カテゴリ:日本経済
復興に必要な資材の輸入には円高は都合が良いというお話も聞きますが、
円最高値更新では計画停電で生産が厳しい輸出企業の収益が悪化してしまう。 TPP反対派が重視している農林漁業は本州の半分に及ぶ地震で傷ついている。 物流の途絶が最大の問題なのだろうが、既に私は毎日の生鮮食品の入手に苦労している。 東京ディズニーランドは営業停止が続き、プロ野球は節電で開幕延期が望まれ、ショッピングモールは計画節電で営業時間縮小ではほぼ第2次大戦前の「贅沢は敵だ」に近いレベルで、内需産業の地震以後の収益がひどく落ち込むのは間違いない。 「贅沢は敵だ」「欲しがりません勝つまでは」では最後は敗北後の「タケノコ生活」となって日本企業が海外資産の切り売りをすることにもなりかねない。 私は地震3日目くらいまでは菅首相は内閣の延命が出来るからラッキーなのだと考えていた。それは大きな間違いでやはり阪神大震災時の村山内閣と同じ運命をたどる可能性は依然残されている。 夫は「既に首相が視察に行った先のその後の状況は却って悪化している」と指摘する。 小泉元首相であれば官邸から動かずに「大丈夫」とコメントするだろうとも。 6月のTPP判断が延期されるのか、とても懸念される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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