷ中にやっときたいなーと思った雑務に、重ーーーーーい腰上げて取り掛かってるところ。あと数時間で授業も始まるというのに、何やってんだか。「いやなことは先にさっさと済ますべし」というのは、同じく江村さんの本にもあったし、それ以前に日頃から私も理想としては思っているのだが、ついつい先延ばしにして、いつもギリギリになってから手をつけてしまう。「やらなくちゃーーー。はーーー」と気にかけている時間と労力がほんっとに無駄。あー、ばかばかし。とはいえ、さすがギリギリなだけあって、ものの２時間ちょっとで鼓笛隊の名簿、運動会当日までの練習予定表、「ビリーブ」の歌詞を模造紙に書いたものなど、着々と進んでいる。あとひとつだけ片づけたら、寝よっと。ネットサーフィンの誘惑とかにうかうか引っかからないように気をつけねば。

  2006.05.07

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• なんとかリベンジ

  長野マラソンに出場してきました。延べ３回目ですが、去年は最終関門を十数秒前にかろうじてすり抜け、制限時間５時間のところ、５時間６分台のお情けゴールだったので、今年こそリベンジしたい！というわりに相変わらず何も練習してなくて、しいてあげれば荒川で友だちのペースで走ったおかげで、少しゆるゆるした練習になったことと、その２週後の幸手桜マラソンに観光目的で参加したことでちょっと走る感覚を思い出していた程度。２０代の頃は、まったく練習していなくても、４時間台で絶対完走できる根拠のない自信があって、実際そうだった。なのに、ここのところ気力体力が落ちてきたのか、制限時間や目標に届かない結果になることが増えてきたので、今回はめずらしく前の晩から緊張し、「完走できなかったらどうしよう～。私は落ち込んでないから引かないで～」と何度も宣言して、メンタル防御。実際走り始めた直後、緊張のせいか２キロ早々でどうしてもトイレに行きたくなり、「トイレ」の看板に迷いもなく近づいていくと、スタート前に行きそびれた人が多かったのか、なんと７分も待ち、さっそくものすごいタイムロス。しかも、トイレを終えて道路に出てみるとええーーー！？だ、だれもいない……。遠くを見ると、バラついた最後尾が遥か彼方に見える。ここでスパートして一気に追いついたら完走は無いと思い、気を取り直してキロ６分半くらいでマイペースで走り続けると、５分くらいで無事最後尾に追いつき、あとは抜く一方だったのでけっこう気持ちよくて、最後尾を取り合う気持ちがちょっとわかった。レース中は、９箇所もある関門のタイムが絶妙に設定されてて、それぞれ１０分前くらいにくぐりぬければ、何とかゴールできる。しかも、関門と関門の間の時間も、無理のない、何とかがんばろう、と思える時間。（次の５キロまで４０分とか）そんなわけで、気合いと根性だけで足や肺を動かし、なんとか４時間５７分台でゴール！をを、今回は何の根拠もないままの時間内完走、よくやったよ。我ながら満足！＊　＊　＊　＊　＊次の目標は、大方のみなさんにはまだ未公表なのでここには書かないでください。多分あまり練習しないまま迎えてしまいそうだけど、山中湖とか、あといくつか小まめにレースを入れて、練習と代える予定。長野でお会いしたお二人にはなぜか口がすべってしゃべってしまいましたが…。ほんとに出場したら、またご報告します。

  2006.04.16

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• がんばるの、やめました。

  特に深い意味はありません。今週末の荒川マラソン、雨も降りそうだし、「がんばって走るのやーーめた」という宣言です。ちょうど、初フルマラソン兼、運動すること自体久々、の高校の同期の友達が出場するので、一緒に伴走することにしました。次の日卒業式だから、どっちみち不安だったのよね。今年の歌は伴奏が難しい曲だから間違えたくないし、そのためにも不安材料を残したくないし、何より単純に練習不足だから、現段階では５時間半を切るのもままならないし、だったらいっそ、伴走しようかと。とかいって、本人に置いてかれるかもしれないけど。荒川は完走証に写真が載るから、二人で一緒に万歳するか、ガッツポーズするか、握手するか、どうやって写ろうかな～！………なんだ、このお気楽な悩みは。というわけで、ラブドリメンバーには多分会えないと思います。７時間いっぱい、時間かけて走るし。お花見の日は、今のところ予定があるけど、動かすつもり。完全に私用の業務連絡になってしまいましたが、この辺で。

  2006.03.15

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• のど元過ぎれば

  無事に所見も終わり、胃にも財布にもやさしい質素な食生活に戻り、ほっとひと安心。ふうやれやれ。毎度学ばない展開だったが、終わってしまえばこっちのもの。担任の先生は、私が渡した所見も含めて、今せっせと手書き中なので一足早く終わった私は、今日はのんきに時間休を取って早退し、バレンタインにもらった手作りチョコへのお返しのお菓子作りに励む。明日はホワイトデーだからね。７人の子にもらったのだが、６年生も含むのでみんなけっこうな腕前。中には、板チョコが入ったさくさくのパイをくれた子もいて、「これ、小学生が作ったのぉーーー？」と思うくらいおいしかったので、少なくとも私はそれを上回るものを作らねば（負けず嫌い）、と、久しぶりに作る「サンフロランタン」。似たようなお菓子がよく市販されているけど、スライスアーモンドとキャラメルをまぜたものが、タルトの上にかかっているようなお菓子。せっかく重い腰をあげて作るのだから、ということで、一気にタルト型３枚分も焼き、職場にも分けられるようにカットし、子ども用のはラッピングもして、すべて完了。あーー、達成感！！毎日の食事は、自分が食べるだけだから気分が乗らないけど、お菓子は人にもプレゼントできるし、見た目もきれいだし、粘土細工や彫刻かなんかを完成したかのような気分になれるから好き。はっきりいって、お菓子作りのほうが料理より好き。明日、みんなにお返しするのが楽しみだな。＊　＊　＊　＊　＊授業のほうも、冬休み中に残り時間をせっせと計算していた甲斐あってほとんど終わり、今は卒業式の練習が必ず日課として入っている毎日。去年も今年も卒業式で、歌の伴奏以外にＢＧＭも担当するのだ。卒業証書を授与する３０分くらいの間、わが校では毎年恒例の生演奏。たまたま生演奏ができる学校ですごくよかった！１月末にリクエストを取り、自分の得意な曲や雰囲気も合わせて、時間を考えながら、各クラスの最終児童のときにぴたりと合わせてやめられるように整えるのだ。コブクロの「さくら」、レミオロメンの「３月９日」、亀梨和也の「絆」、「乾杯」、「遠い日の歌」、「贈る言葉」、……今のところ考えてる曲目はこんな感じ。ＴＳＵＴＡＹＡでＣＤを借りてきて、２・３回聞き、弾いてみて「ちょっと違うかな？」と思うところだけ直せば完成。先週金曜日に、一度試しにひいてみたところ、なかなかよかった。みんなリクエスト曲がいっぱい入っていて喜んでいる様子。おやくそく通り、楽譜を何も見ないで弾いていることに驚いてくれる子もいて、ますますやりがいを感じる（笑）。生まれつき特技（？）の絶対音感。一度聞いた曲は、大体ひけるから、わりと便利。そう、おととい家族で中華街で食事したときにも話題になったけど、ほんとつくづく「芸は身を助ける」とはよく言ったものだわ。まさか私が趣味のピアノを使って仕事をするとは夢にも思わなかった。しかも、ただ弾くだけじゃなくて、耳コピーしたものをＢＧＭとしてつなげて弾けるなんて、特技さまさま。先週金曜に初めて試したのだが、子どもの名簿を見ながら、難しい曲が続きすぎないように、単調な曲が続き過ぎないように、オクターブでひいたほうがきれいだけど、子どもの門出に間違えたりしないように簡単なわざできれいに聴かせるようにしたり、最後は音をだんだん大きくして「以上○○名」と同時にかっこよくフィニッシュできるようにしたり、と持ちゴマの曲を組み合わせていく。そう、この流れってなんかに似てるな～、とずっと思っていたのだが、フィギュアスケートだ。確かフィギュアも演技の途中で技を変えたり、組み合わせたりするんだったはず。ピアノの生演奏も同様で、「３月９日」をひこうと思っていたのに前の曲が延びて１組の最後にうまくひけなかったから、２組の前半の曲をまいて短くして、２組の最後に「３月９日」を入れよう、とか、予行練習のたびに曲目や順番が変わっている。しかし最後の子が椅子に座るとともに曲が終わるのはいつも同じ。ピタッと終われると、私も気持ちいい！あと丸一週間で卒業式なので、授与に邪魔にならないくらい自然に、かつ子どもが気づいて感動できるように、もうちょっと練習しよっと。＊　＊　＊　＊　＊卒業式の前日は荒川マラソンですが、くれぐれも無理をしないように臨みたいと思います。せっかく土曜日に美容院にいくから、月曜日の卒業式まで髪のセットがもつように（笑）。少なくとも、ピアノのペダルを適切に踏める感覚くらいは残せるように。高校の部活のメンバーで参加するので、いつものメンバーと合流できるか分かりませんが、道中でやる気のない私を見たらお声をかけてください。とりあえず、長野へ向けてのトレーニングになる程度にはがんばります！

  2006.03.13

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• ちょい壊れ気味

  以前は、守れていたかどうかはさておき、毎日いくつかずつ〆切がある仕事をまがりなりにもやってきたのに、最近は年に２度しかない成績処理の〆切に追われて、生活まで壊れる始末。人間は低きに流れるのねー、と痛感。もうあのころの生活には戻れないなあ。＊　＊　＊　＊まずは、食の中枢が壊れ気味。１月から今まで、ダイエットと節約の目的を兼ねて、家で自炊する生活を２ヶ月続けてきた。「節約」まで含めたら調子に乗ってきて、ペットボトルのお茶ひとつ買わずに、家でわかして水筒につめて持ち歩いたり、食事も給食の残りの牛乳やパンをいただいたり（どうせ捨てるものなので）かなり我ながら徹底していたところ、先週皇居を走ったあとに体重計に乗ったら２．５キロも減っていた！　わーい！！……と思っていたのに、翌々日くらいから成績のプレッシャーが始まり、ストレス痩せではなくストレス太りする体質の私は、おもしろいように、ある日を境にドカ食いが始まり、食べる食べる。胃がおかしくなりそう。いわゆるリバウンドってやつか？職員室でも、配られたおかしを食べずに、持って帰って朝食べたりこっそり他の人にまわしたりして２ヶ月がまんしてきたのに、金曜日の夕方には、男性職員に配られたクッキーやひなあられを一気に食べ、朝ごはん用にいただいた給食のパンを２個とも食べ、帰りに寄ったコンビニでは、目についたおいしそうなものを全部かごに放り込んで、菓子パン２個とポテトチップ１袋とフランクフルトとみたらし団子を全部食べてしまった。ポテトチップなんて、買うこと自体数年ぶりだよ。翌日以降も続き、今にいたる。「こういうときに、がまんしても身体に悪いしー」というポリシーで食べているのだが、これだけ食べたらさすがに身体に悪そうだ。今週末には全部終わると思うけど、その後体重計に乗ったらきっと元のもくあみだなあ…。うわあん。＊　＊　＊　＊食の中枢が壊れるとともに、変な夢まで見る始末。ある朝は、起きたらうなされて、寝汗をかいていた。たしか、友だちが乗っている飛行機が落ちた夢。飛行場で誰かと一緒に友だちの乗る飛行機の到着を待っていたら、急にすごい音がして建物に飛行機が突き刺さってきた。乗っている友だちはもちろんだめだろうな、と瞬時にさとった上、すごい勢いで火の手があがってきたので、一緒に待っていた人の行方を気にする間もないまま、自分ひとりで恐怖の中を走って逃げているところで目が覚めた。………私ってば、よっぽど追い詰められているのね～。って、この夢を見たときは、まだ成績シーズンが始まろうか始まらないかっていう、序盤だったのに。我ながら弱すぎ。＊　＊　＊　＊もひとつついでに、「怖さを感じる神経」もぶっとんでいる。昨日は学校にこもって、図工室においてある子どもの作品を机に次々並べて成績をつけていたのだが、気づけば夜の１１時。もちろん周りには誰もいなくて、私ひとり。警備会社には鍵をあけてあることを連絡してあるし、別に心配は何もないんだけど、同僚や友だちに話すと「そんな時間まで誰もいない校内にいられること自体おかしい」とのこと。そうかなあ？そもそも私は、怖いと感じる神経がもともとなくて、肝だめしとかしてても怖がったことがない。大学のサークルで、くじびきで男女ペアになるも、「きゃー、こわい」とか言えない。言わない。だって、本当に怖くないから、どれくらいのレベルで言ったらわざとらしくないのかがよくわからないので、だったらいっそ言わないほうがいいかと思ってさ。ますますかわいげのない私。夜１１時に教室の電気がついていたら近所の人に通報されそうなので（されてもやましくはないけど）、へたに電気をつけないほうがいいやと思い、まっくら闇の中をスタスタ歩いて４Ｆへ。同僚の、霊感の強い先生が、「ここは何か感じるよ～」と言うために何人かの先生が恐れている渡り廊下の角のスポットを歩いても、「ほんとにここにいるの～？」とペタペタ触ってみたりできちゃう。＊　＊　＊　＊そんなこんなの毎日です。ひとまず今晩で峠を越えるので、今からもうひとがんばりして、３時間は寝ようっと。明日は卒業生が自主的に開く、謝恩会もどきの会があるので、眠い目をこすっているわけにもいかないし！では、気を取り直して仕事にかかります。書いている間に、ますます胃がもたれてきたかも……。（書いていることはすべて事実ですが、実際の壊れっぷりは　たぶん書いているほどのこともないので、ご心配なく！）

