役職者の時間の作り方
立場上色んな職場に関わらせていただいています。特にもっと良くなるだろう事業所には関わっています。(分かりやすく言うと改善点がある事業所)関わる中で少し傾向が見えてきています。改善点が多い事業所の役職(センター長)は,忙しそうにしている事!そこで良くないスパイラルが発生している事。 この傾向があります。どういった事かという事ですが、①役割分担がしっかりしていない。②報告するルールが無い。(少ない)③曖昧な点が多い。④チェック機構が無い。(少ない)⑤役職の急な判断にスタッフが戸惑う。⑥スタッフが成長する機会を逃してしまっている。何が言いたいかというと、要は決まったルールが無い(少ない)為に、すべて管理者(センター長)の所に集約される様なシステムというか自然とそういう形態が出来上がってしまっている。何かあった時にスタッフ一人一人は分からない事も多く,最終的な責任も取る事が難しいので、結局その職場の長に伝える事になります。これは当たり前の事ですが、この案件は主任、この案件は〇〇さん等割り振りが無いので、すべてその職場の長がする様なシステムが出来上がってしまいます。そうなると、管理者(センター長)は手持ちの時間が無い中でその仕事をこなしていかないといけなくなる訳で、①冷静な判断ができない。②単純なミスが増える。③仕事を振ろうにも振ることを考える時間と余裕が無い。④スタッフからミスに対して不満を持たれる。⑤管理者センター長としての信頼が失墜していく。⑥時間が無い為に良いサービスや仕組みを作る事が出来ずに失墜してしまう。⑦ご利用者様が増えない。⑧給料上がらない。⑨スタッフのモチベーション低下⑩経営者側から注意されてもそれをこなす事が出来ない。 ⇒そして自分はこんなに頑張っているのに認めてくれない・・・と周囲が見えていないからと勘違いしてしまう事。⑪スタッフは仕事を振られる事も無くなり、現場の仕事のみになり、取り巻く仕事をする機会が無くなるし、現場で教えてくれる(叱ってくれる等)も無いから、成長の機会を逃してしまう。⑫管理者(センター長)が忙しく仕事振りを見てくれないから更にモチベ―ションの低下。等々、ある意味あまりよくないスパイラルやロジックが出来上がってしまう様に感じます。(こんなに極端ではありませんが、分かりやすい様にオーバーな表現にしています。ご理解下さい)簡単にまとめると、仕組みが無いし、チェックする機構が無いから誰に言って良いかもわからず、誰がする仕事かも明確になっておらず、結果その職場の長がする事になり、長が時間が無い為に何も進められず、単純なミスやスタッフに対する態度も余裕が無く、更にスタッフが協力体制が薄くなり、職場のまとまりも薄くなり、良いサービスができにくくなるという事。そういう職場ば売り上げも経ちにくいから、自分達の処遇のUPも望みにくくなり、更にモチベーションが低下する事。等です。では、ここで原点を考えてみましょう。そうすると、原点は仕事の割り振りが出来ていなく、その割り振りが割り振り通りに遂行できているかのチェック機構が出来ていなく、継続できない事。だから役職(センター長)自らがするしかなくなる事です。①では、まず役割分担を見直してみたらよいと思います。職場には色々な役職、センター長、副センター長、主任、正社員、パート、介護福祉士、生活相談員、管理者、作業療法士、看護師、運転手、厨房スタッフ、等様々な役職と業種と職責があります。そこがちゃんと機能しているか?です。ちゃんとと言いましたが、ちゃんと割り振りができているかも含めてちゃんとです。センター長の仕事は?主任の仕事は?役割の仕事は?誰が何をするのか明確にできていますか?例えば施設の物が調子が悪いので見て欲しいとスタッフから相談あった際に、全部管理者(センター長)がみる様になっていませんか?意外と見てみたら、直ぐに手直しすれば大丈夫やったりする事ありませんか?ではその不具合等があった場合には〇〇さんを窓口にします。と決めて、その方に報告する様にする。その方が動いてくれるので、管理者(センター長)は動く必要が無くなる。必要あれば、その不具合の所で稟議書が必要になってくるが、稟議書をその担当の人に書いてもらう様にしてセンター長はその書類をチェック・修正するのみで良くなる。全ての稟議書が管理者(センター長)が作成して上げる様になっていませんか?そうする事で稟議書という存在も知らないスタッフができてきたり、稟議書の書き方を学ぶ機会も喪失したり、そこを通して教育の機会も減り、称賛される機会も無くなり、モチベーションも変わらない。任せられている感じも無い。等様々な不具合が起こっていませんか?②次にチェック機構です。仮に割り振りを決めたとしてもそれが上手く機能しているかをチェックしていかないと、いつの間にか機能していなかったりしていつの間にか割り振りやルールが曖昧になって、結局管理者(センター長)がすべてをするという事になりがちです。その為に決めた事がしっかりとできているか?そこをチェックしていく事が大切です。どっちかというとというか管理職は管理する職です。そういう事を管理していく事を職責としてしていくからこそ、管理職としての役割があります。管理職としての役割で無く,現場の仕事をする役割になっていませんか?又は両方すべて自分だけにする様になっていませんか?そういう所を考えて、原点に立ち直り、改善策を実行していくと、きっと色んな事が上手く回りだしますし、皆が役割と目標を持ち、同じ方向とまでは言いませんが、同じ共通の事に対して取り組んでいる感じになると思います。そして全体で成長しスタッフ一人一人も成長し、やりがいも出てくる・仕事が面白くなる。と思います。こういう事が大切と思っていて、必ずスタッフの為になる事を伝えきれないとなかなかスタッフに仕事を任せるのもスタッフからすると仕事が大変になるので、前向きに受け入れてくれないかもしれませんが、自分の思いと考えをしっかり分かってもらう為に伝わる様に伝える事です。そうすると結果時間の余裕を持ちながら、管理もできて、スタッフは成長して、自分自身も成長して、仕事も楽しくなって・・・。という風になってくると思っています。管理者(センター長)が余裕が無い事業所はひょっとしたらそういうロジックが出来上がってしまっているかもしれません。センター長がそういう役割担当等も割り振る余裕すらないかもしれません。そんな時に一言『何か自分に出来る事ありますか?』この一言だけでも本当に救われるので声を掛けてみて下さい。そうする事で管理者(センター長)のミスが少なくなり,自分に対する事(勤怠のミスが無くなる、色々教えてくれる等)も良くなるかもしれません。凄く文章が長々しくなりましたし、極端な表現になり、少し不快な気持ちにさせてしまう所もあるかもしれませんが、分かりやすく、自分なりに伝わる様に伝える気持ちで書いています。何かしら、今日のこの文章が少しでもヒントになればと思っています。ダメと諦める訳でなく、『なせばなる』です。お知らせいつも当Blogをご覧頂きありがとうございます!★いきいきリハビリケアでは、共に働く仲間を募集しています★~仕事が気になる方、求職中の方はこちらから~いきいきリハビリケア リクルート(求人)サイト★会社案内(会社の事が気になった方はこちら)★~いきいきリハビリケア公式サイト~★いきいきリハビリケアの仲間もBlogを書いています★~スタッフ仲間のBlogはこちらから~スタッフ仲間のBlogアクセスお待ちしております!