ある日の出来事
気づけば平成も残りわずかに・・
来月の準備をするたびに平成31年→2019年に変えるのを忘れて『またやらかしたー』が口ぐせになってる日々です(笑)
話しは大きく変わりますが、先日の出来事を・・
先日の午前中に利用児さんのお母様から電話が
『体調が良くなくて療育のお休みの電話かな・・』と思いながら電話をとると
『先生‼️聞いてくださいっ‼️ 私、今警察で事情聴取されてやっと家に帰ってきたところなんですよ。』と・・
何が起こったかと言うと
小学生のKちゃんが、通学時に信号を確認せずに渡ろうとしたのでお母さんが危ないことをきちんと教えるために注意したとのこと。
その後、Kちゃんはうずくまりなかなか動かず・・
お母さんはなんとかKちゃんを説得しながら一歩ずつ学校に向かってがんばって対応してたそうです。
Kちゃんは右耳の難聴もあるためお母さんも声を大きくして気持ちの切り変えを促していたんだと思います。
通勤時間でもあるため、ちょうど当事業所のスタッフが通りかかりお母さんがKちゃんを押しながら一歩ずつ進んでるのを見ていて『お母さん、がんばってるなー』と応援する気持ちで見ていたそうです。
ですが、それを見かけた方の中に虐待と思われた方が警察に通報したとのこと。
その後、警察が来て事情を聞かれパトカーで学校にKちゃんと、すでに学校にいた弟も呼ばれ車内でボディチェックされ・・
お母さんは警察署内で事情聴取に。
特性のあるお子さまへの理解
日々のお母様の子育ての努力
まだまだ理解されていない現実に悔しさから涙されていました。
ここからはあくまで私の気持ちですが、
まだまだ、福祉の社会と言いながらも現実の理解の厳しさを痛感しました。
虐待かなと思ったら通報するのは義務でありそこは理解できます。
決して通報したことを批判しているわけではありません。
ですが、今回の場合、通報する前になぜ一言声をかけてくれなかったのか・・
『大丈夫ですか?』
『何かお手伝いすることはありませんか?』
でいいんです。
見ただけでは危険が潜んでいるかそうでないかの分別ができないのもわかります。
手伝い方がわからなくてもどういう状況なのか確認だけでもしてくれたなら・・
ここを見てくれている方々、一人でもいいです。
あれは?という場面を見かけた時、警察に通報しようと思った時
一言でいいです。
『大丈夫ですか?』
『何かお手伝いすることはありませんか?』
声をかけてくれたら嬉しいです(*⌒―⌒*)
平成で一番ヒットした『世界にひとつだけの花』のように
一人一人違う種を持つ私たちが
それぞれの花を咲かせて育てることができる
住みやすい街、生きやすい 街、
世の中になってくれることを願っています⭐️