  2006.03.05

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• 卒業ＳＯＮＧ集

  図工の時間は、楽しい音楽をかけると発想が柔らかくなるからよい、という説があって、日頃から曲をかけながら取り組むことが多い。先生方によっては賛否両論だろうけど。以前にも、粘土をしながらウォーターボーイズの曲をかけたらみんなノリノリで粘土を裸足で踏んだり上から投げつけたりブルーシートの上で踊りながら巨大な作品を作ったこともあったし、９月にはドラマの主題歌を集めて流したら、「授業じゃないみたい！」とすごく喜んでウキウキと取り組んでいたこともあった。後者は、いいんだか悪いんだかわからないけど。ところで、時は２月、６年生の図工の授業も残りわずか。ということで、突如思い立って、卒業ＳＯＮＧをツタヤでひたすらレンタルしてきた。・３月９日（レミオロメン）・乾杯（長渕剛）・さくら（森山直太朗）・さくら（ケツメイシ）・桜（コブクロ）・卒業写真（松任谷由実）・卒業の歌，友達の歌。（１９）・空もとべるはず（スピッツ）・secret base～君がくれたもの～（ZONE）・卒業（ZONE）・Best friend（Kiroro）・また会える日まで（ゆず）・贈る言葉（海援隊）・卒業の日（サスケ）・花（オレンジレンジ）・時代（中島みゆき）ざっとこれだけ集めてまとめた、ＭＤとＣＤを作ってみました。なかには「卒業ソング？」と思うようなものもあるけど、「乾杯」なんかは、担任の先生の結婚式のためにみんなで準備した思い入れがある曲みたい。１ヶ月くらい前から、「卒業といって思い浮かぶ曲って何だろうね～？」と、図工室掃除の子たちにさりげなく聞いてみたところ、いろんな子から出てきた曲たち。中には「考えただけで泣きそう～」とうるうるしていた女の子も。そして、そんな曲たちを全部集めて私がＢＧＭを作っているとはまさか誰も思っていないだろう。根っからのサプライズ大好きな私！最後の授業のときに、一年間にかいた絵を製本して表紙でも作りながらさりげなく流して、泣かせてみせようホトトギス。まだ２月なのに、しかも明日は３年生の引率補助で朝早いのに、考えただけで楽し過ぎて、ついこんな時間まで延々と編集してしまった。あーー、早く流したいな！！！楽しみ。ドーパミン全開過ぎて、わくわくしてきたから、眠れないかも…。

  2006.02.09

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• 書きぞめ

  なんと。あと１日で１月も終わりではないか。遅ればせながら、今年の抱負でもあげてみると、「とにかく、おちつく」という感じでしょうか。頭の中で何ステップも飛んでからしゃべるために話を聞いてなかったのかと驚かれる思考回路も、一日に午前・午後・夜と３件まで予定を入れるスケジュール管理も、しゃべりかたも、立ち居振る舞いも、プライベートも、何もかも。「なにもかも」というと、何もやらないのがオチなので、とりあえず、５分前に集合場所につくことと、早口を意識して減らすことあたりから。ついでに、「今年こそ１００キロ」も毎年備忘としてあげておく。＊　＊　＊　＊　＊なんと。今はまっているマイブームは、部屋のかたづけ。といってもまだ、小ぎれいなみなさまがたの家ほど片づいたわけじゃありませんが、床の色を忘れて、綿ぼこりの色だったっけ？と思うようなすさまじい環境から徐々に脱出しつつあります。今週だけで、４５リットルゴミ袋を６コ出しました！この調子だと、３年前の引っ越し以来ずっと空いていない、残る２つのダンボールも、春休みまでには開かれて撤去されるかも。その暁には、どうぞみなさん遊びに来てください。（そうしないと、またすぐもとのもくあみに戻るから）＊　＊　＊　＊　＊近況としては。２７日。なおぴょんの誕生日をお祝いするべく、ＫＩＨＡＣＨＩへ。レディースコースはレディース同士じゃないと食べられないし。ここのコースは最後のデザートが１０種類も出てきて見目麗しく、最高。人の誕生日のお祝い会だという目的を忘れそうなほど、私自身が楽しくおいしく、胃も心もおなかいっぱいになって、幸せ。２９日。比較的温かく、小春日和。なのに、雪の被害にあう。私の車はキューブ、よって天井真っ平ら、というわけで、雪が降ったのは２１日（土）の話なのに、今朝乗ろうとしたら天井に１５センチくらい、均等に雪がつもっている。まあ、走り出せば何とかなるでしょ、と思い走り始めると、後ろから「どさっ。どさっ」と音がする。バックミラーを見ると、坂を上る間に５秒おきくらいで雪の固まりがどさどさ落ちてくるのが後ろの窓から見え、後ろの車も私と距離をとっているのがわかる。この晴れた空のもと、かなり大きい雪の固まりを道路に落として走っていると、下り坂にさしかかったところで、ついに、フロントのボンネットに５０センチ四方くらいの固まりが落ちてきて「ごん」といった。きゃーー、今の音、絶対傷ついたよ。後で車を降りてみてみると、真ん中のほうなのでよく見えない。どっちみち大して目立たないということか。よかったー。でも、傷ついてるかも。そう思うくらいでかい、氷の固まりでした。教訓、雪かき雪おろしはまめに行いましょう。そんな感じです。今年もどうぞよろしくお願いします。

  2006.01.30

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• 人のイライラしどころ

  やらなきゃいけないこと（掃除とか、まるつけとか）があればあるほど意味のないネットサーフィンにはまってしまうのは何故だろう。「テスト前の掃除」っていう言葉が誰に言っても通用するくらいだから誰にでもあることなんだと思うけど。かれこれもう４時半だわ。今年の楽しいイベントも全部終わってしまったし、来年の遠征レースはどこがいいかなー、とＲＵＮＮＥＴや海宝ロードランニングのページをながめながら、ふと今年のＮＡＨＡについて思い出した。ＮＡＨＡは今年で３回目（４回目？）。沖縄上陸だけ数えるとヨロンも入るから１０回くらいいってると思うのに、毎回楽しいのは、メンバーに恵まれているからだなー、などとしおらしいことを思ってみる。毎回、総勢５～１０人くらいのツアーになるのに、仲間割れしたり大きいケンカになったりしないなんて、仲良くやってるなーと思うよ。ひとごとみたいだけど。高校の修学旅行でさえ、意見がわかれて夜大ゲンカになっているグループもあったのに。＊　＊　＊　＊　＊そんな中、人のイライラしどころが見えて、なかなかおもしろかった。（悪趣味）特に、ちょっと日中会ったくらいじゃ見えないところが、旅だと露呈する。「そういう自分はなにさ！」といわれる前に、何より先に自分のイライラしどころはというと、やっぱりいつにおいてもプロっぽさのなさ、とくにホテルの人の手際の悪さだな。みんな疲れて待っていて、早く部屋に入りたそうにしてるのに、書くべき書類はなかなか出てこないわ、朝ご飯の説明はもれてるわ、こっちの説明（途中で人や部屋が変わったりするから複雑なんだけど）はわかってもらえないわ、紙に書いてまで説明したのに「これって７人じゃないんですか？」とか言われるわ、もーーーー、いいかげんにしてよっ！という殺気とオーラが爆発。ようやく、やっとのことで全部の説明が終わって、「お部屋までご案内します」というので、「自分で行くからいいです」と言ってしまった。せっかくの、珍しい高級ホテルだったのに。こんな待遇めったにないのに。でもさ、あんなにフロントに人数がいるんだったら、前もって書類を用意しておくとか、説明は一つひとつ思い浮かんだ順にするんじゃなくてフローチャートを用意しておくとか、してほしいよ。きーっ。ホテルじゃないけど、以前ＦちゃんとＯさんとの沖縄ツアーでティンクティンクを見たときに、「あの、こなれていないトークは何なのー？！」と激怒していた私。ＯさんとＦちゃんは「あのたどたどしさが（かわいくて）いいんじゃん」といってたけど、お金をとってショーをするのに、トークに詰まったりセリフや歌を忘れたり、それを照れ笑いでごまかしたりするのってどーなの？と思ってしまう。了見が狭いのかしら。そんな私のイライラしどころはこの辺にして、Ｋちゃんは初日のドライブ後半、相当イライラしていた（よね？）。疲れていたり、眠かっただろうっていうのもあるけど、あれだけメンバー全員が「代わろうか？」っていうほどのオーラを出すのもおとなげないですよ（笑）。トイレ待ちなどでなかなか全員集まらないときにも、ため息をついたり床を蹴ったりしてて、おちおちゆっくりトイレにもいけないよ、と内心びくびくしてました。（大げさ）きっと、車については、沖縄のドライバーが必要以上にゆっくり走ってたり急に車線変更してきたり、交差点の真ん中で止まったり、疲れたのに誰もわかってくれないよーと思ったりしていたのでしょう。人は変わって、Ｋさんは、今年じゃないけど、飛行機がどんどん遅れていく電光掲示板を見ていたとき、かなり殺気を感じた。＊　＊　＊　＊　＊私が崇拝する田中千穂子さんの著書（どの本か忘れた）で、　　「人は、毎日無理して無視しているものが投影され、　　　それができない人を見るとイライラする」という一節を読んで、ものすごく納得したことがある。自分だって、道路交通法なんて無視してカーーッとかっ飛ばしたいけど　（そういう欲求が、無意識のどこかに存在するけど）、　その気持ちを押し殺して交通法を遵守してるのに。自分だって、仕事に忙殺されて手いっぱいなときも、相手が不快に思ったり　迷惑がかからないように、ということを真っ先に考えて対処してるのに。自分だって、時間厳守するのなんてもう瀬戸際限界いっぱいなのに、　こんなに簡単に時間を変更していいわけ？とか。上述の本では、仕事ができる女の人が、泣く子もあやせない専業主婦を見てイライラする、女の敵は女であることについて、「自分だって、仕事がてんやわんやで手いっぱいで、本当は泣きたいよ。　それでも何とかやっているのに、たかだか子育てくらいで、しかも　簡単に涙も見せちゃって愚痴もいっちゃって、そんなの一番許せない！」という心理を書いていて、なるほどぉーーーーーと思ったのでした。なんか固っくるしい話になってしまいましたが。そう考えると、殺気を出さないそれ以外のメンバーは偉大だなー。Ｋちゃん、Ｋさん、来年はがんばって大人になりましょうね。私も。ＰＳ．Ｋさんって、ＫＮさんじゃないよ、もちろん。

