Ｓｔａｒｔｉｎｇ　ｏｖｅｒ...

マッチこと近藤真彦さんは
IKUKOと同い年です。

「３年Ｂ組金八先生」で、彼がブレイクしたとき
あたしも中学３年でした。
Ｂ組ではなかったけれど（笑）


前置きが長くなりましたが、
昨日の「金スマ」観たかたいらっしゃいますか？

マッチの生い立ちから、
最愛のお母さんが亡くなるまで
そして、そのお母さんの遺骨の盗難事件のことを
やっていました。


「ああ、当時そんなことがあったかも～」
と、ほんのり思い出したIKUKO。


なにせ、あたしは当時、同級生たちが
「マッチー！」「トシちゃぁ～ん！」と言ってるなか、

「たのきんトリオなんて～。。。」と
洋楽にドップリ浸かっておりましたもので。


でも、同い年であるマッチには親近感を感じておりました。
「野村のよっちゃん」も可愛かったけれど
マッチは楽曲に恵まれていたと思います。

洋楽オンリーのあたしもマッチが歌う楽曲には
「お？」と思ったことが多々あります。
（「情熱熱風セレナーデ」あたりからかなぁ）


そんな彼が２２歳のとき、
「愚か者」がレコード大賞にノミネートされました。

そして、その後、事務所に脅迫状が届きます。

一年前に事故死した母親の遺骨を盗んだ、と
返してほしくば、レコード大賞を辞退せよ、と


ここで、TVを観ていたあたしは激昂してしまいました。

「最低！最悪！何考えてんの！！」

亡くなったかたの遺族にとって、
遺骨がどんなに大事なものであるか。。。

可哀想で可哀想で泣けてきちゃった。。。


結局マッチは父親と相談し、
「お母さんならレコード大賞を獲りに行けっ！
　そう言うに違いない」と、結論を出しました。

そういう「肝っ玉母さん」だったみたいです。

ここで辞退したら母親が喜ばない、と
考えたようです。


その年のレコード大賞は「愚か者」でした。

何故かあたしは大賞を獲った瞬間、
中森明菜ちゃんが号泣していたのを覚えています。

それだけが記憶にあり、マッチがどのような気持ちで
どのように歌っていたのか記憶にありません。
まぁ、どのような気持ちだったかなんて、
当時は誰にもわからなかったのですが。

今思えば、本当に複雑な思いだったことでしょう。

ああ　また泣けてきたわい。。。


２３年経った今も、遺骨は戻ってきていないそうです。




犯人よ、あなたは最低な人間です。


今日の１曲は
マッチがレコード大賞を獲った時の「愚か者」です。


ああ。。。
今、そういう状況をわかったなかで
マッチのコメント聞くと泣けてくる。。。
（日記書いてる最中いったい何回泣いてんねん）