実習生
最近、ブログの投稿が滞っていたので、連続での投稿です(゚-゚)
当社では、実習生を積極的に受け入れています。その目的は当社を知ってもらう、繋がりを持つ、在宅の魅力を知ってもらう等様々(まだまたありますが)。
私が会社を代表して実習生の受け入れ全体を管理しています。
要請があった場合には基本的には受け入れる方向で考えています。受け入れを管理している為に久富では1番実習生を受け入れてます。
受け入れると、もちろんオリエンテーション、フィードバック等大変な側面も増えますが、スタッフにも利用者様にも良い刺激になります。
今回も地域実習という1週間の実習を三期に渡り受け入れました。
1週間しかないので、教えれる事には限界があります。その中で何を伝えれるのか、そこをいつも考えながら実習生と関わっています。
現状、在宅部門では長期実習は少なく、この1週間の地域実習しかない状況といっても過言では無いくらいです。逆に言うと在宅を経験出来るのはこの実習しかない状況です。
その背景を元に何を伝えていくのか?
その中でほとんどの人が病院に就職します。病院でのリハは何の為にするのか?
元いた場所(つまり家等、生活する場所)に出来るだけ戻す為にリハビリする目的が多いです。
ただ、病気やケガになられた方は病前や受傷前に比べて良くなると言うのはありません。つまり大小ありますが何らかのハンディキャップを抱えて戻る事になります。
ハンディキャップを持ちながら生活する為に生活のスタイルを変更したり、福祉用具を導入したり、誰かに介護してもらったりしながらの生活になります。
病院でリハビリは今後の生活をする為にリハビリするけど、実際の生活が地域実習しかみる機会がありません。
そこに当社で地域実習を受け入れる意味があると思ってます。
少しでもどんな風に家で生活しているのかを知れば、家に帰す時のゴール設定のイメージがわきやすく、ICFの多様な方面からのゴールを考えやすくなると思って、実際どういう風に生活をされているのかを聞き取りをする実習にしています。
それがこれから先のセラピストとしての糧になって欲しいと願ってます。
もう一つは、社会人としての側面の第一歩としての側面。
バイザー(上司)への対応、同僚、先輩との関係の築き方。
例えば、デイリーノートの提出の仕方、ファイルにするのか、クリアファイルで済ませるのか?基本的には見てもらうのでは無く見て頂くもの!雑に扱わない様にする。等細かいですが、配慮の仕方を教えてます。
書き出したら切りが無いし、ブログが長いとの言葉も頂きましたのでこの辺にしますが、実習をきっかけに何か心のスイッチがオンになればと思ってます。
この先実習生がセラピストになった先に関わる、何千、何万の人が少しでも幸せな生活が送れる様になればと思って、そうなる為の自分の役割を考えて関わっていますし考えて関わるセラピストになって欲しいと思ってます。
これからの活躍を期待しています!
この辺で。