  2005.12.17

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• 平日を長く過ごす

  アフターファイブにおっくうがらずにぱっと出かけて、非日常的な平日を過ごすと、一日がすごく充実して長く感じる。というわけで、行ってきました、トリエンナーレ２００５。クリスマス前の金曜夜に、ひとりで山下公園付近をうろうろするのは暴挙かなー、と思ったけど、トリエンナーレはひとりで見るものなのか、同じく単独で見に来ている人が大勢いた。っていうか、すっごく混んでてびっくり。現代アートに１８００円も払おうと興味を持つ人がこんなにいるのか。終了日間際っていうのもあると思うけど。入口からさらにバスに乗り、会場に入ると、雰囲気は文化祭さながら。芸術大学か高校の、大型文化祭に来たって感じ。全体の雰囲気には圧巻されてへええと思えるけど、一つひとつの作品を見ても「これのどこが芸術的なの？」とわからないものだらけ。その中でもいいなー、と思ったものはあり、３つほど、何度もそこへ戻っては中へ入って、時間と空間の織り成すわざにぼーっと見とれた。この「ワカラナイ感じ」が意外といいのかも。閉館まで２時間ほど、ワカラナイなりに飽きずに楽しく過ごせました。しかしまあ、こういうセンスや感性を持っている友だちが身近にほしいな。トリエンナーレにはずっと前から行きたかったけど、自分もワカラナイものに、友だちをなかなか誘いにくい。お芝居にしてもそう。私自身は好きだけど、よさを言葉にしにくいものの魅力を、友だちに説明してその場所まで連れていくのってむずかしいな。会場に行ってみて「なにこれ。しーーーん」となるのも嫌だし、映画も美術館もお芝居も、ひとりで行ったほうが気が楽かも。もちろんカップルで見に来ている人もけっこういたけど、とくに１０代に見える若者なんて、「どっちが先に見に行こうって言い出したんだろう～？」とか思いながら見てしまう。でも別に芸術がわからなくても、一緒にその場にいるだけでいいのかな。夕食には、近場のエスニックレストランを外から見てみるとカウンターがあったので、思い切って入ってみたらかなりおいしかった。ひとりでレストランに入れない、っていう女の子友だちがいっぱいいる中こんなにすんなり入って、しかもおいしく楽しく過ごしている私。２１時ギリギリいっぱいまで会場にいて、夕飯食べて、みなとみらい線に乗って、ようやく家についても、まだ１６日金曜日。うん、すごく非日常感。また時々、こうして出かけようっと。ひとり映画も好きだけど、最近行ってないなあ。

  2005.12.16

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• あるある探検隊

  今日、２年生のお楽しみ会に招待され、たまたま空いていたので参加してみました。「なんでもバスケット」の後に有志のコントがあり、かわいらしい男の子が２人出てきて、あるある探検隊をやっていた。「先生かきじゅん間違える！　あるある探検隊！」………がくっ。親子ともども大ウケしてました。私もウケました。すごいわ２年生！

  2005.12.07

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• 今年の走りの振り返り

  おとといから昨日にかけて、毎年恒例強行一泊プランでＮＡＨＡマラソンに行ってきました。今年ほど日頃走っていない年も珍しいけど、何とか５時間５分５５秒で完走。奇特なタイムだ。そこで、２００５年の走りについてふり返ってみます。ちと早い気もするが、あと数週間待ったところで結果は同じだし。走行距離（１年間累積）　　２２４．９８７５キロ内訳　　　青梅　　　　　　　３０　　　　　長野　　　　　　　４２．１９５　　　　　山中湖　　　　　　１３．３　　　　　野辺山２４時間　　１６　　　　　五島列島　　　　　２１．０９７５　　　　　こどもの国　　　　２８．７　　　　　丹沢ハイキング　　１３（これすらちゃっかり入れてる）　　　　　勝沼　　　　　　　１０　　　　　ＮＡＨＡ　　　　　４２．１９５　　　　　その他練習　　　　　８．５……以上で、今年の走りのすべてです。少なっ。でも、いつのまにか２００キロ超えてたのか。超えてないと思ってた。おかげでここのところのフルは５時間をずっと切れず。いつぞやの栄光はどこへ行ってしまったのでしょうね？そろそろ、４月の長野あたりで、せめて４時間半を切りたい。それにはやっぱり練習しかないの？　前は練習しなくても切れたのに。年明けくらいから、駒沢に再び通い始めようか……かーがつくから考えよ。よーがつくからよした。（←最近の子は言ってないな）

  2005.12.05

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• 嗚呼、スペシャルハイテンション

  久しぶりの日記。思ったことをつれづれなるままに。まずは、ドーパミン大放出、家についた今でも手がわなわなしてるほどのハイテンションの引き金になったのは、中学時代の恩師とばったり会ったこと。夕方１８時半からの時間外研修、迷ったものの役立ちそうだったので申し込み、電車で４０分くらいの会場へ到着、予想どおりとても有意義な研修をきいて心新たに部屋を出ると、某区の校長会が開かれていた隣の部屋から絶対に絶対に見覚えのあるＳ木先生が。声かけようか、どうしようかと思い悩むも、言わずに後悔するより言って後悔したほうがいい！と、思い切って「失礼ですが、Ｓ木先生ですか」と声をかけると、「そうですけど、何か？」との答え。思わず、「わーーーー！！　私、Ｋ中で先生に習ってました」と言うと、「そうおー？何か覚えてることある？」と聞かれたので、「もちろんです！　殷、周、春秋、戦国、……って歴代の中国王朝を　暗記させてくれたおかげで、今でも役立ってます！」といったら急に顔がほころんで、「えーー！　うれしいーーー」とのこと。いやー、こんなことってあるんだなー。その後電車に乗るまで、私の経緯やＳ先生の経緯、Ｋ中時代の担任の話などさんざん盛り上がって別れました。しかも、私のこと覚えてくれてた！いやー、ほんとにうれしいな。素直に。＊　＊　＊家に帰り、ポストの中のビラを見ると、「片づけ救急隊！」の文字が。おっ、業者！？もーいいかげんこの部屋にはうんざりだし、前々から考えていたことでもあるし、思い切って掃除業者でも呼んでみようかな、と勢いで三つ折のチラシを開くと、この広告がほんとおもしろい。「ＴＶでおさがせの　ゴミ屋敷　ハト屋敷　ネコ屋敷　どれも１日でキレイさっぱり片づけます！！」お決まりのビフォーアフターの写真の、「before」の写真が、誰もが励まされて「私の家でも恥ずかしくないかも」と思えるくらい最悪なありさま。偽せものだと思うけど、「特報！　これがゴミ屋敷だ！」というテレビ中継の写真まであって笑える。……ってまあ、うちはそれほどじゃないけどさ。（ほんとか？）値段が書いてないので、さし当たっては恐ろしくて呼べませんがいつか何時かのためにとっておこうっと。この広告の何がこんなにおもしろくて魅力的なのか、もちょっと頭がすっきりしてるときに考えてみたいっていうのもあるし。クリエイティブ。＊　＊　＊　＊　＊最近思うのが、公務員っていいな～、ってこと。来週から図工の作品展が始まる。今すでにある絵や立体作品を展示しちゃえばこっちのものなのだが、ついついいろんなアイディアが浮かんで、凝りまくってしまう。子どもからの案で、発砲スチロールを使った飾りがしたい、といわれ、発砲スチロールの値段を調べると、巨大なものになればなるほど法外な値段で、直径１メートル高さ３メートルの柱になると何と３万円も！仕方がないので、あきらめず、近所のＳＡＮＷＡにもらいにいくと、どうぞどうぞとじゃんじゃんくれるのだが、魚が入っていたもので、生ぐさいのなんの！　とても車の座席にはおきたくない。仕方がないので、祝日や土日に何度もＳＡＮＷＡの裏方へいき、その都度７～８個ずつ生ぐさい発泡スチロールの箱をもらってはトランクにつみ、そのままおいときたくない一心で学校へ運ぶことかれこれ１０往復くらい。しめて３０個近くの発泡スチロールが集まりました。子どもにもらってこさせればいい気もするし、発砲スチロールがダメなら「なかったから、ダンボールでやります」と言えばいい気もするが、とりあえず、学校付近の商店街にある魚屋さんに聞いたところ早朝に撤去しちゃうからもらえない、というところまでは分かっていて、それだとスーパーからもらってこさせるには道のりが遠くてあぶないし、いろいろ考えたあげく、子どもの案を実行させたくてつい集めてしまう。ほかにもほかにも、来週の作品展に向けて、図工専科の身としては不安で不安で浮き足立って、夜も寝られず。そこで、今日は５時に自然と目が覚めたのをいいことに、さっさと職場へ行ってしまった。久しぶりに一番に職員室を開けて、あーすがすがし！早朝に出勤しても、長々と残業しても、「残業代もらって申しわけない」とか引け目を感じずに好きなレベルまで突き進める公務員の給与体系もいいなー、と初めて思いました。（日頃は、毎月一銭も変わらない給与明細がとてもつまらないのだけど）そんな感じです。１１月頭から一歩も走らずに、今週末はＮＡＨＡマラソンに行ってしまっていいのか私？　６時間制限だから完走はできるけど、ワースト率高し、だなあ。＊　＊　＊　＊　＊あー、このままでは目が冴えすぎて眠れないので、喪中ハガキでもかいて気を静めようっと。

  2005.11.29

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• いつのまに！

  私の通勤手段は、市内でも超ローカル電車。そんな中にもちゃんと吊るし広告はあり、アエラや週刊誌の見出しを読んで最近の動向を追っていたのに、ある日気づくと、広告が全部はがされていた。がらんどうになった車内を見て、「ああ、またこの前みたいに、どこかの小学校の子どもの絵が　いっぱいに飾られるのかな」とか「あゆのコンサートのときとか、味の素スタジアムができたときみたいに、　一種類の広告だけで全部埋め尽くされるのかな」とか想像していたのになかなか飾られないな～と思っている間に、遥か記憶の彼方へ。いつのまにか、不自然だってことすら思わなくなっていた。……今日、突然そのことを思い出して車内の上を見ると。なんと、今まで吊るし広告が下がっていたところへ、つり革がくっついているではないか。電車のタテだけじゃなく、ヨコに横断しているバーにもつり革がいっぱい。そして、私の気づかぬ間にその作業が超自然に作業が終わっていた。おそるべし、ローカル電車の経営手腕！！これで、毎週毎週ビラを取り替える必要もなく、大して人も乗らない電車の人件費が大幅に削れることでしょう。それを、はずした当初は違和感があったとはいえ、徐々に慣れさせ、自然につり革をつけ、何事もなかったかのようにふるまう。なんか、そうやってちょっとずつ気づかれぬうちに周囲を変えていくような映画があったような……。そうそう、当然のことながら、窓の上に貼られている広告も皆無です。しかも恐ろしいことに、そのレール（広告をはめるところ）もなかった。銀のレールがあったはずなのに、はずされている模様で、のっぺり。＊　＊　＊　＊　＊それを朝見ながらＪＲの駅につき、駅の階段のど真ん前に横浜トリエンナーレの広告が貼ってあった。今まで現代美術にあまり興味がなかったのに、今年図工（音楽も）の専科になり、今日はたまたま空間の使い方がいつのまにか変わっていることに気づいたりしているうちに、にわかに行ってみたくなってきた。１２月１８日まで。１１月はちょうど振替休日が２回もあることだし、早いとこ予定みつけて、行ってこよーっと。興味がわくなり、瞬間的に出かけて飛びつく私。

  2005.10.29

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• 宿泊の引率はやっぱり楽しいな

  昨日から今日にかけて、一泊の宿泊行事の引率に行っていた。６学年の中でいちばん自主的によく動く学年で、明るく素直でキャンプファイアーでの歌やおどりも元気がよくて盛り上がるし、総じてとても楽しかったのだが、今日の飯盒炊爨（はんごうすいさん）でＹくんの超腹立たしい発言をひとつ。調理中、排水溝にものが詰まってごぼごぼとあふれてきたので、仕方なく私が素手を奥へつっこみ、たまねぎやじゃがいものカスをとっていたのだが、管も見るからにぬるぬるしているので、私がとったものをみて「うわっ、きもい」とみんなひいていた。なので、「いつも、お母さんがなにげなく毎日こういうお掃除をやっているんだよ。　お母さんに感謝しなさいよ」といったら、「おれ、お父さんになるからやらなくていいんだ、よかったーーー！！」と本気で言っていた。すかさずＳちゃんが「最近はお父さんもやるんだよ」と反論するも、「お父さんはサラリーマンで忙しいからやらないよ」と本気で反論している。Ｙくんのご家庭事情が見えたとともに、やっぱり今でも普通にそういう風に思っちゃうんだ～とちょっとショック。まだ小学生なのに、こんな小さい頃から三つ子の魂や価値観が身につくんだなー。昨日は０時～２時の不寝番と、その間に爆睡中の２名を起こしてトイレに連れていく責務をしっかり果たし、達成感。今日の飯盒炊爨では、各班に一人ずつ先生がついて薪やご飯やカレーの面倒を見るのに、薪はひと工夫ですぐ火がつき、ご飯もふっくら、カレーもちゃんととろりとして学年ベストくらいうまくいき、再度達成感。というわけで、どっと疲れが出てとっても眠いので、以上。

