教育について
現在いきいき久富では、教育に力を注いでいる状況です。新人の方は一生懸命学ぼうと努力されています。逆に教える側も一生懸命教えようとしています。教育に関して大事だなと思う事は個を大切にする事。また、学ぶ側は不安な事もあるけどやってみようという気持ちを持つ事。教える側は教えるスタッフが何処までは出来て何処まではしていないのかを把握しておく必要がある。また背中を見て学び伸びていくスタッフもいれば、丁寧に教えて伸びていくスタッフもいる。それぞれが個々でどうなのかをある程度見極める必要があると思う。大事なのはどうすれば一番伸びるかを考える事。逆にどうすれば一番学ぶ事が出来るのかを考える事。そこに難しさもあるし、教育のやりがい、出来た時の喜びもある。共に学べた時の喜びを共感出来る事が大切であると考えます。僕の教育の方針は、基本的には「とにかくやってみよう」というスタンス。もちろん個をみてそうで無い時もあります(使い分けています)。やってみて、言って聞かせて、させてみせ・・・という山本五十六の名言もあります。私毎で最近ゴルフを始めたのですが、そこを例えると、まずは、誰かのスイングなどを見ます。でははじめから10回、20回みて、上手な人のマネをしたとしてもはじめから出来る訳もなく。ボールは飛んでくれません。そこに「やってみて」というのが無いと何回、何百回見ても頭の中で考えたり、見るだけでは絶対に出来る様にはならないです。やってみて、どうして出来ないのだろう・・・ひょっとしたら握り方がおかしいのかな?とか考えて次に実際に違う握り方で握ってみたらボールが飛んだりします。ここが大切で、人のスイングを何回もみても、握り方がおかしい?等の観点に至る事はありません。そこで、やってみて考える事で、人のを再度みてあの人はこの様な握り方をしているな。とかyoutubeをみてプロはこんな握り方をしているな。とかの視点が生まれます。そこが大切だと思います。もちろん、最初から出来る訳もなく不安も多いでしょう。未だに下手くそなので不安だらけですがやってみない事には、次こうしてみようという事も生まれませんし、誰かにスイングの時の握り方はどうしていますか?等質問する事もできません。そこを考えて欲しいから基本スタンスとして「とにかくやってみよう」なのです。今は、ゴルフを例えましたが、例えばピアノを弾くにしてもプロの演奏を何百回みても、弾ける様にはなりませんよね。自分の身体で感じて、考えて、修正して、結果がどうだったか?ある意味PDCAサイクルを教育の中でもしていかなければ、成長は少ないと思います。そこを一緒に考える教育者でありたいとともに、出来る様になった暁にはしっかり正のフィードバックをしたい。そこで喜びを共感したいと思っています。教育に100%の答えはありません。でもその中で言える事は、教育する側も学びの機会であると共に新しいスタッフが不安なく仕事が出来る様に早くしてあげたい(上からになってしまいますが)。という事。仕事はまず言語化⇒習慣化という過程を辿ります。習慣になるためには言語で考えて、くり返し行う事が大切になります。言語化の段階では、楽しさ、やりがい等感じる余裕はあまり無いと思っています。そのためにも早く習慣化というか頭の中でいろいろ考えたり、不安にならずに仕事が出来る事が大切です。せっかく縁があり一緒に働く事になったスタッフです。働く事で少しでも良かったとかやりがいがあるなとか感じながら仕事をしてもらいたいと思います。不安や言語で一つ一つ考える事が少なくなってきた時に余裕が生まれます。この余裕が無いと良かった・やりがい等は感じる事が少ないと思っています。(言語化:次の作業はまず第一にこうして、次にこうして、次にこうする等頭で考えて行動する事。例えば今お箸の持ち方を考えながら食事をしている人はあまりいないと思いますが、子供の頃はお箸の持ち方を練習していたと思います。その段階ではなかなか食事が本当に美味しいと感じる事が少ない等)まだまだ、自分自信も教えてもらう事が多い中で、教えていく立場でもあります。自分自信も始めて行う事に対しては不安が一杯ですが、まずやってみようというスタンスです。そうしないと仕事を振ってもらえるチャンスも少なくなるし、チャンスはそんなに多くある訳ではないと思っています。まさに「なせばなる」という事です。その過程に失敗する。失敗から学ぶ事も多くあるし、逆に失敗しないと学べない事だってあります。そこをPDCAサイクルにしっかり入れて反省すべき事を精一杯反省して次を考えていけば良いのだと思います。それをくり返していく事で「なせばなる」になっていくのではないでしょうか?そんな事を最近考えています。これからもよろしくお願い致します。