|
テーマ:ママの気持ち(578)
カテゴリ:私の子育て
少し前に(結構前だったかな?)「子供を抱きしめてあげてください」という公共広告機構のCMがありました。
その頃、私にはまだ子供がいなかったのですが、このメッセージを複雑な思いで見ていたものです。 今、私の息子は1歳2ヶ月になります。 一人遊びもずいぶん上手になってきました。 以前は私が自分に構ってくれず他のことをしていると、怒って泣いては構ってアピールばかりで、私もくたくたになるほどでした。 それこそ、トイレにも行けず、キッチンにも立てず、洗濯物も干せないとうう状態で、まさに後追い真っ盛りだった訳です。 そんな息子もとうとう後追いをすることが減ってきました。 少しさみしくはありますが、やっと解放された!というほっとした気持も大きいですね。 以前は、息子がお昼寝をした隙にこそこそとPCに向かう日々でした。(起きていると必ずイタズラしに来るので) それが今では、私がPCに向かっている姿をみても、平然とニコニコしながら遊んでいるんですよ。 でも、時折遊びの手を止めて私の方へやってきます。 イタズラしてやろう、ジャマしちゃお~とニヤニヤしながら。 そんなときは私もPCの手を止めて、やってきた息子をむぎゅーっと抱きしめます。 すると、嬉しそうに、満足そうに私の胸に顔をうずめて大人しく抱かれているんですよね。 ただ、抱きしめられるだけで得られる幸福感、安心感。 無条件に愛されているのだという充実した気持に包まれるのかも知れません。 そこで思い出したのですが、私にも似たような経験がありました。 それは旦那との結婚直前の出来事です。 その頃、いろんなことがどうしようもなく嫌になってしまい、彼の前でわめき立て、大泣きしてしまったのです(--;) 今思えばマリッヂブルーだったのでしょう。 そんな私に彼もキレて大喧嘩になってしまいました。 そして、決定的な一言を言ってしまった私……。 しかし、それまで怒鳴っていた彼は、突然無言で私を強く抱きしめたのです。 彼にしてみれば、言葉で争っても埒があかず、発作的にそうしたのだと思いますが、このとき私の中に言葉にできない何かがこみ上げてくるのを抑えられませんでした。 言葉で表すと陳腐な表現しか出来無そうで歯がゆいのですが。 あえて言葉にするなら「ほっとした」と言ったら良いかもしれません。 この、私の経験と子供が抱きしめられることによって感じるものは、同じ感情だと思うのです。 言葉はなくても抱きしめられるだけで何だかシアワセ。 その思いは大人も子供も一緒なのでしょうね。 叱った後抱きしめてあげる、泣いたとき抱きしめてあげる、不安そうなとき抱きしめてあげる。 もっと大きくなれば、ケンカした後だったり、ちゃんと上手にできたときだったり。 抱きしめるという行為は、これ以上ないほど解りやすい愛情表現だと思うのです。 最近、子供を抱きしめていますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[私の子育て] カテゴリの最新記事
|