カテゴリ:経済記事ピックアップ
昨日の日経28面の篠崎彰彦九州大学教授の『情報化、「貧困のわな」覆す』は、とても有意義なものでした。
携帯やネットの普及が、現在では識字率50%未満の途上国にも急速に広がっている事の影響を指摘しておられます。 先進国では旧技術となった第2世代の設備と端末が、低価格で途上国に供給された事がその理由だそうです。 戦後日本での3種の神器から3Cを経てデジタル機器へ、の消費の流れの神話は通用しないのだそうです。 まずデジタル機器が普及し、それによって利益の稼得機会が高めた後に日用の家電品が普及するので、逆のプロセスが進行しているのだそうです。 字が読めなくても音声アプリで利用出来るから普及、というのは日本に住んでいると盲点なのかもしれません。 手入力が苦手な夫は、スマホとPCで使いまくりの機能です。 これは現在の株式市場で確認出来る事でして、象徴的なのはパナソニックの株価の反応なのかもしれません。 日経平均の動向には影響が無いので、私の注目は低い水準に留まっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.02 09:54:12
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