コンサルティング
現在僕の仕事の中でコンサルティングと呼べるような仕事の割合が非常に高くなっています。自分の職場でない所に入って、情報収集し、その情報が正しいかどうかを見極めて、どうしていった方が良いかを考えて、提案をして、役割担当や期日を決めてそれを伝えて、その後動いているかを中間で確認して、最後に取り組みを行った結果を確認する。という所をずっと繰り返しています。それも一つの所にだけ入っている所では無いので、時に頭の中がごちゃごちゃになってしまう時もあります。この事業所のこの案件に関しては今こんな経過になっていて、期日がいつになっていて・・・。みたいな事が沢山ありすぎてタイミングで確認できなかったりする事もあっていけないなと思っています。一番困るのは、最初の情報収集の時に間違った情報が入ってきて,その尺度で物事を考えて実行を考える事です。もちろん情報収集の精度はしっかり高めないといけない事は経験を積んできている中で分かってきました。出来るだけ現地を見てから確認する事が大切。しかしながら時間の観点もあり,全部を自分の目で確かめる事は無理なので聞いた事を信じて考える事もあります。いつもではありませんが、その情報がどうしても少し曲がっていて、後々に『おやおや』となる事もあり、せっかく考えたけど0からまた考えなおしたりしなくてはいけない事もあります。自分が分野的に経験している所でも難しいのですが、自分が経験した事が無い領域の部分をそうやって関わっていく事は更に難しいし、その都度法律の事も勉強もしないといけませんし、現在の仕組みも把握しないといけないし、その中で何が上手くいっていて何が上手くいっていないのか等を評価していかねばなりませんし、非常に難しいです。忙しい中でも情報収集等に時間を割いてくれている所は感謝しています。ありがとうございます。仕事という所で行くと、仕事はどの仕事にしても根幹は変わらないので、仕組みが機能するかしないか、上手くいくか行かないか、どこがどう足りないか、時間が経てばどんどん大変になってくるだろう等だいたい分かる様になってきました。その中で、新しい仕組みを考えてきた事を確認する際に,この仕組みは継続して機能出来るかそうでないか等、すぐに分かる様になってきています。言葉は悪いですが,今一つの仕組みの提案があった時にどうするのかを一番悩みます。何処までその方の思いを入れて、どこを正していかないといけないのか?方向性のみ修正すれば良いのか?根幹から修正が必要なのか?等せっかく本人が一生懸命に考えた所なのでその通りにしたいと思う反面、組織としての部分なので、出来るだけ失敗しない様にという所もあります。下手に修正しすぎるとその人の意見で無くなり、モチベーションも低下してしまいますし、責任感も薄くなって今います。非常に難しいです。自分達でしたいと思っている所に介入して,このままでは上手くいかないと推測される為に色々アドバイスを行ったり、修正したりしようとしてもなかなか染みていきません。今は問題でないけど、後々に指摘・アドバイスした所が改善されずにやはり上手くいかなかったりも多々あります。目の前の景色をみて客観的に物事を見る事が難しくなっており、そこまでの視野でみる事が状況的に厳しいのかなとも思います。だからこそ介入する所もあると思います。本当は自分達の力でしっかり根拠を持ち、仕組みを考え、期限を守り、みたいな事業所、会社を作っていってもらいたい。しかしながらマネージメントの視点等も含めてその方々のみでは難しい。その為に自分の身の振りをどうしていくか等本当に悩みます。どうしたら将来的に自分達の力で考えて、行動してやっていけるのか?そこを考えます。その為にアドバイスも時には苦言も必要です。そこが染みる為の順序は?身の振り方は?言葉かけの仕方は?伝えるべき根拠は?等々 何処にもどうしたら正解と書いてありません。OTの考え方としてもOTはずっと介入すべきでないという所があります。それはOTはどうしたら自分自身で元の生活に戻れるのかを考える職業であり、ずっと居続けてその方をサポートする所ではないからです。自分達で出来る様に、初めは何を伝えているのかが分からないだろうから、資料も自分で作り、こんな感じの物をと提示(現場で作り替えて欲しい)していましたが、そこを考えきれないので、そのまま使用されて、現状に合っていない等の所になってしまったり・・・なかなか難しいです。アドバイスを生かしきれいない所の問題もあるし、自分自身の進め方の問題もあるし苦戦はしています。しかしながら、以前のブログにも書いたと思いますが、逆境が自分を成長させてくれるし、逆境が無いとまたやりがいもありません。心は折れていませんが、悩む事はあります。1人でやっている訳ではありませんので仲間と共にしっかり乗り越えていきたいと思います。またまた、語りのブログになってしまい反省ですが、今後も頑張っていきます。