  2005.10.26

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• ながら買い物

  「ながら勉強」を筆頭に、「ながら食べ」「ながら読書」などなど「ながら○○」がすべて苦手な私。読書をしようと思ったら、テレビもラジオも消さないと全然頭に入ってこない。オーディオの音が聞こえるだけで、受験勉強もできなかった。図書館に行くも、小さい子の泣き声や小言の内容とか耳に入るともーだめ。走りながら音楽を聴くというのも、一回だけチャレンジしたけど歌詞や曲の音やリズムが気になって走れない。「ながら運転」が苦手かどうかは、今後恐れられても困るのでノーコメント。これというのも、私が一度にひとつのことしかできなくて、ほかの何かが目に入ると、気が散って今やってることをすっかり忘れて新しいことに気が向くＡＤＨＤタイプだからだと思う。テレビをあまり見ないのだって、テレビを見始めたらほかに何も手につかなくなるのがわかっているから。そんな私が、今日は学校帰りに電車に乗ってお買い物。明日から宿泊体験の引率に行くから、それに来て行くアウトドア用の上着でも買いに行こう！フリースじゃ暑いしね、と思って久々にうきうきと街に出る。、、、が、その後友だちからのメールに気づいて考えごとが始まり、後にすりゃいいのに、エスカレーターの側で立ちながら手帳を広げる私。こんな光景はめったに見ないと思うけど、今気になったことは今すぐ確認しないと気が済まなくなっちゃうんだもん。その後、さらに新たな考えごとの懸案が浮かび、店をまわりながらも品物をさわって歩き回るだけで、全然視界や脳みそに入ってこない。私、今日何軒お店をまわったんだっけ？？一応、アウトドア関連のお店は東急もルミネも全部回ったはずだけど。そして、何着か着てみたような覚えも。しかし、色も形も思い出せない。その間、考えごとのほうは順調に頭をめぐりめぐり、ちょっと整理される。テスト前の掃除と同じく、本題以外のことってはかどるのよね。（たとえがちょっと違うか）……と、急に目の前に、私の気を引く上着が登場！来てみるとちょうどよくて、すごく気に入ったので、迷わずレジへ…向かったら。そーだ、私今日財布を忘れてきたんじゃん（涙）！！！今朝学校で、財布を忘れたことに気づいて、同僚の先生に小銭を返すのを明日にしてもらったのに、すっかり忘れてSuicaで出かけてしまった。レジで唖然として、すごい恥ずかしーい！　あんど超～～無駄足ーーー。そしておそらく、朝、テレビ放送の朝会を聞きながらやりとりしたことが原因のひとつと思われ。嗚呼、なんて私って一つのことしかできないのー？新しい服だとやる気が出るから、今まで遠足の前にも宿泊の前にもなにかしら新調してたのにな。明日は見送りの親もいっぱい来るのに、暑苦しいフリースか古いヤッケしか選択肢がないよーー。ショック。仕方なく、手持ちのフリースか、レインコートに近いウインドヤッケか、ジャージの上着を着て行くことになりそう。あーあ。荷物の準備もまだ皆無。気を取り直して、そろそろはじめよっと。もちろんテレビも消します。＊　＊　＊　＊　＊ところで最後に、本日のYahooニュースより。＞「生協の白石さん」に感謝状　東京農工大＞＞　◇要望「単位がほしい」、回答「私は単車がほしい。お互い頑張りましょう」――。東京農工大の生協「一言カード」へのユーモアあふれる回答で人気の「生協の白石さん」に２４日、同大から感謝状が贈られた。＞　◇本名は白石昌則さん（３６）。カードは職員らが回答を添え掲示板に張る。無謀な要望にもきちんと答え、インターネットを通じ、その存在が一気に広まった。＞　◇本人を探しに生協を訪れる学生も多いが、素顔は非公表。白石さんは「どんな要望も受けて立ちます」。【五味香織】あったあった、生協の掲示板。要望を書くスペース、懐かしいー。そして、この回答もすごいセンス！こういう短い応答にパッっと受け答えできるのって、すごい頭いいー。子どもに何か言われたときに、おもしろくない対応をして、後から「あーいえばよかった」「こーいえばよかった」と後悔する頭の回転の悪い私としては、うらやましい限りです。

  2005.10.24

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• 日々是前進

  秋休み最終日。しかし昨日が２時就寝だったため、今日は起きたらほとんどお昼。さらにゴロゴロして英気を養い、本日最大の予定へいざ出陣。いつものカウンセリングのボランティアへ到着し、まずはその前にスタバで腹ごしらえ 兼 精神統一。そう、今日は普段と違って、年に一度のスーパーバイズの日なのだ。事前に告知もしてあって（貼り紙だけだけど）、それでも私に相談してくれる人とのやりとりを、隣にあるモニタールームから見ていてもらって、後でスーパーバイザーの先生に指導を受ける。まず、始める前に、スーパーバイザーの先生より、今の私にとっての課題を聞かれる。うーん､､､､､。課題と聞かれてすぐに意識していないところが最大の課題かも（涙）。とりあえず、１件の話が必要以上に長くなってしまうことと、終わるときに、自分ではなく、相手が気持ちよく終われることを目指してスタート。＊　＊　＊本日の相談は２件。１件目は男性で、職場の女性上司が関係を迫ってくるというもの。初めは「出たよ、また作話……」と思ったが、ハタチそこそこの若者で、話している間はいたってまじめな表情で、聞いていると思わず実名が出てきたりして、けっこうほんとっぽい。ここで私の今回の方針をバシッと決めればよかったのに、半信半疑で疑いつつも、説教入ったりしていたので、終わったあとに言われたひとことは「中途半端」。おっしゃるとおりです…。キャバクラ代わりの作話だとしたら、それでもわざわざこうして出向いてきてしまう気持ち、おそらく誰か女の人と話して日頃のストレスを解消し、癒されたいと思う真意をもう少し汲んでもよかった。そして、実際に本当の話だとしたら…。今日私が思わず発した説教は、おそらく伝わっていなかった。なぜなら、私が話している途中で「でも、、」と言い訳が入り、そのたびに「ああ、また私、話し過ぎちゃった」と反省して最後まで言い切れなかったから。先生いわく、同じ説教をするなら「待って！　今私がしゃべってるの。　あなたにこれだけはどうしても伝えたいから、最後まで聞いてね」くらいのことを言って諭して、覚悟を決めて伝えきるべきといわれた。まさにその通り。いつも途中で自信がなくなってやめてしまう。今日はさらに半信半疑だったものだから、というより、不信感のほうが強かったんだろうな。最初から疑ってかかってた。１件目が終わったあと、モニタールームにいって先生と話していると、Ｃ先生の偉大さに涙が出そうになる。多分けっこうきついことを言われているのに、じーんと来てしまう。私のいいところを本当にほめてくれて、核心のひとことをずばっと。「どういう気持ちできいていたか」「どういう気持ちでかけてきたと思うか」ときかれたら、「疑ってました」というしかない。それを「作話だと思ってたでしょ？」といわれるより、よっぽど響く。気を取り直して２件目。２件目は、統合失調症の人で、それだけでも大変な苦痛なのに、考えられないようなトラブルが続々とおきていて、聞いているだけでも気の毒になってしまう。どうしようもない。死にたくなるのももっともって感じ。１件目の対応とは打ってかわって、すごーく丁寧に受け止めたつもりで、そしたら１時間を越す長さになってしまい、最後のほうはほとんど他愛もない話。２件目の面談のあとにいわれた一言は「距離感がない」。受容を超えて、過保護。相手が５で言ってきたことを、７で返している。相手にとって心地がよく、リピーターを生んでいる。クライエントさんを見捨てず、自尊心を守りつつ、側にはいるけど５で言ってきたことは５で受け止め、距離をたもち、いつかはこんなところに来てバーチャル人間関係をもたなくとも、違うところで人間関係を築いて生活していけるようになるのがゴール。「最後は、あなたに恋していたわね」といわれ、そうかも……。それまで病気の辛さを延々と話していたのに、「暗い話ばっかりで悪いから、話変えよう。　あなた、コーヒーより紅茶がすきでしょ？」と突然話題が変わったかと思うと、会話の中にそれとなく東大医学部卒だったことや、過去の栄光が入り混じり、それも嫌味がなく、後からふり返ると、私に好印象を残して去りたいという気持ちがありあり。それもこれも、私が相手に嫌われたくない、というより、よく思われたい、と思う気持ちのあまり。しかし相手は一期一会のクライエント。これって、子どもに対しても言えるな。私は先生なのに、友だちみたいな口を利いてきても、つい受け答えちゃう。それがいいことじゃないって分かっていても、「先生は友だちじゃない！」っていえない。いわない。いつか世に出て、学校や先生のことなんて忘れて、まっとうな人間として歩んでほしいのに。………なんて思い悩みながらアドバイスを聞いていると、「私の言うことが１００％正しいと思う必要なんてないの。　ただ、今日のたった２回の面談を見ていて、私が思ったことだから、　そういう風に思う人もいるんだ、って頭の片隅で思ってもらえれば」とのこと。ううう、さらに偉大。そう、私が弟にさえよく言われることは、「人の言葉を鵜呑みにしすぎ」。講演会とかに行って、「すごい、この人頭いい！」って感心すると、その人が話したすべてが正しいことのように思えてメモしまくり、疑問をはさむことすらしない。ただただ感動。あー、今日言われたことって、ぜんぶその通りすぎておっしゃるとおりだよ。中途半端、微妙な距離感、きわめつけに「全部納得してくれる必要はない」。まあ、言われたところですぐに今後の面談が変えられるわけもないから、噛み砕いて、少しずつ変わっていけるといいな。願わくば、普通の人間関係も。＊　＊　＊多分、普段から、人との距離の取り方がわからないんだと思う。簡単に「人は人」と突き放して「冷たい」と思われたかと思えば、必要以上の過剰演出で驚かせてみたり、自分でもわけがわからない。普段からこれくらい真剣に、人の話が聞ければなあ……。というより、面談のときと足して２で割りたいかも。今年のスーパービジョンが早々と終わってしまい、ほっとするも複雑な心境。来年までに少しはレベルアップしていますように。日々是前進。明日から授業だ。しかも、さっそく６時間！

  2005.10.12

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• ５時間走れた～

  まともに走るのは、７月末の２４時間以来。今表につけてみたら、今年１月からの年間走行距離は１２０．６９５キロ。これでよく５時間も走り続けられたなぁ～。感心感心。昨日は近所の公園で開催されたマラソン大会へ。もともと出る気がなかったのだが、日頃マラソンが趣味と豪語している私に子どもが「先生出ないの～？」「私出るよ～」と３人も言ってきたのでじゃあ出ようかな、と気軽に参戦。子どもたちは１．６キロのちびっ子ランに出るだけなのだが、私はどうしよう。園内一周だと４キロちょっとでみんな速そうだし、今の私の練習不足がばれないためには、少なくともハーフ以上、それでも順位がばれるので、時間と周回を言っても大したことないことがばれないように、という超消極的理由で５時間走を選択。「５時間走」というネーミングだけで、子どもも「おおーー」と言ってたし。スタート後、ずっと３人または２人で一緒に走っていたのだが、６周目にして足がもつれ、「やめるよりはウォーキングにしよう」と園内一周のうち大半を歩いてすごし、最後の下り坂になって「下りくらい走ろっか」と走り始めて数百メートル後に、なんと保護者発見。「○○先生、がんばって～」との声に、ぎょっ。すごい、第六勘というか、走っててよかった～。ちょっと前までダラダラ歩いてたのに。その後、７周目はラストということでしっかり走っていたが、ゴール付近にも子どもを次々に発見。３年生の女の子が併走してきたので見栄でふりきってラストスパートし、ゴール。サービス券がついていた豚汁やおにぎりを取りに行く気力もなく、車２台でスーパー銭湯へ、ゆっくり絹の湯につかってすっきりさっぱり。いい連休の幕開けでした。しかし今日は全身筋肉痛。この文を打つにも、肩がいたい。ずっと家にいるのもなんだから、マッサージにでも行ってこようかなー。明日は三頭山登山の予定。やっぱりスポーツの秋ですね！

  2005.10.09

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• あやしいお米

  今日車の中を片付けていたら、後ろのトランクから、ビニール袋に入った大量のお米を発見。ざっと１キロくらい。いやもっとか。え、何これ？あやしいけど、お米ならいくらでももつし、なぜかさらに小さいビニール袋に小分けにされているし、でも何の記憶もない。食べるべきか、食べないべきか、そもそもこのお米は何なのか、誰かに聞こうにも、聞くこと自体あやしくて変だし……うーんどうしよう。あなただったら、こんなお米、食べますか？　処分しますか？でもほんと、あまりにも記憶がなかったんだけど、もったいないから「ええい、死ぬこともないだろう」と食べることに決断。お米をたきつつ、それにしても何だろう？？といつまでも頭にひっかかり、１月分から手帳をめくって、お米を使いそうなイベントを洗い出す。私、家計簿も日記もやめた代わりに、手帳だけには後からでも必ずイベントは書き残しているから。……しかし、それでもなかなか見つからず。３～４月くらいにバーベキューでもしたのかな？、誰かの家で持ちよりパーティーでもしたのかな？、どこかにお弁当でも持っていったのかな？とかとか思い出してめくっていくのに、ない。って、お弁当を作った覚えもまるでないのにずうずうしい記憶のさかのぼりっぷりですが、とにかく何か当てはないかと思って。そしたら、あったあった、思い出した！！！！！確か、野辺山２４時間のときに余ったお米をいただいたんですよね？（しかもそれでも記憶がない）お米を使いそうな最近のイベントがそれしか思い浮かばないので勝手に納得し、安心して炊いたお米を食べました。あ、炊いたらお米って言わないのか。ご飯を食べました。あーよかった。実は炊きながらも「なんだ、このお米？」とドキドキしてました。私の車に毒入り食べ物をこっそりおいても、きっとあまり深く考えずに食べると思います。＊　＊　＊　＊　＊「♪どーでもいいですよー（ｂｙだいたひかる）」って感じの話題で、何で久々の日記がこれ？とお思いでしょうが、自分の車から記憶にない大量のお米が発掘されたさまを思い浮かべてもみてください。かなりびくびくしたんだから。それにしても、発覚する前からよく食べようとか思ったよなー、私。

