地域実習生
今月頭より、リハビリの地域実習生が2名学びにきていましたが、本日が最終日でした。 本当に慣れない場所で、利用者様への関係性構築・評価・考察等、日々大変だったと思います。 当社の実習では現場のセラピストと一緒に動きながらも、レポートも同時に実施していく 内容で行っています。 ただ、よく実習で陥りやすいのは、疾患・症状・障害をどのように治療するのか その為の「レポートを完成させる」実習になる事。 そのような実習には、絶対になってほしくないので、初めのオリエンテーションでは 必ず伝える部分です。 当社のような地域のデイサービス等で学んでほしい部分は、「その人の生活をどう関われば豊かにできるか」と「希望を叶える為のアプローチ」この2点です。 さらに評価実習に関しての目的は、次の長期実習に繋げる為に、評価実習で自分の課題をしっかりと理 解して、同じ事を繰り返さないように対策・成長する事。が大切になります。 地域では、病院のように、病気を根本から改善させる事は難しいです。 ただ、病気の状態は変わらなくても、「生活」を改善する事は多々できます。 福祉道具の導入・家族への介助指導・補助具・残存機能・活動性の向上等。 色んな手段で、その人の生活でできる事が増やし、結果的にできる能力がアップして 生活を豊かにできます。 そして何より、大切なのは、ご利用者様の希望を叶える為のリハビリを行う事。 家族で日帰り旅行が行きたい。買い物をしたい。釣りがしたい。 それらを実現する為に、何に支障が起きるのか。何をアプローチすべきか。どんな社会福祉資源 を活用するのか等。 書ききれない思いが沢山ありますが、希望を実現する為の目標設定とアプローチを大切に 伝え実施しています。 ここの視点がないと、病気をどう改善させるか。ここが悪い。など病気だけの視点になり 地域での大切な視点が、ずれてくるかなと思っています。 かなり長くなりそうなので、このくらいにしますが、 ただ、学生に最後に伝えた事。 「今回の評価実習での失敗・課題を知って、次の実習にどう活かすか」 そのための、準備と対策を如何に行うか、ここをしっかりと実行してほしいなと思います。 自分も評価実習は散々でした汗 ただ、自分の弱みを強みにする為に、勉強・実技・情報収集等様々な対策を取り、 結果的に長期実習先からお誘いがあり、入職できました。 これからどう動くかです。今回の実習が、少しでも、今後のセラピストとしてプラスになるように 伝わったら幸いです。 3週間本当にお疲れ様でした。そして頑張れ! バイザーとして関わってくれた、Sさん・Kさん ありがとうございました。 2人に取っても良い実習になったと思います。 今後も、地域の役割を伝えて、良い学びの場にしていけたらと思います。 お知らせいつも当Blogをご覧頂きありがとうございます!★いきいきリハビリケアでは、共に働く仲間を募集しています★~仕事が気になる方、求職中の方はこちらから~いきいきリハビリケア リクルート(求人)サイト★会社案内(会社の事が気になった方はこちら)★~いきいきリハビリケア公式サイト~★いきいきリハビリケアの仲間もBlogを書いています★~スタッフ仲間のBlogはこちらから~スタッフ仲間のBlogアクセスお待ちしております!