各事業所では、様々な問題・課題が日々続けています。
　決まり事・ルール通りに動けていない・ご利用者様への対応の不具合・事故
　会社方針・目的の理解・・・・・・・・等々
　
　自分がセンター長時代～現在に至るまで、必ずこのような問題の原因は
　細かく上げると長くなるので、大きく３つに分けたいと思っています。
　　　
　１つ目は「仕組みを見直す」
　 まず問題に上がっている事は必ず仕組みを見直す事が重要だと思っています。　　
　 ルールが書面化してあるのか・ルール自体に問題があるか・ルールを進化させれないか。
　 
    問題が起こると、「人」の問題にフォーカスしやすいですが、まずは、そもそも仕組みに原因
　 があるのかを第一に疑い検討する。
　 その思考で、仕組みを書面でルール化していく事で
　「人」が変わっても新人スタッフが入っても、皆が統一して動ける事に繋がり、事業所全体
　 がズレなく運営できると思っています。

　 「人」にフォーカスすると、そのスタッフの能力に頼らざるえない状況になり
　　成長するまで時間もかかります。「人」にも必ず問題はあり、そこへの関わりも必要ですが
　　まずは仕組みを見直してみて下さい。
　
　　２つ目は「伝え方の問題と確認不足」
　　問題が起こると、何かしらの対策を立てます。
　　その対策が、スタッフ全員にズレなく「伝わるか」が重要なポイントになります。
　　ここが伝わらないと、話した人だけ理解して、聞いていない人はわからない。
　　共有するツールに変更点を記載しても、見るスタッフが理解できない・わからない
　　と伝わりません。
　　本当に大切な事はツール＋口頭でも必要ですし、新たな取り組み・仕組みをスタート
　　する際には、文面化してズレを無くす。
　　そこの「スタッフの認識しているかの確認」を行う事で結果は変わると思います。
　　伝わるように伝える努力と認識の確認が重要だなと思っています。

　　３つ目は「関わり方の問題」
　　「人」に対して、教育・スタッフ管理を行う人は自分自身の関わり方に問題が
　　あったのでないか。という認識が必要です。
　　どんなに仕組み化・伝え方を徹底していても、結局はその「人」の課題や問題が
　　あれば不具合は生じます。
　　
　　ただ、「人」に対しての問題（会社の考え方・取り組み方法・仕事への思い・・等々）
　　は結局は本人の問題と育てる側の問題がある。
　　という認識・思考で関わる必要があります。
　　「育てる」事は難しく、明確な正解もないと思います。
　　ただ、できていないスタッフができない事を責めるのではなく、まずは育てる側の問題を
　　見直し、分析する事も大切です。
　　このちょっとした視点のベクトルを向けるだけでも問題解決するポイントの幅が広がる
　　と思います。
　　
　　自分自身がも、もう一度、原因への取り組み方を見直していきたいと思います