  2005.10.04

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• 安達祐実に先を越されるとは…

  ↑と、よく読みにいかせていただく日記に書いてあり、「ほんとだよ！」と激しくうなずいてしまいました。とほほ。安達祐実といえば、まだ子役の頃「どんぐり」と習字に書いたのをお父さんに見せて「う～ん、『ぐ』が大きいなあ」「『ぐ』が大きいなあ」→「具が大きい」という強引な展開でレトルトカレーを宣伝していたのがいちばん鮮明な記憶なんですが。あのときは自分よりものすごーく年下、というより幼児に近いくらいの記憶だったのに、今思えば７つしか違わなかったのね。７つといえば、小学６年生に対して幼稚園生だから、そう思うのも無理ないか。いろんな人から「いけきょうはやる気がたりない」と指摘される今日このごろ。ないこともないんだけどなー……、と思ったけど、やっぱりないかも。「家に帰ってまで気をつかいたくない」と、おととし向かいの席だった独身のＡ先生（男性）が言っていて、当時は何人かひいていたようだが、今思えば私もその気持ちにすごく近い。人前ではいえないけど。今結婚したいとしたら、世間体がメインだもん。家庭訪問とか個人面談とかしたときに、子どもや子育てについて多少厳しいことを言わなきゃいけないとき、今だと相手の親が「子どももいないくせに」と思っても仕方ないだろうなー、と思うから。あとは、法事とかで親戚一同が集まったときの会話とか。電車の中とかで、靴もぬがせずに窓の外を見せているお母さんを見て、私ならそうはしないのになと思ったり、泣きわめいている子どもに対してヒステリックに怒鳴っているお母さんを見て、なぞなぞの一つも出してあげれば一生懸命考えて自然と静かになるのにとか、子どもとお母さんを見るたびに子育てしてみたいなーと思うことが多い。なので、某男友達（＝妻子もち）に「相手はいらないけど子どもがほしいなーー」と何も考えずに気軽にいったら、急にかしこまった早口で「そういう相談には乗れないよ」といわれた。はあ？（↑摩邪風。ポイント数大きくする方法が知りたい）「あったりまえだーーー、そういう意味じゃないわーー（激怒）」と、口にはしてないけど、ちょっと、かなり、がっかり。何でも話せる友達だと思っていたのに、自意識過剰過ぎてあきれる。それともそんな本音を気軽に口にできる私がおかしいの？即座に電話する気がうせ、おはなし終了しました。あー、なんか、情緒不安定？　ってわけでもないんだけど。書いてるほど思ってないのであしからず。書いたらちょっとすっきりしたー！

  2005.09.16

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• 五島列島旅行記　その２

  いったん書いたはずなのに、ざっくり消えてしまっていてショック。誰か見た人いませんか？　どこ行っちゃったんだろう…。＊　＊　＊子どもの作文では、いつも「その日にあったことを順番に全部書くんじゃなくていちばん心に残ったことにしぼって書くと、よく伝わる作文になるよ」と言っているのに、私の日記（特に旅行記）は行った場所を全部書きたかったりしてついついダラダラと箇条書きになってる。なので、旅行記２日目にいちばん心に残ったことにポイントをしぼると…なんといっても、マラソン終了後の「五島牛試食会」！！！ふつう、大会のゴール後に何か名産品をふるまってくれるといってもしょせん一切れ二切れであることが多いと思う。某Ｈ馬のマラソンでも、たしかそうだったし。だがしかし。ここの試食会は全然違う。今回の旅の最大の目的は「五島列島夕やけマラソン」に出場すること。この日は天気がイマイチで、肝心な夕やけが見られず小雨状態だったが、夕日は昨日見たからまあいいか。沿道で出される甘ーいスイカがおいしくておいしくていくつも食べたり、地元の応援も多くて歩きづらかったりしたおかげで、日頃まったく走ってないのにハーフを完走できたことにひとまずほっとする。マラソン歴ワースト２の記録を出してしまい、複雑な心境だけど。練習しなくても走るたびに記録が上がっていた２０代の私が懐かしい。さて、疲れきってゆっくりしようにも、ただでさえゴールが遅かったので五島牛の試食会に並ばないと終わってしまう！というわけで列に並んでみた。列の先頭から５人ずつ呼ばれて、２０くらいある鉄板のブースに呼ばれ、たっぷり１kgくらいある牛肉をおじさんがじゃんじゃん焼いてくれて５人でたいらげるの！　すごーい。タレは３種類そろってるし、各自のお皿には野菜も載ってるし、麦茶のサービスもあっていたれりつくせり。しかも食べている途中、５人中３人のおばちゃんたちが「私たちはもうこれくらいでいいわ～。あとはどうぞ」と勝手に去ってしまったので残るお肉をもけちゃんと私で全部食べた。おじさんは次々に焼いてお皿に入れるし、早く食べないと次のグループが待っているしで、おいしくて幸せなんだけどもうこれ以上食べられない～、という状態になって宿へもどる。と。昨日くらいの量のフルコース夕食が。足もおぼつかないおばあちゃんがせっせと温かいお料理を運んでくるので、ここでもついつい完食してしまう。あーもう、絶対ここへ来る前より体が重くなってるよー。（それが事実だと翌々日に知り愕然とする）それにしても、なんだかマラソン自体のレベルがやけに高かった。更衣室で普通のおばちゃんが「ずっと４分半でいってたのに途中で落ちちゃって～」「そっか、おしかったわね～」とかいっててびっくり。私としては、ヨロンのようにゆったりのんびりした雰囲気を予想してたのにな。五島にいるのもあと数時間。次は長崎だ！

  2005.08.30

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• 五島列島旅行記　その１

  白い砂浜も、おいしい海鮮料理も、１８０度以上の水平線も、みんなみんなよかったのに最大の思い出が、タヌキをひき逃げしたことになってしまうとは（涙）。＊　＊　＊　＊　＊今年の夏休みは、野辺山２４時間に行き、富士登山に行き、愛・地球博に行きと細かい行事が盛りだくさんだったけど、いちばんの行事はこの五島旅行。朝から念を入れてもけちゃんにモーニングコールを頼んでおくも、２６日当日は無事自力で起床し、忘れ物もなく、つつがなく五島到着。さっそくレンタカーを借りて、日本でいちばん遅いサンセットスポットへ。道路の上をたびたび横行しているカニをせっせとよけながら、途中、海水浴場に寄って真っ白い砂浜に見とれていたら、意外と時間がたっていたので少し慌てぎみで大瀬崎の灯台へ。地図がこまかくてよくわからず、日の入りの時間が刻々と迫っているのに走れば走るほど山と山の間の、ちょうど何も見えないところへ入っていっている様子。戻ろうか、戻るまいか。悩んだ末、戻ってもちょうど中途半端なところで日が沈みそうだから、こうなったら目的地変更して、山と山の間を抜けた海岸で見ればいいや、と飛ばしていたところ、とつぜん左手に、灯台方面へ登る道が！是れラッキーと、私のなけなしのドライビングテクニック（？）で蛇行する山道を飛ばし飛ばし、今まで黙って見守っててくれた助手席のもけちゃんが「ほとんど道路の真ん中を走ってるよー」と言ってくれるも「ちょうど日が沈むこの時間に、降りてくる対向車なんていないよ」と一目散に向かうと、、、なんとか到着！慌てて階段をかけ上ると、まさに今、日が沈まんとしているところ。ギリギリセーフ！！！写真もたっぷりとって、３００度以上ある水平線を満喫して、展望台近辺も散策して車に戻ると、もう周り中真っ暗。街灯もないし、ずっとハイビームにし続けても対向車もいないし、片面は海、片面は山と、ほんとーに真っ暗なところを４～５０分走り続けていたところ、いきなり左側から、二つの目が光る。「キャーーーーーーーー！！」と二人で叫んでも後の祭り。あの直前に見たつぶらな瞳と、グニャっとした感触が忘れられないわ。嗚呼ーーー……その後の私は、２～３分ごとにはーはーため息をつき、もけちゃんが何度も「しょうがない」「わすれよう」と言ってくれるにもかかわらず夜中にもあの感触を思い出して目が覚めたりしていました。行程中ずっと、鳥を見ても猫を見てもギャーギャー騒ぎ、お土産屋さんでタヌキの置物をみては二人で絶句したりと、とんだ旅の始まり。話はもどってなんとか旅館についたころには、もう９時をまわってた。もともと日が沈むのが７時くらいだったから。おなかぺこぺこで食卓につくと、６～７種類もの海鮮料理が目白押しで片っ端から制覇して、二人とも完食。お腹いっぱい！！！五島のパンフレットを見ながら、明日はどこへ行こうかと相談し、とりあえずさっきの道は通らずにいける海水浴場や展望台をリストアップ。マラソンスタートは１７時半だから、それまでレンタカーでめいっぱい満喫しようっと。というわけで、書いて癒されてみた。２日目以降については、また思い出した頃に続きます。

  2005.08.29

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• 世界陸上、好き勝手批評

  「ってゆーか」ってゆーな、織田裕二！夏休みに入ってからというもの、やれ世界水泳だ、やれ世界陸上だと普段テレビを見ない私が毎晩テレビに釘づけ。両方とも真夜中の放送だから、気づくとテレビの画面が６色の動かぬ四角に分けられていたなんていう毎日。（なぜか夜明け前にちゃんと気がつくのは、ソフトコンタクトつけっぱなしだからか）水泳もメダルがいっぱいで毎日楽しかったけど、陸上は男子の肉体美がかっこいいのなんの！！（←おばさん発言）そして、さわやかな朝原も、銅メダルの為末も、エア大地もみんなみんなよかったけど、今回株が急上昇したのが末續！！今回のレース後インタビュー担当は、明らかに新人と思われる女子アナだが、視聴者がイライラするほどたどたどしく緊張しながらインタビューしているのに、その質問のひとつひとつに笑顔で答えて、最後はアナの「ありがとうございました」に対しても「ありがとうございました」と返している。なんて紳士なの、感激！！そしてこの新人女子アナは、中学生かと思うような童声で、さも緊張しながらほんっとーに「たどたどしい」を絵にかいたような質問ぶりだが、その内容のひとつひとつはすごく練られていて、視聴者が聞きたかったツボをついている。だからこそ、みんな快く答えてくれるのかもしれない。きっとレース前やレース中は、視聴者の気持ちになっていっぱい質問を考えてノートにでも書いて、最小限の言葉に推敲しているに違いない。今は名前も出てこないけど、きっとこの子はのびる。がんばって！あー、それにひきかえ、おれさま織田裕二はいったい何者？中井美穂さんがひとこというたびに、必ず「ってゆーか」から始まり、自分の陸上知識のありったけをひけらかす。どんなに陸上に詳しいのか、詳しくないのにプライドで知識をつめこんできたのか知らないけど、全国の視聴者がめちゃくちゃ不快感を感じてるんですけど。中井「～～（中略）楽しみですよね？」織田「ってゆーか、『楽しみ』なんていう簡単な言葉じゃ言い表せないですよ。」とかとか。こんなのは序の口で、選手に関する知識とかが少し違ってるとバカにしたようなしゃべりっぷりだし、見ていてかわいそうになってくるほど。今までかけたことないけど、視聴者クレームセンターにでも電話しようか、と本気で思ったころ、なぜかちょっとずつ態度が軟化してきた。誰かがクレームをいったんじゃないかなあ。しかし実は、織田裕二は反面教師でもあったりする。私も「ってゆーか」という言葉で、他人のことさえぎりがちだからなあ。自覚はあるけど。自分がダラダラとしゃべっている途中で、「ってゆーか」をはさみながら自分の考えを整理しなおしたり、訂正したりするのに使うのはいいと思うんだけど、他人がその人なりの考えをしゃべった後に「ってゆーか」をはさむ権利はいったいどこからやってくるの？中井さんの意見の後に「ってゆーか」に続く意見は、中井さんの意見じゃなくてあなたの意見でしょ？　ぼくはこう思うって言えばいいだけじゃん！うん、ほんと、不快指数１００。気をつけよう。自戒をこめて。対する中井美穂さんの鮮やかなことといったら、すばらしい！！織田裕二のうんちくがダラダラ続いて時間がおして来たところで、必要十分な短いひとことをさっと挟んで次へ進む。きっかり０．５秒前に終わってＣＭやら中継地点やらに切り替わる。織田裕二の俺様ぶりも笑顔であしらい、時間厳守で、お茶の間には常に笑顔。言葉も進行も全部的確。さすがだわ。中井美穂さんは出だし当初から大好きだったけど、ますます株が上がりました。話はがらりと変わって、為末選手、銅メダルとりましたね！エアー大地（＝澤野選手）が、強風に悩まされたときに為末選手の日記を見て参考にしたと、インタビューで言っていたので、興味深くなって読んでみました。決勝前の心境が書かれていて、決断力と度胸とギャンブル精神がすごく刺激的。よかったら読んでみて！　↓http://tamesue.cocolog-nifty.com/samurai/2005/08/post_2aef.htmlさてと、マラソンの尾方選手もあっぱれ、団体金メダルもあっぱれ、楽しみが終わってしまったところで、今の最大の注目株は高校生の金丸くんです。彼は４００メートルの世界陸上出場権を蹴って、日程がかぶってしまった高校生活最後のインターハイを選び、９年前に為末選手が出したインターハイ記録を塗り替えた。その後、部員に見送られながらその足で空港へ向かい、４００×４のリレーに出るためにヘルシンキ入りしたとのこと。しかも初の海外旅行。ぜひがんばってほしいわ。一昔前は、こんな高校生の行動は見られなかった。インターハイとはいえ、別の試合を終えてから飛行機でさっそうと登場する高校生を受け入れてリレーなんて、してくれなかった気がする。実力主義になってきたのか。＊　＊　＊　＊　＊……とまあ、興味のない人にはさっぱりおもしろくない世界陸上批判を延々と書き連ねてしまいましたが、もう言いたいことはただひとつ、織田裕二への愚痴は、世界陸上開始初日から、ずっとずっとずっと誰かに言いたくてしょうがなかったのー！　あー、すっきりした。これだから、女のうわさひとつも立たないんだよーだ。男のうわさが立っているかどうかは別として。このほか、小谷実可子さんの、舞台裏詳細描写トークもすばらしいんだけど、私の「何様？批評」もしつこいから、このへんでやめとこうっと。

