カテゴリ:健康オタク
3/14に検診に行ってきました、オーダーは血液検査と検尿 おもに肝臓、腎臓の機能と生活習慣病の兆候を調べてもらいますが 健康オタクのチェロキーは、2~3ヶ月に1度、この検査を 半年毎に、エコー(超音波)検査、1年に1度、胸部X線と心電図、造影剤を点滴して腹部CTも 持病があって、定期的に病院に通院して検査を受けている方は安心ですが、普通は年に1度の職場か自治体の健康診断、チェロキーは煙草は吸いませんが、晩酌は毎日 友人や弟を亡くしていることもあり、やっぱり不安になります 病院に着いて、すぐに検尿と採血を 小規模の病院やクリニックでは、検体検査は外注に回すので結果は数日後 大きな病院には、臨床検査科があり、至急で回された検体(血液、尿、便など)は検体検査され、1時間以内に「検査詳細情報」がでます 今回の結果表 一般的な検査ですが、ほとんどの方は 退屈な項目なので、最近笑った「おもしろ画像」や「おもしろ動画」を織り交ぜて説明します ALB(アルブミン) 総たんぱくは、血液中に含まれるたんぱくで肝機能が低下すると、数値が下がります AST(GOT)、ALT(GPT) 肝臓病の検査では一般的、肝細胞にダメージを受けると数値が高くなりますが、急性肝炎では通常10~40のその数値は、500~5000U/Lにも上昇します GOT/GPT その数値の比率も病気によって特徴があり、肝硬変やアルコール性肝障害、肝ガンなどではGOTが高く、慢性肝炎や脂肪肝ではGPTのほうが高くなります γ-GT(ガンマ) やはり、肝細胞がダメージを受けると高くなりますが、飲酒によく反応するので、50代のサラリーマンの半数は異常値といわれ、チェロキーも毎回のようにひっかかります 今回の検査では10~47が正常範囲のところ、96H 100を超えたら(脂肪肝の疑い)気をつけます 志村けんは720で、ウコンを飲みながらお酒を飲んだとか 最後は馬が着るんだな・・・ AMY(アミラーゼ) ジアスターゼといえばわかりますか? 夏目漱石の「我が輩は猫である」にも登場します アミラーゼは澱粉を分解して糖にする酵素で、膵臓と唾液腺から分泌され、腎臓でろ過され尿として排泄されます、血液中、尿中にアミラーゼが増加した場合は、膵臓、唾液腺の細胞に異常があることを示します UA(尿酸) プリン体と呼ばれる美味しそうな物質が材料からなった老廃物で、遺伝的要因と食生活と薬剤などの環境的要因が原因となります 尿酸はほとんどの動物では分解され、体内に蓄積しません ところが人間と一部の霊長類は、分解する酵素が遺伝的に欠損しており 溜まると風が吹いただけで痛いという、痛風になってしまいます CRE(クレアチニン) アミノ酸の一種のクレアチンが代謝されてできた、尿酸と同じような老廃物のひとつ 数値が低ければ、筋肉に関わる異常が、高ければ腎臓の異常が疑われます 腎臓が正常なら体外へ尿として排泄されるので、異常値は示しません お父さん........無線LAN HDL-C(HDLコレステロール) 善玉コレステロールと呼ばれ、血管内壁にへばりついた動脈硬化をおこすコレステロールを掴んで、肝臓まで運ぶ働きをします この値が低いと、総コレステロール値が高くなくても動脈硬化が進んで、狭心症や心筋梗塞を引き起こしやすくなります LDL-C(LDLコレステロール) 悪玉コレステロールは、動脈硬化を引き起こす危険因子です 細胞に取り込まれなかった、余剰なコレステロールは血管内に放置され、動脈硬化を起こす原因となります TG(中性脂肪) チェロキーはγと一緒に、いつもひっかかります 正常30~149mg/dLですが、178H 肥満(上半身)、糖代謝異常(高血糖)、高脂血症(中性脂肪)、高血圧が合併すると、シンドロームX(死の四重奏)と呼ばれ冠動脈疾患の原因となります 中性脂肪は体内にある脂質の一種で、炭水化物、動物性脂肪を原料として肝臓で作られます 皮下脂肪の主成分となり、動脈硬化の危険リスクが高まり、高値の方は肥満や食べすぎ、運動不足と飲酒によるものですが、チェロキーはやせ型で少食、運動大好きなので飲酒が原因でしょう LDL-C/HDL-C(LH比) 悪玉コレステロールに対しての善玉コレステロールの比率 LH比が高いほど血中に悪玉コレステロールの比率が高く、動脈硬化になりやすく、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を引き起こしやすくなります LH比が1.5以下が理想となります