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テーマ:ちっちゃな種まき(269)
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(秋の畑に美しく咲く花豆の花) 「やはり土だね」 我が家のへんてこ家庭菜園に立ち、しみじみ母が言う 生ゴミコンポストをいろんな所に移動させて 肥料にしているのだけど・・ その生ゴミコンポスト跡の作物は威勢が良い 昨日の夜ご飯は秋刀魚 秋刀魚の骨が母は嬉しいらしく 大事にコンポスト行きのバケツへ 種を蒔いてもないのに今年は冬瓜やらかぼちゃが豊作だった 生ゴミから芽を出した冬瓜はもう30個ぐらい収穫しただろうか・・・ なのに、まだ畑にごろごろしている・・・ 母はよく、この畑で祈るらしい 私もたまに1人になって神さまを感じて祈りたいときにこの畑に行く 私たちの力だけではない、神さまも一緒に、この畑で私たちの 叫びのような祈りを聞き、涙を見、喜びを共にし、畑を耕し育み 私たちの心をも見守って下さっている (しその枝にからみついてまだ花を咲かせる冬瓜・・) 最近、超夜型の兄が、朝早く起き、畑で一汗かいて出勤するようになった そして「早起きは気持ちが良いね」と言う いろいろと悩みの多かった兄が言ったというその言葉を聞いて ちょっと涙が出そうになる 涙と共に種を蒔く者は 喜び叫びながら刈り取ろう (聖書 詩篇126:5) 時々、今自分が向き合っている事が無駄に思うことがある 時々、私の発する言葉や想いはむなしく自分に返ってくることがある そして、ふと我が家の家庭菜園を思い出す 祈りに耳を傾け、私たちの小さな種まきにもかかわらず その種を育んで下さっている神さまのこと そして空を見上げて思う もっと肩の力を抜いて 育てて下さる神さまに信頼して 一粒一粒、種を蒔いていこう それは私の心に、そして誰かの心に留まり 私の知らない所でその種は芽を出し 神さまの御手の中で育まれている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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