  2005.08.13

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• 女の敵は女

  ……というより、女性ドライバーの敵は私、というべきか。今日は夕方からふらっと気持ちよく外出し、平日にしかできないあらゆる用事をすっきり済ませてくる予定だったのだが、デパートの駐車場に入るために向きを変えるべく付近のマンションの駐車場に入り、何度か切り返しているうちに車が上向きになったままうんともすんとも動かない。車のお腹をゴリゴリと何かひきずっている音がする。お腹だから表から見えるわけじゃないし、まあいっか。駐車場入口の斜面で変な段差に乗り上げている模様。そういえばセカンドとかって山道で使うんじゃなかったっけ？、と思いギアを１や２に入れて思いっきりアクセルを踏んでみるも、やっぱり動かない。アクセルがふかされてる音はするんだけど。と、何度もアクセルをふかしているうちに、タイヤからもくもくと黒煙がたち、すごいにおいが。同じ駐車場内にいたおじさんが、心配そうに近づいてくる。窓をあけると「何がしたいの？」というので、「ただ向きを変えてあっちに行きたいだけなんです～（涙）。　お願いしてもいいですか～？」と一方的に車を降り、おじさんに代わってもらった。その手さばきといったら鮮やか！！　おじさんありがとう！なんであそこまで土壇場になった車を、それ以上ひきずることもなくあっという間に処理できるんでしょうね。不思議だ。そして、きっと「女の運転はこれだから…」と思ったことでしょう。いやいや、でも、女の運転ってこんなんじゃないですから。私がいつまでたっても上達しないだけで。いったい私の車を運転したことがある人は、延べ何人になったのかしら。こういうときに他人に車を明け渡すことについては、プライドや心配はかけらもない。上手な人に任せるのがいちばん。これでも前向きの運転はまあまあ上達してきたと思うんだけど、いつまでたっても後ろ向きの運転はどうもダメ。っていうか、前と後ろを両方同時に見るなんて、できるわけないじゃん！私、上下左右が反対に見える顕微鏡だって、未だに使いこなせないんだから。右にハンドルを切ってバックしたらいったいどっちに曲がるの？そんなわけで、後ろにはずっと前からポールにぶつけたかすかな跡があります。この前当て逃げされたのに比べたらまったく目立たないのですっかり忘れていたのに、先日実家に帰ったら、大事件のように家族に指摘されて思い出しました。みんな、人の車が無傷かどうかなんていちいち気にするのね。私、そんな目でほかの車を見たこと一回もないよ。１０分ほど経過ののち、無事車の向きがかわり、やっと目的地の駐車場へ。車をとめてデパートに入るも、あっ、駐車券を車の中に忘れた！と、広い駐車場の中、とぼとぼと引き返して歩いているうちに、見ると足元にボタボタと水分の跡が。よく見ると私の車につながっている。さらによく見ると、私の車の下が水びたし！！ま、まさか、さっき車のお腹を擦ったときに、オイルのタンクかなんかをつきやぶって、ガソリンがどくどくと出てるんじゃないでしょうね？私、ＪＡＦにも入ってないんだから困るよー。見るのも怖いのでさっさとデパートに入り、用事を終えても、２時間を越えても、車に戻ることの怖さに、お茶したり立ち読みしたりして現実逃避。しかしとうとう、４時間越えて閉店時間になってしまったので、おそるおそる車に戻ると……。水の跡はかわいて消えていました。後から思うと、クーラーの水分かなんかだったのかも。嗚呼、不安なときって、ことごとくマイナス思考になるものだ。何もかも、被害妄想的考えにいたってしまう。というわけで、無事家に帰ってきました。ガソリン漏れじゃなくてよかった！＊　＊　＊　＊　＊今日郵便局にいけたおかげで、夏休み中にチャレンジしている司書教諭の放送大学の１科目の課題提出を達成。あと３日の期限でもう１科目を提出すべく、明日は放送大学のセンターに引きこもります。４５分×１５日分もあるけど、先週は富士登山の翌日に４５分×８日分を一気に試聴しても集中力がもったから、多分大丈夫でしょう。話の内容もそこそこおもしろいし、やっぱり私、受け身の勉強って好きかも。大学の頃からちゃんと授業に出て講義を聴くのが好きだったけど、その性分は今も変わらず。新しい知識が増えたり、それを自分なりに解釈してノートにまとめたりするのって楽しい。大学時代はこんなこと口にすると変な感じがしたけど、今は自信もっていえるわ。疑問なのは、その楽しい勉強ですら、ギリギリにならないとやる気が起こらないこと。この時間感覚のなさはどうにかならないものでしょうか。今日立ち読みしたａｎａｎに「Ａ型は時間に正確」と書いてあったのを見て、一気に信憑性がうせて読むのをやめました。やれやれ。

  2005.08.11

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• 走行距離

  いつまでも地獄絵図が日記のトップにあるのは嫌なので、とりあえず走行距離の記録でも。おとといの２４時間で、１．２キロ→８周１．６キロ→４周（伴走含む）したから……あっ、なにげに合計１６キロも走ってる。すごいすごい。これを足すと、、、めでたく９０キロとなりました。何がかって、もちろん、「年間」走行距離です。１月からの。これを言ったら、「よく覚えてるね」と言われたのですが、覚えてるもなにも、２月の国立トラック５周、青梅、４月の長野、これ以外走ってませんからーー。ここまでで２＋３０＋４２＝７４、これに今回の２４時間を入れて９０キロ。おーーーー、我ながら、いくらなんでも少な過ぎ！ちなみに、８月末に「五島列島夕やけマラソン」でハーフを走るので、ここでめでたく１００キロを超えることでしょう。ついでに、エクセルで作ったラン記録（しかも大会含む）を見直してみたところ、　　２００２年　　５０１．８キロ　　２００３年　　６７３．０キロ　　２００４年　　４２３．９キロでした。あれ？　実は毎年大して変わってないのね。サブスリー達成の０３年は、もっとがんばってたかと思ったよ。がっかり。この距離を月間で走っている知り合いもいるのに。さて、今年は結局何キロになることでしょーか。やっぱり、大会を入れなきゃだめだね。意志薄弱。