e-GFR(推定糸球体濾過量) ようするに、腎臓の濾過機能で濾過量(GFR)が減少すると、クレアチニンなどのゴミが濾過されず体内に溜まってしまいます ≧90が正常で<15だと腎不全となります 楽しそうなスーパーだな(^o^) 乳び 食事によって摂取された中性脂肪は、酵素により分解され脂肪酸などに代謝されますが、脂肪が分解されず血液中に残ると、血清部分が黄色→乳白色に白濁して確認できます +になると高脂血症、脂質代謝異常の場合がありますが、ほとんどが採血前に高カロリー食を食べたことによるもので、検査値が正しく出ないなどの弊害があります 溶血 乳びが血清に現れるように、血清が赤みがかっている状態を意味します これは血液中の赤血球が何らかの原因で壊れ、血色素(ヘモグロビン)が血清中に出てきたことにより起こり、乳びとともに検査データに影響を与えます 黄疸 黄疸は赤血球が壊れるときに、ヘモグロビンが分解されてできるビリルビンという黄色い色素、血液中にごく僅かにしか存在しませんが、肝臓の機能が低下すると、血液中に増えてきて皮膚や白目に沈着して黄疸になります このお味噌で鍋にすると美味しい......というよりマツコでいいだろう 血糖時間 最後の食事を摂ってから、採血するまでの時間を表します チェロキーは朝食を摂ってから、5時間後だったので5.0hと表されました 今や国民の5人に1人?は糖尿病といわれる国民病、採血による血糖値の測定が基本になります 食事前は低く、食後は上昇して2h(正常型)くらいでピークになり、膵臓の中にあるランゲルハンス島のβ細胞から分泌される、インスリンという体内ホルモンによって吸収されます 血糖(血糖値) 血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことで、単位はmg/dlで表します、例えば90mg/dlなら1dlの血液中に90mgのブドウ糖が含まれているという意味です ここでは空腹時80~112で正常、これ以上で境界型、126を超えたら糖尿病 HbA1c(ヘモグロビンA1c) エイワンシーと呼びます、その時点での血糖値を見るのに対して、過去1~2ヶ月の血糖の平均がわかります 血液中のヘモグロビンとブドウ糖が結合したもので、その寿命は約120日、そのことからヘモグロビンの割合を調べれば血糖値の平均の知ることができます やっぱりでた~!.......台風でも通り過ぎたのかな? 《血算》(CBC) WBC(白血球数) ワールド・ベースボール・クラシックではありません、White blood cellです 35~85(×10^2/μL)で正常型 低値・・・白血病、無顆粒球症、無効造血、後天性免疫不全症候群など 高値・・・感染症、炎症、アレルギー、悪性腫瘍、白血病、骨髄増殖性疾患など RBC(赤血球数) 男性は430~570(×10^4/μL)、女性は390~480 低値・・・貧血、白血病、悪性腫瘍など 高値・・・多血症、脱水など Hb(ヘモグロビン)血色素量 男性は13.5~17.0(g/dl)、女性は11.3~15.5 低値・・・貧血、出血、肝硬変、白血病など 高値・・・多血症、脱水など Ht(ヘマトクリット)赤血球容積比 男性は40~50(%)、女性は34~45 低値・・・貧血、白血病など 高値・・・多血症、脱水など PLT(血小板数) 正常値は15.0~35.0(×10^4μL) 低値・・・血小板減少性紫斑病、白血病、再生不良性貧血など 高値・・・血小板血症、多血症など ダメだろう・・・ 勝手にオプションになっているみたいですけど、貧血になると次の検査をします HCV(平均赤血球容積) 正常値は83~100(fL) HCH(平均赤血球ヘモグロビン量) 正常値は28~34(pg) HCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度) 正常値は32~36(%) 共に、 低値・・・鉄欠乏性貧血、出血など 基準・・・再生不良性貧血、溶血性貧血など 高値・・・溶血性貧血、巨赤芽球性貧血など どんだけパグ好き.....