上海株ちょろ、中国レポート（昔は株日記）

一年半前。

私はニューヨークにいた。

もう春も近いと思った3月終わり。

あまりの寒さに驚いたものだ。

グラウンドゼロはマンハッタンの南にあった。

こんな中心地に！と思える場所だった。

既に何の跡形もなく、地面より一段下がった地下に

これから工事を加えようか、という殺風景だった。

5年前のこの日まで、ニューヨークのこんな場所で

誰が予想できたろうか。

まして飛行機が突っ込むという、映画のような出来事。

しかし現実に起こってしまった。

日本でいえば、都庁に飛行機が突っ込むようなものか。 

想像もし難い。 

人は死ぬ。

老いて死ぬばかりじゃない。

病気で死ぬばかりじゃない。 

突然、ありえない展開で死に直面する可能性を秘めている。

だから面白い。

先が見えないから面白い。

未来が見えないから面白い。 

死ぬかもしれないから面白い。

無駄な日は一度もない。

休んでる暇もない。 

明日が見えないから、

先が見えないから、

一生懸命見ようと努力する。 

見えないから頑張れる。

生きよう、という希望を持てる。

答えがわかってたら、わちはとっくに努力やめてる。 

見えない明日に向かって、

今日の一日を大事に頑張ろう！

９．１１　わちにとっては死について振り返る日です。

なお、このサイトのタイトル部分はグラウンドゼロで取った写真です。