カテゴリ:指数チャート分析
今週はNYダウと日経平均の水準の乖離が目立ちました。 調べてみると、NYダウ・ナスダックは4月高値から5月安値までの下落幅の半値戻しを達成しましたが、 日経平均は43%戻し、TOPIXは37%戻しに留まっています。 日経平均よりTOPIXの戻りが悪いのが気になります。 私が大変気になるのは、日銀が金融機関に政策金利で資金を貸し付ける新貸し出し制度の創設に株式市場が反応しなかったばかりでなく、債券市場では長期金利が記録的な低水準となったことです。 昨年のドバイショック後の日銀の金融緩和策発表の時は上昇したのとは真逆の反応です。 新たな金融緩和策を中央銀行が打ち出したのは先進国中日本だけです。 今週の業種別日経平均では、銀行こそ上昇率1位でしたが、保険は下落率2位となりました。 日本航空が新たなリストラ策を発表したにも関わらず空運が下落しました。 東京市場が主に為替水準に左右されるのには、国内に相応の問題があると考えて対応する必要を感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.27 07:41:01
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