それよりワンコがビピっているから 《尿定性》12項目 比重 尿には、体内で不要になった老廃物が溶け込んでいるので、水より比重は高くなります 腎臓に何らかの問題があると、濃くなったり薄くなったりするので、この比重を測って腎臓の異常の有無を調べることができます 低比重・・・慢性腎炎、尿崩症など 高比重・・・糖尿病、ネフローゼ症候群、心不全など pH(ペーハー) 健康の人の尿は弱酸性です、基準値はpH4.8~7.5 pH4.7以下・・・糖尿病、呼吸性・代謝性のアシドーシス、発熱、アルコール中毒など pH7.6以上・・・尿路感染症、腎疾患など 蛋白定性 通常、高分子蛋白は、腎臓にある球糸体と呼ばれる濾過器のようなところを通過できないので、尿中にはほとんどでません 陰性(-)、偽陽性(±)・・・正常 陽性(+) ・・・再検査 再検査しても、異常値がでる場合は、腎炎、ネフローゼ症候群、腎硬化症、糖尿病、膠原病、などが疑われます 糖定性 尿に糖が出るのは、一般に血糖値が160~180mg/dl以上になってからで、正常な人はピークでもこの値にはなりません 陰性(-)、偽陽性(±)・・・正常 陽性(+)~(++) ・・・再検査 チェロキーも子供の頃、裸のお母さんを描いて怒られました ウロビリノゲン 肝臓で作られる胆汁色素であるビリルビンが、変化したものがウロビリノゲンです 腎臓から尿とともに排出されますが、肝臓や胆道に異常があったり溶血などでビリルビンが増えるとウロビリノゲン量が増加します 弱陽性(+)、偽陽性(±)・・・正常 陽性(++) ・・・急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変 陰性(-) ・・・胆道閉塞 ケトン体 体内でエネルギー源としての糖が足りなくなったとき、その代わりに脂肪が分解されます、そのとき生じる老廃物がケトン体です ケトン体が血液中に増えると、血液が酸性になりアシドーシスになります 陰性(-) ・・・正常 偽陽性(±)、陽性(+)・・・糖尿病の高血糖状態、飢餓状態 ビリルビン 通常は肝臓から胆汁となって腸内に排出され、尿中にはでてきませんが、肝臓や胆道に障害があれば尿中ビリルビンも増加します 陰性(-) ・・・正常 弱陽性(+)、偽陽性(±)・・・体質的黄疸 陽性(++) ・・・肝炎、肝硬変、肝がん、胆道疾患 書き取りの練習をしよっか........ 潜血反応 尿の中に赤血球が混じっているかどうかの検査です 血尿は、腎臓や尿路のどこかに出血が起きていることを示します 陰性(-)・・・正常 陽性(+)・・・膀胱炎、腎臓や尿管の結石 亜硝酸塩 普段、私たちは、食物から(主に野菜)から硝酸塩と呼ばれて物質を摂取しています 硝酸塩は体内に吸収されて、ほとんどは腎臓から尿として排出されます、ところが、膀胱炎などの尿路感染症のように、尿中に大腸菌のような細菌が繁殖すると、硝酸塩は亜硝酸塩に還元されます 陰性(-)・・・正常 陽性(+)・・・放置しておくと腎盂腎炎など重篤に 何でもやっているな....... 色調 健康な人の尿には、ウロクロームという色素が含まれているので、麦わらのような淡黄色~琥珀色をしています 無色 ・・・糖尿病、尿崩症、萎縮腎 赤褐色 ・・・熱性疾患、うっ血尿、肝疾患 鮮紅色 ・・・横紋筋融解症、薬剤によるもの 暗赤褐色・・・肝炎、溶血性貧血 混濁 健康な人の尿は、透明な淡黄色ですが、普段より白っぽく濁ることがあります この濁りの原因は主に、尿に含まれる塩類が結晶化しているか、尿路が細菌などに感染しているか、血尿があることが疑われます 陰性(-)・・・正常 陽性(+)・・・腎臓結石、尿路結石、腎盂腎炎、急性膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、腎結核、がん、性病 白血球 尿を遠心分離器にかけて、その沈澱物を顕微鏡で観察して白血球を調べます 陰性(-)・・・正常 陽性(+)・・・泌尿器系の疾患、腎臓系の疾患、膠原病、妊娠中毒症、腫瘍、ステロイド、性病 やっぱり、何時ものようにγと中性脂肪の数値がひっかかりました 1ヶ月、禁酒したら改善されると思いますが、難しいなぁ 先月に、車を洗車していて脚立から転落して、尾てい骨と後頭部を強打! 頭部CTもやりましたが、所見なしでした 熊じゃないんだから........ 遅刻していいよ......... ただのサラダだな........... なんとかしてよ! セブン&アイホールディング ドキッ! 校正を考えてね......... 誰も気がつかなかったの? あまりじゃないだろう・・・ 情報がないから、本当に信じてるかも? 中国の旅行者は、日本の高級炊飯器を買い漁り、日本人は中国製の土鍋で飯を炊く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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