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2007年01月11日
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カテゴリ:神さまとわたし

イマキュレー・イリバギザさん
ルワンダ大虐殺の生存者
現在国連職員

彼女が書いた「生かされて」を最近読んだ
原書の題は「Left to tell-Discovering God Amidst the Rwandan Holocaust-」
映画の「ホテルルワンダ」を私はまだ見ていないけれど
内容は同じ時期に実際に起きた話

共存していたツチ族とフツ族との突然の衝突
100日間に100万人もの市民が殺された
そんな中、一畳ぐらいのトイレに女性7人が
かくまわれ、3ヶ月間そこに隠れて助け出される

両親も、兄弟も虐殺され
隠れているトイレのすぐ外で、自分の名を
呼びながら「殺してやる」という声
彼女の心にあったのは憎しみと怒り

そのような中で祈り続け、神さまが共にいてくださることを体験し
「人が誰かを許す事を助けることこそ、私の人生の大きな意味なのだ」
と確信するにいたる・・・

一気に読み終えてしまった(笑)
壮絶な現実、人間の醜さ・・
でもその中にあっても彼女の中にあるのは・・
ゆるがない平安
そして強く願う心・祈り

left to tell
(出版社のPHPのHPより彼女の来日講演の様子)

この間、突然、夏ごろから教会に来ていた
フィジーの若い女性が事故で亡くなった・・
それを聞いた時一瞬、時が止まった
いつかゆっくり話しをしたいねと1週間前に
話したばかりだった・・

いろいろな事が起こる
いろんな人と出会い
いろんな悲しみや喜びの中を通る

どうしてですか・・・と、天を見上げる時
「生かされて」
と、イマキュレーさんの本の題が心をよぎる

それぞれの人生
いつ、天に上げられるかもわからない私たち
「生きている」んじゃない
「生かされて」いる
left to tell・・・私たちは今、生かされていて
それぞれにmissionが与えられているのだよね

イマキュレーさんの本を読みながら
有名な詩篇23編を思い出す




主は私の羊飼い
私は乏しいことがありません
主は私を緑の牧場に伏させ
いこいの水のほとりに伴われます
・・・
たとい、死の陰の谷を歩く事があっても
私はわざわいを恐れません
あなたが私とともにおられますから
・・・
まことに、私の命の日の限り
いつくしみと恵みとが
私を追ってくるでしょう
(つづく)



p.s)たくさんの方に年賀状を頂いたのに・・
まだ返事もせずにごめんなさい。ゆっくり
手紙します!





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最終更新日  2007年01月11日 21時25分49秒
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