2018年09月の記事一覧 | Step-by-Step 〜できたをつなぐ毎日〜

ゲームプログラミング第１号が完成★

先日の療育での一場面の紹介です★いきいきHAPPY STEP 津福では、お子さまの「やってみたい」という気持ちにも、とことん寄り添って支援させて頂いています！放課後等デイサービス利用のお子さまで「パソコンでプログラミングがしたい！」との声を頂きましたので、チャレンジすることになりました！インターネット上で登録すれば、無料で使用できる「Scratch」というプログラミング練習サイトを利用し、テキストにそって進めていきました！プログラミングすることになったゲームは、「スターハンター★」画面上で動くスターを、障害物に当たらないように捕まえていくゲームです。プログラミング内容は①動かすキャラクターデザインと設定②背景のデザインと設定③障害物(スター)のデザインと設定④それぞれのキャラクターなどの大きさ、動く速さの設定⑤スターを捕まえた時のスコアの表示と設定などありました。１つひとつの設定を丁寧に読み込んで進めていきました！数週間に渡って継続的に取り組み、先日ついに完成しました！スターの変わりに地球、障害物は飛行機★完成したゲームを披露する為に、スタッフを呼んでゲームにチャレンジしてもらいました！自分でつくったゲームを目の前で利用してもらい、ご満悦な様子でした(^^♪途中から、「こんな風にもできるよ」と言いながら、障害物を大きくしたり、動くスピードを速く設定し直したりとアレンジを加えていました！とても自信に満ち溢れた表情で、素敵でした(*´∀｀*)

「生きた言葉」の学習

こんにちは！ある日の療育場面の中で「素敵だな！」と思った瞬間があったので、ご紹介です★コミュニケーションを教えたいですということで、保護者様より色々と事前情報をお聞きし、お子様専用のコミュニケーションブックを作成しました。長年、コミュニケーションブックを使用されてきただけあって、使用には慣れたご様子でした。療育の中では、3つ以上のカードを使用して文章をつくって伝える練習を行いました。が、コミュニケーションの練習で大事なことは「場面設定」だと考えています。お子様が「伝えたい！」と思ったタイミングで、コミュニケーションを始める必要があるからです。受身的に誘導されて行う練習では、実践的に身につきにくいと思います。「伝えたい」と思ったタイミングで練習ができて初めて「生きた言葉」が生まれていくと思います。「生きた言葉」とは、知っている言葉を実践的に、適切な場面で使用できることだと考えています。練習当日の場面設定としては、ご本人が「かき氷機」に興味を持たれていたので、「かき氷作りの場面」を用意しました。コミュニケーションの機会の例として…・うまく作れない場面で「てつだってください」・シロップを選ぶ場面で「いちごあじ　を　ください」・食べ終わった場面で「おかわり　を　ください」・おかわりした後に「もういりません」などなど多くのコミュニケーション機会が隠れていると考えました。療育の当日も自分からコミュニケーションブックを使用されていましたが、初めは文章構成がうまくいかず、カード一枚で伝えようとされていました。2度3度練習を重ねた後に…ご自分で「○○せんせい　に　あげます」と伝えてくれました！自分から生きた言葉で伝えてくれて、とても嬉しい瞬間でした(^^♪かき氷をプレゼントしに向かった時には、嬉し恥ずかしだったようで、私に抱きついてはにかまれていました(^-^)「あ～何て素敵な瞬間なんだろう」と私も思わず、はにかんでしまいました★さてさて、今度はどんな素敵な場面に出会えるでしょうか？？毎日が楽しみです(o^∀^o)