  2005.08.02

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• 天国のリレマラと地獄の帰り道

  ほぼ５ヶ月ぶりの日記です。しかも決してきれいな話ではないので、お食事中には読まないほうがいいと思います。＊　＊　＊　＊　＊３０日（土）は朝から同僚の先生方との文化的行事。四季劇場でみんなでライオンキングをみた後、築地の「すしざんまい」へ大移動。久々のミュージカルに感激して心が洗われ、その後のお寿司はかにみそも、ウニも、炙りトロも、みんなみんなおいしくてついつい食べすぎ、ほんとーに幸せ。普通の土曜日の一日を満喫して過ごしました。夜８時半ごろ帰宅し、かれこれ６回目に準備も手馴れたもので、９時には車で家を出発して、一路、野辺山のリレマラ会場へ。誰もいない高速は最高に気持ちがよかった！ずっとハイビームにしてても怒られないし、真っ暗な中に車ごと吸い込まれそうな感覚で、ずっとずっと走っていたいくらいだった。特に最近はトラックに９０キロ規制がかかっているから、あおられる心配もなく走りやすい。近くのコンビニで、徹夜の際は毎度御用達のエスカップ×２本を一気飲みし、ぎりぎり土曜日のうちに、何の連絡もなしに突然はじマラテントへ。さっそく２周×２。夜中のひんやりした空気の中に走る楽しさとテンションを体が思い出す。その後さらに４周して夜が白んできたころ、第一次仮眠。目が覚めると７時で、テントに泊まっていた子どもたちも起きてきて、八ヶ岳の景色もきれいで、最高に気持ちよく走ること数時間。その後、かねてからずっとやってみたかった伴走にも初挑戦！近くのテントにいらした伴走団体さんに「よかったらやらせてください」と声をかけたら、お願いしますと言ってくれた。伴走の知識もないし、ブラインドさんだったら不安だなあと思っていたら、たまたま頼まれたのが自閉の方で、自閉といっても症状も軽くて、心もピュアで、私とペースもさほど変わらず、ひもも使わず、楽しく併走して終わって、伴走デビューにはちょうどよかったな。仲介＆併走してくれたはこさん、ありがとうございました。２４時間のフィナーレは、数年来、受け手にまわっていたハイタッチをやってあげる側に初めてまわった。こういうおもてなし系は、受ける側より提供側のほうが性にあう。いろんなチームのみなさんに「おつかれさまでしたー！！」と声をかけながらハイタッチしてあげて、笑顔を見せてくれるとこっちもうれしくなる。天国はまだまだ続き、無事片づけを終えた後は、一路温泉へ。体中べとべとだった汗をすっきり流し、ぬるめのお湯にゆっくりつかって幸せ。アイスを食べ、お昼も食べ、また来年！と解散し、高速道路に乗った瞬間、地獄が待っていました。気持ちよく走り続け、ちょっと混雑して渋滞の影が見えてきたかな、と思ったころ、、、何の前触れもなくすさまじい勢いでおなかをこわし、便意もさることながら、泣きそうにお腹が痛い。と、ちょうど時を同じくして、絶妙なタイミングで車の動きが完全に止まる。車中ひとりだったこともあり、無意識のうちに「助けてー」と叫んでいた。その後、少しでも刺激を減らすために、シートベルトをゆるゆるにして輪ゴムでしばって固定したり（外したかったけど、さすがに罰金だからね）、ただでさえ筋肉痛なのにほぼスクワット状態で体を浮かせながら運転したり、全然関係ない考えごとのネタをひねりだして気を紛らわしたり、ハンドルがあぶら汗でぬるぬるになったりしながら、とりあえず次のインターで降りようと決意、、、……したのに、次のインターは郊外の住宅地で、出口５００メートル前から出口渋滞。並んでいる間に発狂してしまうと思い、さらに次のインターの案内を見ると６キロ先とのこと。６キロなら何とか我慢できるかも、と思って、もうとにかく、中央分離帯に立った東京までの距離表示を注視して、数字が１キロずつ減っていくことだけを励みに走っていたところ、数回のビッグウェーブを超えてとうとう大津波がやってきた。限界を通り越して思いついたことといったら、高速バスのバス停へ入り込んで電話ボックスの陰で用をたすしかないかとか、緊急停止場所（路肩のふくらんだところ）に車をとめて生理用ナプキン数枚をおしめ代わりに受け止めるしかないかとか、およそ未婚の女性が思いつかないような打開策が次々にめぐりめぐる。その間、背中は脂汗でいっぱい。上から下へつーっと流れているのがわかる。何とか間一髪のところで過疎地のインターにたどり着き、おかげでスムーズにインターを出て、右か左かというところで適当に左へ曲がったら、、、右が繁華街だったらしく、途方にくれるくらい山道が続いて何もない。ことごとく神に見放された模様。と、急にやっと居酒屋風の看板が目に入ったので、一縷の望みをかけて駐車場のど真ん中にキュキュキュキューッと停車し、走って裏側の入口へまわると……うわあーーーん（号泣）。シャッターがしまってる。天にも見捨てられ、もうほんとにどうにでもなれと思った瞬間、隣に建っていた民家のベルを無意識のうちに連打してました。幸い人のよさそうな女性がインターホンに出たので、「大変申しわけないんですけど、急にお腹をこわして高速を降りてきたので、　お手洗い貸していただけますか……」と、恥を感じる神経もぶっとんで申し上げたところ、「それは大変！　すぐ開けますね！」と、ほんとにすぐに玄関のドアが開き、こちらこちらと走って電気と換気扇をつけてくれて、２０分ぐらいこもってました。あと２秒遅かったら間に合わなかった。ぎりぎりセーフ（涙）。この民家の女性が最高にいい人で、帰りも「どうぞ気をつけてね」と優しい笑顔で見送ってくれて、嗚呼、今後は私も万人に親切にしようと改めて思いました。ああよかった………。今思うと、夜１８時過ぎにこんな不審なアナウンスでよくぞ家に入れてくれてありがとう。男の人だったらダメだったかもしれないわ。再び高速に乗り、改めてゆっくりトイレに入りたいと思って双葉ＳＡに入り、３０分くらいうずくまっていたら、今度は激痛はやまないまま、痙攣まで始まる。これはもう、ただの冷えとかじゃなくて、食中毒っぽい。こんな状態でとても渋滞中の高速に乗れないので、ＳＡで寝ていくしかないとまだ明るいうちから人目も気にせず車の中で横になったところ、眠気と体力と気づかれと、その他いろんなものが一気に押し寄せてあっという間に爆睡し、気づいたらとっぷり夜も更けて９時半。我ながらよくもまあ、車の中でこんなに熟睡できたもんだ……。念には念を入れてトイレに行き、気を取り直して高速へ戻ると、道もすっかりすいて、２時間弱で家につきました。ベッドに倒れ、電気もテレビもつけたまま、昏睡。起きたら朝でした。あれ、私は生きて帰れたんだっけ？？＊　＊　＊　＊　＊普通どおりに朝ご飯を食べ、出勤。一日仕事してても何もなく、昨日の出来事は夢だったのかと思うほど。いったい何だったんだろう。ああ、それにしても、民家にかけこんでトイレを借りるなんて、人生８０年分の恥を一気にかいた感じ。断腸の思い、とかいうけど、腸を切れるものなら切りたいよ、口から吐けるものなら口から吐きたい、上と下どっちから出すか選べればいいのに、とか本気で思いました。「壮絶」を絵にかいた地獄絵図。二度と経験したくない……。書いてたらまた思い出してどっと疲れてきたので、オチも何もなく、このへんで実話を終わります。ＰＳ．最後になりましたが、万一食中毒だとしても、お手製料理のせいでは決してありません。食中毒を何度も経験した身として、あーいうのは食後３０分くらいで必ず始まるのです。温泉でゆっくりしたときにはなんともなかったし。そーいえばアイスを食べた後に、同じアイスを食べたＡちゃんが「お腹がいたい」と何度も言っていたような。たかさんに聞いてみよう。→たかさんへの個人メールへと続く。

  2005.07.31

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• ごくせん

  今までに、連続ドラマとやらを片手で数えられるくらいしか見たことがない私。今までに見たことがあるのを振り返ってみると。・ドラマデビューは、「ママはアイドル」。　ミポリンとゴクミと三田村邦彦のやつです。ひそかに永瀬正敏も。　しかし個人的には、弟くん役がいちばんうまかった。・次に見たのは、「愛という名のもとに」。　ちょうどこれの前の「１０１回目のプロポーズ」が劇的に流行り、　見ていなくて悔しい思いをした私とＴちゃんとで、　「次こそはドラマを見てみよう！」とがんばって見続けたもの。　しかし「１０１回目」ほどはヒットしなかったもようで、　クラスでもあまり話題にならずがっかり。　やっぱりドラマなんて見なくていいや、とさらに期間が空く。・次は二つのドラマを同時進行。　ひとつは「ひとつ屋根の下２」、もう一つは「いちばん大切な人」。　　「いちばん大切な人」は、月九でもなく地味な時間帯だったが　個人的にすごく心に染み入り、かなり号泣して見ていた覚えが。　今になってもう一度見てみたいな。・次のドラマは、「ビューティフルライフ」。　たまたま日曜日にテレビをつけたら第一回がやっていて、　この時間帯にしては異常なキャストぞろえのドラマだと見ているうちに　毎週見るようになってしまった。……そして、ビューティフルライフ以来のドラマ熱が今。土曜夜の「ごくせん」にはまっている私。なんてったって、変なかけひきやしがらみがほとんどなく、超わかりやすい勧善懲悪なのがすごくいい！ピンチになっても安心して見ていられるし、気分すっきり。「金八先生」は、あの性格で親しまれるのは男の先生だからだし、女の先生があんなに泥くさかったら煙たがられるだけだと思うが、ヤンクミ先生にはすごく感情移入できる。私もケンカが強かったらなあ～とか、的外れな憧れまで持ってしまう。ごくせんも、たまたま土曜夜に暇でテレビをつけたらやっていたのだが最終回を前にして、早くも視聴率が３０％台だとか。さすが、めったにドラマを見ない私が見ているだけあるわ。最終回、どうなるんだろー。見逃さないようにしなきゃ。こうやって、翌週までテレビのことばっか考えてる自分が嫌で見ないっていうのもあるのに、まんまとはまっている今日この頃。

  2005.03.08

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• ン年ぶりの雪合戦！

  降る、降ると大騒ぎされていましたが、やっぱり降りましたね！朝はまだうっすらとしか積もってなくて、ぐちゃぐちゃになるから外遊びもダメ、と放送がかかったのに、中休みはある程度つもったからというわけで、外遊び解禁。あー寒そーー、と窓から子どもたちを見やりながら職員室へ戻ると、「やっぱり遊んでいるのはＯ先生だけだね。」との言葉が耳に。見ると、うら若き２０代のＯ先生だけが笑顔で子どもと雪合戦をしている。負けず嫌いな私、うーん、これは行くしかない！と覚悟を決め、手袋もジャンパーもないのに無防備な体制でとりあえず外へ。素手で雪をつかむと、うわ、やっぱり冷たすぎる……。と思っていたところへさっそくベシャッと首すじに雪球が。　　　イタッ！　もー、首からじわじわ入ってくるよー（涙）。しかし首の中に雪のかたまりが入った今、ここでさっそくもう何でもありだという気分になり、足元にある雪を握っては次から次へとクラスの子をねらって投げる投げる！不公平がないように、実はしっかり顔も見ながら、目立たない子にもちゃんと当ててあげようと、考えながら走る当てる。しかし子どもが投げる球は私にバシバシ当たるのに、ノーコンの私が投げても全然当たらない。しかたがないので、転んでいる子に本気で命中させたり、すわりこんで握っている子の頭をねらったりと何ともおとなげないねらいかたをしているうちにどんどん敵が増え、気づいたら逃げる私の後ろに大行列。ラン用シューズで本気で走って逃げる私に、長靴でがんばって走ってくる子どもたちの大行列がぞろぞろ。ふと振り返るとみんな本気で、わーかわいいー♪ファンに追っかけられる気分（←大勘違い）。まるまる２０分間、本気の雪合戦を繰り広げるうちに、汗までかいてきて素手も麻痺。でもすっごい楽しかった。何十年ぶりだろ。中休み明けの３校時は、子どもたちと一緒にストーブのまわりでしたたる髪や上着をかわかしました。みんなびちょびちょ。とくにオチはないんですが、ほんっと楽しかったよ。結局雪合戦をした先生は計２名で、体をはって若さを証明できた…かな。

  2005.03.04

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• 結局かかってしまった

  時は土曜日。「今日はカウンセリングの当番が終わったら、そのままスキーだ♪」って思っていた矢先、突然の寒気が。寒気って、ほんとすごい。人が「寒気がする」っていっても、ここまでってきっと想像できない。歯もがちがちなるし、体全体を氷でくるまれたような感じ。家からはるか遠く、Ｋ駅付近まで車で来ていたので、家にたどりつくだけでも、よくまあ無事で、という感じ。途中、暖房をＭＡＸにしていたのに、寒さで気が遠くなりそうだった。病院へかけこむと、案の定インフルエンザ。やっぱりね。ああ、ここのところドタキャン続きで、病弱キャラが定着しそうで嫌～！！……と、悔しくてたまらない思いをしながら、いろんな人に暇つぶしメールを送っていると、携帯でとったあったか～いお鍋料理の写真を送ってくれたり、病弱キャラの人は、３９度の熱が出ただけで『死ぬかも』と言い出すけどいけきょうはメールなんて送ってるから大丈夫！と言ってくれたり、病弱なんじゃなくて、前厄だからしょうがないんだよ、と励ましてくれたり、私の負けず嫌いを知って、的確にフォローしてくれるメッセージにかこまれて、友だちのありがたみを感じました。そう、インフルエンザにかかって一番いだいている思いは「つらさ」より「くやしさ」！！クラスで出た瞬間から、私だけは絶～～対なりたくないと思ってよく寝てよく食べて、よく運動していたのに！！あー悔しい。悔しい悔しい悔しい。えーーん。

  2005.01.24

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• おそるべしインフルエンザ

  やっと、史上最悪の風邪が治ったと思ったのに～（涙）！！今日は学校公開日。朝から晩まで、５時間終日授業参観という日で、子どもも普段以上に大はりきり。普段保健室に入り浸っているような子も、今日は普通行かず、保健の先生も「こういう日は（保健室に）来る子少ないんだよね～」という日。それなのに、なぜかうちのクラスでは休み時間ごとに次から次へと　　「先生、気持ち悪い……」　　「先生、頭痛い……」という子が（たまたま女の子ばかり）続々来るので、　　「えーー。私のクラス、ずっと保健室に行く子が少ないのが　　　自慢だったのに、とうとう保健室ずきの子が増えちゃったのー？」とがっかりしていたら、保健の先生よりインターホンで　　「二人とも熱が８度６分あるから、ランドセル準備して持ってきて」とのこと。ほんとだったのか！！えー。でも、さっきまで元気でぴんぴんしてたのに！と思ったら、のちほどのおうちの方からのお電話で、インフルエンザとのこと。すごい、おそるべしインフルエンザ。ついさっきまで一番元気で、マラソン大会の練習でも人一倍のスピードで駆け回っていた子が、一秒後にはもうこのダウンっぷり。おとというちのクラスで、今シーズン我が校初のインフルエンザが出て、しかもその男の子は２種類の注射をちゃんと受けてたのに、まったく効かずにまんまとかかってしまった。その後、うちのクラスからばっかり一人、二人と続いて出ていて、感染症のおそろしさを実感する。あー、とりあえず、子どもは何人かかってもいいから私自身だけはかかりませんように、というのが本音。もうこれ以上苦しみたくない。子どもはお母さんが看病してくれるからいいじゃん。今日も、普通の風邪の病み上がりの子が私の耳元で内緒話しながら突然「ぶはっくしょん！」とくしゃみをしていた。そりゃあ風邪もひくわなー、と思ってしまった。嗚呼、とりあえずインフルエンザにだけはかかりませんように！！！懇願。

