海外からの視察
本日、OT協会を通じて、日本で行っている介護保険の仕組みや当社の取り組みについて、海外から視察に来られました。
国は様々で台湾、韓国、マレーシア等で活躍されているOTの先生方です。
日本の介護保険もまだ若い制度ですが、施設形→在宅支援→自立支援と少しずつ進化してきています。
今日視察に来られた国ではまだ高齢者比率もそこまで高くない事もあると思いますが、施設形も多い様子で、自立支援に対する考え方はあるものの、国としの明確な指針は無い様子でした。
ただ世界的にみても施設形を減らし、在宅ケアを推進する方針を打ち出している国が主流です。
老後は施設に頼りきりになるのではなく、自宅で自分らしく「いきいき」と生活することが大切です。
そのためのには、各国でも高齢者向け住宅施設を作り、そこで、訪問介護サ〜ビスの展開といった制度などを足掛かりに、在宅介護を支援する国の制度の充実が必須なのかなと感じます。
又、介護予防の構築も必要と感じます。
介護職員がすべてのことを支援してしまうと、要介護度は確実に進みます。
視察に来られた方々はOTなので、勿論、理解は高い印象でした。これからは過剰な介護サービスを改め、高齢者の今ある能力を生かすように行動を促すことが大切。
そのために役立つのが介護予防の取り組みです。
「自らの自助努力を助ける」という意味で、利用者自身ができることは自分の力で行うこと。
介護者ではなく、あくまでも「利用者様主体」が自立支援の足掛かりになると感じます。
正直ここまでは自分の考えを伝える事は
全く出来ませんでしたが(笑)
ただし、当社の取り組みはどこをみても、自立支援を感じて頂ける内容だったと思います。
言葉は通じなくても、OTとして通ずるものはあったと思っています。
「自立支援」「在宅を支える為の利用者主体」改めて大切さを感じる今日1日でした。
最後に協会と訪看で活躍されているKさんとの出会いに感謝です。今日はありがとうございました☆