心のスイッチをONにする関わり
何処の会社もそうだとは思いますが当社においても教育という所はすごく大切にしています。その教育という所が最近本当に難しいと感じています。(以前からですが、最近特に)一昔前に比べると『俺の背中を見て育て』みたいな事だけでは通じないし、目的・根拠・何の為に等を説明しながら教育をしていく事が大切であるし、その時間も限られてきているしという所です。その時間的な観点も最近はあり、昔であれば遅くまで残って教えてみたいな事もしていましたが、最近ではそれも許されなくなってきています。本当に難しいです。一つ一つの事を丁寧にその人に合わせてという所が求められている時代なのに、時間的な時代の流れがそれを許さない。まさにその日、その時、その一瞬で教育しないといけない様な時代になってきています。教える側も当然仕事している訳でそんな事がタイムリーにいつも出来るのかというとそうは環境が許しません。『八方ふさがり』な状態になっているのではないかとすら感じます。教育とは『教』おしえて『育』そだてると書きます。そう書いていくと教えるという事が1~10まで教えないといけないという感じに見えてしまいます。もちろん教えていく事はすごく大事な事で教えないとかいう訳でもありませんが、その教えるという所の教え方の所で最近考える事案がありました。上司は教えないといけないと思い本当に頑張って教えてくれています。しかし一方の教えられるスタッフが同じミスの繰り返し、こっちが良くなればまたあっちが悪くなる。上司はこっちを叩けば、あっちが出るので、あっちを叩けば、こっちが出るとまさに『彼方を立てれば此方が立たず』状態です。教育された方は分かると思いますが、育つスタッフと育たないスタッフがいます。もちろんそもそものその方が持っているスキルもありますが、そこはどうにかこうにかなります。要は学ぼうとする『教えられる側』のモチベーションとか思考とかによって大きく左右されます。育つスタッフはそこのモチベーションがある、要はモチベーションがあるとは何でしょうかという部分ですが、『目的』と『成長したい』という所、その成長したい先には何かあるか?みたいな事です。もちろんそれだけではありませんが、そんな感じです。前置きが長くなりましたが、モチベーションがあれば1~10まで教える必要なく、育ってくれると思います。自分で見て聞いて感じてメモして家で振り返りをしてという所に繋がるからです。作業を1~10まで教える事って正直限界があります。今は10までで留めましたが、実際に仕事上でする作業という観点で話をすると何千にも何万にも下手したら何億?にもなります。それをすべて教えていく事は不可能な訳で本人がどう学ぶのか、学ぼうとするかが大切です。ここでやっと題名のどう『心のスイッチをONにする』かです。ここをONにしていく為には,以前も上げたバックグラウンドの把握を含めて,何故ここで仕事をしているのか?本人の興味がある所はどこなのか?苦手な部分はどこなのか?やりがいと感じるところはないか?どういう事なら興味を持ってくれそうか?等を把握していく事です。そこを把握したうえでどこをくすぶれば良いのか?という所です。同じ教育ですが、手法が異なります。あくまで一つの手法でありこれだけしておけばよいというものではない事を大前提にお話ししますが、一つ一つの事をすべて教える事は難しいので、こういう手法も併用すると良いのではないかと考えています。心のスイッチをONにする関わりも簡単ではありません。本当に難しいです。その方の環境や年齢等によっても左右されます。大切な事はいつもその方の事を気がけて、どうしたらその方の為になるのか?という所をしっかり考えて対応する事!そこが大切だと思っています。分かりやすく伝わる為にこういう書き方をしますので、語弊が無い様にだけお願いしますが、小学校1年生に中学生の勉強を教えませんよね。でもその人の為になると言えば当然将来勉強しないといけない訳で為になる訳ですが、そこに『何で分からないの?』とか怒ったりしませんよね。美術部出身の人にマラソンを走る事をいきなり求めませんよね。それと同じ感じです。自分が教育者として『教えないといけない』という観点のみでは、難しい、相手の置かれている状況、立場、環境等考えて、どうしたらその方のステージで『心のスイッチをON』に出来るかが大切だと考えます。日頃の教育の所を少しだけ振りかえって頂いて、何かしら参考になればと思います。いつも当Blogをご覧頂きありがとうございます!★いきいきリハビリケアでは、共に働く仲間を募集しています★~仕事が気になる方、求職中の方はこちらから~いきいきリハビリケア リクルート(求人)サイト★会社案内(会社の事が気になった方はこちら)★~いきいきリハビリケア公式サイト~★いきいきリハビリケアの仲間もBlogを書いています★~スタッフ仲間のBlogはこちらから~スタッフ仲間のBlogアクセスお待ちしております!