  2005.01.20

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• 人の不幸は密の味

  ↑タイトルの意味は、いわばこの日記のオチにかかわってくるんだけど、　年内には公表できることと思います。＊　＊　＊　＊　＊一時期は、一銭ももたずに海外旅行へ行くなどと、トラブルメーカーも甚だしかったわたくし。ここしばらくは何もないなーと安心していたのだが、本日「おまえはトラブルメーカーなんだよっ」と思い出させられるような強烈な出来事発生。厳密には昨日の帰りの車で発覚したんだけど、なんと、子どもの個人情報のかたまりのようなノートをいれたかばんがない！そして、個人情報には劣るが、ずぼらな私が５つくらいのすべての銀行で認印に使っている印鑑が入ったペンケースも、そのかばんの中に入ってる。……なんてことを、今だからこんなところに書けるが、ついさっきまでは新聞に名前が載って、職を失う覚悟が一瞬よぎりました。年休をいただいて１５時に学校を出て、４時間ほど車にのって昨日のルートをひたすらドライブ。いや、ドライブという言葉は程遠く、ハザードをつけて道端に停まっては、茂みをかきわけながら路肩を歩いて荷物をさがす、浮浪者さながらの動きをしていました。途中で、アドレナリンだかドーパミンだか知らないけど、運転中に急に、体を無理やり休めるための脳内物質が大量に出てきたので、慌ててわき道に入って駐車し、寝てる場合じゃないのに３秒後には爆睡、おきたら日が暮れててびっくりした。そもそも、学校を出るときにそのかばんを持ってでたかどうかも記憶がないのに、どこにおいたか、いつまであったかなんて覚えているわけがない。警察にいったり、昨日寄ったレストランに電話したりと当てもなく探していたところ、一筋の光陰の矢が。あーー、もうーー、よかった！！！！見つかったのは夜だったのに、心配してくれてた先生一同に片っ端から電話したら、みんな自分のことのように喜んでくれて、涙涙。どこにあったかは、タイトル同様（多分）年内に公開しますので、今は諸事情により深くつっこまないでください。いつも子どもと競り合っておかわりしている給食をほとんど食べなかったほど、さっきまで何ひとつ喉を通らなかったが、今はようやくほっとして何か食べられそうなので、まずは胃の壁を修復すべく、これからヨーグルトでも買いにコンビニへ行ってきます。（＠２３時）

  2004.12.02

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• 今日のお仕事

  １１月に入って初めて、一日中家にいる休日。昨日のうちにリストを作っておいた、本日の仕事は以下。・２次会出欠メール・出し物に関する準備全般・美容院の予約・ＮＡＨＡマラソンのレンタカー予約・ＮＡＨＡマラソンのメンバーごとの徴収金額計算・ＮＡＨＡでお世話になるＯさんへもろもろの連絡ＴＥＬ・ＮＡＨＡマラソンツアー会社へ、メンバーの生年月日ほか整理して連絡・学級通信・来週の週案（授業の予定）・たまった食器と洗濯物の片づけ・ミスドのポイントカード引き換え　（スケジュール帳の引き換え、今日までだった！）きゃーん。これならいっそ、外出して現実逃避してたほうがよっぽど余裕がある。なんて、２次会については半分以上自己満足で楽しんでいるのでご心配なく！早くお二人が幸せそうに喜んでくれる顔が見たい♪♪ＮＡＨＡの幹事も性分です。誰かの企画についていくより、自分でひっぱっていきたい。我ながら、負け犬体質の典型だわ。１８時現在、３分の１くらい片づけました。これからがエンジン始動。夜更かししない程度にがんばろうっと。

  2004.11.28

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• このご時世でも、意外と「お母さん」

  最近、クラスの子どもに「お母さん」と間違われることが多すぎる。普段から幼いような子が、思いっきり大声で　　「おかっ！……先生～」とかいってるときは、　　「今、お母さんと間違えそうにならなかったー？」などと微笑みながらつっこんでいたが、最近は毎日のように、一日に三度も四度も「お母さん」と呼びかけられ、今日はとうとう、普段クールで優等生で、夏休みの絵日記に　　「かぞくでレインボーブリッジにいきました。　　　みんなでただの橋を見て、何が楽しいのやら……」と書いたような、ちょっと斜に構えた子にまで　　「お母さん。あ、間違えた。先生～」といわれ、あっけにとられてしまった。普段、お母さんと間違われたときには、　　「あらー、普段こんなにガミガミいってて、３０人中の一人分しか　　　話しかけてあげられないのに、あんなにやさしくて、毎日大事に大事に　　　お世話してくれるお母さんと間違われるなんてうれしいわ～^-^」と言って、間違えたことに対して不安を抱かせないようにしているので、子どもも間違えても「てへっ」て感じであんまり気にしていないようす、いやむしろ、私がそうやって喜ぶから嬉しそうにしているくらいなのだが、今日は、あんまりにも間違われることについて、ふと考えてしまった。「やっぱりそれだけ、歳とってるってことなのかな～」とか「ちょっと、甘すぎるのもいかがなものかしら～」とか。「ここは学校なんだから、いつまでもおうちにいるような気持ちじゃダメだよ」と多少はいましめたほうがよいのかどうか、とか。あと、一番思ったのは、世の中意外と「お母さん」なんだなーってこと。まだ２年生だし、「ママ」が主流かと思っていたんだけど。＊　＊　＊　＊　＊……そして、数ヶ月ぶりに、こんなにしれっと、何事もなかったように日記を書いてみる本日。また書き始めたいんだけど、とりあえずリハビリリハビリ。

  2004.10.26

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• な～んか

  最近、思ったことが書きにくいなあ。考えなしにいろんな人にここのページを広めすぎちゃったかも。自分で自分の首をしめてる感じ。あんまり本音も書けないし、やめちゃおうかな～。と、先週一瞬思ったのですが、転職前後の新鮮な気持ちを記録しておくのがメイン目的だったことを思い出し、とりあえずとっておくことにしました。まあ、上高地旅行でも笑えるトラブルがあったことだし、気を取り直してぼちぼち書こうっと。今までほど本音が書けるか疑問だけど。こうしてまた、誰にも言えない気持ちを引きこもらせていくのかー。ふう……。ホームページごと引っ越すって手もあるか。その場合は、ちゃんと新しいＵＲＬを大多数の読者の皆様へご連絡しますのでご安心ください。面倒くさいから、当分やらないとは思うけど。

  2004.08.29

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• 【夏休み２７日目】カーナビのばか～っ（っていうか私もばか（涙））！！

  ただ、上高地に行きたかっただけなのに。６時半に集合場所を出発し、レッツゴートゥー上高地♪マイカー規制があるので、駐車場がある「沢渡（さわんど）」へカーナビを設定し、いくつも出てきた候補地の中から所在地が長野県になっているものを選んで、一路向かったはずなのに…。目的地まであと１００メートルというところにあった小さい商店へ入り、「上高地へ行くのに、どこへ車を停めておけばいいんですか？」と聞いてみたところ。「上高地？　あらー、全然違うわよ」「ああ、あっちにも『さわんど』っていう地名あるわね」うそーー（涙）。信じられない。再び高速に乗り、おなかペコペコになりながら、ようやく本物のさわんどに着いたときには、出発後早６時間以上も。ちなみに最初は、同じ長野県でも伊那インターから小１時間ほどの「さわんど」に着いてました。せっかく道はすいてたのに～。ショックすぎる。駐車場からバスで上へあがり、空腹を通り越して気持ち悪くなっていた胃を埋め、やっと散策を始めたのは１４時過ぎ。明神池のほうまで行く気マンマンだったのに、普通に歩いてたら時間がなくなり、あきらめて片道１時間の気軽な散策コースを歩いただけ。空気も景色もキレイで、すごくリフレッシュされたけど、、、でもなぁ～。やっぱりカーナビオンリーに頼り切るってダメなのね、と深く反省。ドライバーのＯさんにもご迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。（というか、Ｏさんもおそらくひいていた。よね？）明日は、２０数年ぶりの乗鞍山頂だ。楽しみ！【夏休み２７／２９】終日、年休。（今年は意外と消費しちゃって、この先大丈夫かしら）

  2004.08.26

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• 【夏休み２６日目】銀メダルより銅メダル！？

  ここ数日オリンピックを見ていて、銀メダリストより銅メダリストのほうが終わったときうれしそうだなあ、と思う。柔道やレスリングみたいに、トーナメントで勝ちあがっていく競技は特に。金メダルが確実視されていた競技で、準決勝敗退が決まったりすると、見ていたほうもすごく悔しいし、そのときには「何で何で？」って思う。がしかし、人間は時が経つと受け入れられるもので、翌日の決勝までには「何とかメダルを取ってほしい！」っていう応援モードを取り戻している。やっぱりメダルがあるとないとじゃ大違いだから、手に汗握って応援し、３位になってメダルを取れたときにはすごくうれしい！試合後のインタビューでも、ほっとした笑顔で話す選手が多い。それに比べて、事前にはどんなに期待されてなかった競技でも、決勝まで残ればさすがに全国民が金メダルを期待する。固唾をのんで決勝を見守る中、一瞬の隙に「ああ～～～っ」ということになると、試合が終わって残るのは大きなため息。試合後のインタビューでも、銀メダリストは口数が少なかったり、悔し涙で言葉に詰まること多数。やっぱり「終わりよければすべてよし」ってやつですかね。じゃあ、水泳みたいに一度に金・銀・銅が決まる競技についてはどうかというと。結局やっぱり色はどうあれメダルがほしいから、取れるか取れないかの瀬戸際でギリギリ取れたっていうときには、うれし涙がこみあげてくるほど喜んでいる選手が多い。しかし、銀メダリストは、２位なら１位も狙えたんじゃないかということで、やっぱり今ひとつ浮かない顔をしているように見える。……って、オチがないけど、テレビでインタビューを見るにつけ思ったことをつれづれなるままに。それにしても、これだけ金メダルラッシュと思いきや、未だ東京オリンピックの金メダル数に届いていないなんて、いったい何の競技でとってたのか謎だわ。＊　＊　＊　＊　＊明日から、一応この夏メインイベントの上高地ドライブ旅行！会社員時代の現実逃避的派手バデ夏休みに比べて、ここ２年は地味な夏休みが続いているが、心穏やかに過ごせる幸せさはダントツだと思う。これから準備して、早めに寝よう。というわけで、これからまる３日は更新はありません。【夏休み２６／２９】・成績づけのために、一人ひとりの子について覚えていることを洗い出す　シートをつくる。おとといの研修中、ちょっと暇な内容だったときに　ノートを開いたら、アイディアが浮かぶ浮かぶ。（昔から内職はかどる派）　こういう、企画や頭の中身を整理するフォーマットを作るのは昔から得意。・シートを３０枚印刷し、氏名のゴム印を押して、思いついたことを　片っ端からどんどんメモ。あの子は係をがんばっていたとか、　あの子はリレーの選手だったとか、劇の練習を一生懸命やってたとか。　ひとり思い出すと、いもづる式に別の子について思い出したりして、　午後はずっと集中してシートを埋めてた。・今さら学校経由私宛てに残暑見舞いがきたので、お返事を書いて投函。今日は本当は教室の掃除をしようと思っていたのに、いつするんだろう…。学校に行くのはあとたった１日、しかも終日会議。夏休み明けには絶対返したい、丸つけ未完のテストをつい持って帰ったりして、なんて学ばない展開……。自分でもあきれる。

  2004.08.25

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• 【夏休み２５日目】会社員と社会人

  私としてはまったく悪気がない、というより正直、混同しているだけなんだけど。「会社員」は、会社で働いていたという事実を表す名詞。それに引き換え、「社会人」は「企業でお金を稼いでいました」という価値が入る言葉。だから、職員室でうっかり「昔、社会人だったときに～」なんていうと、その気がなくても、「あなたたちは社会に出たことないでしょうけど」なんて取られる恐れがあると思う。考えすぎかもしれないけど。現に今日、思わず口にしてしまったら、普段すごく物分かりのいい先生の口から「まあ、私は民間にいたことがないからわからないけどね」という言葉を聞いたときには、時すでに遅し。しまった！その先生も、別にいやみで言ったわけじゃないのは分かってるんだけど…。ほんとにもう、どうしてこんなに意味の違う言葉を混同するんだろう。ばかじゃないの？私。それにしても、この二つの言葉にこれほどの違いがあるなんて今まで意識してなかった。気にしない人はまったくしないだろうが、去年の６月頃の日記に書いた「おつかれさま」「ごくろうさま」に匹敵するくらい、自分で言ってて感じ悪さが気になるから、気をつけねば。【夏休み２５／２９】・水泳大会のブロック予選。　去年は比較的ラクな仕事で、子どもが全力を尽くす姿を見て　涙しそうになったものだが、今年は記録係でてんやわんや、　泳ぐ姿なんてほとんど見られなかった。　でも、最後の記録発表では、みんなが私のアナウンスに耳を傾け　（タイムや順位が知りたいからね）、晴天の下はきはき読み上げたりして　気持ちがよかった！・午後は給食の研究会のため、他校へ出張。　今日は司会の当番だったが、どの学校の先生にも口を開いてもらえるよう　様子を見計らって指名したりと、ちゃんとできたと思う。自画自賛。

  2004.08.24

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