★ワク井商会の経営基盤をTSUTAYAのCCCへ。
いつもお世話になっている、ロールス・ロイスとベントレーの「ワクイ・ミュージアム」の館長でワク井商会の涌井社長から封書が届きました。昨年秋、埼玉県加須市の「ワクイ・ミュージアム」「ヘリテージ」「ファクトリー」のトライアングル体制のお知らせ以来です。開封すると、そこには、驚きのニュースが・・・タイトルは「ワク井商会からTSUTAYAのCCCへ、増田宗昭さんとの出会いでワクイ・ミュージアムの夢の射程は大きく広がりました。」と。最近、涌井さんにお会いする度に「ここにあるクルマたちは、たまたま現在、私の手元にあるというだけのこと、良い状態で次の世代に引き渡さなければならない、私は文化財の一時預かり人です、文化遺産として正しく継承したい」と話されていました。その将来の姿が決まったようです。創業者ヘンリー・ロイスも「“Whatever is rightly done, however humble, is noble”(正しくなされしもの、ささやかなりしともすべて気高し)という言葉を残しています。涌井さんもクラシックカー並みの70歳になり、その経営基盤を変更、ワク井商会から、TSUTAYAやTカードで有名なカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(CCC)に経営母体を移すというお知らせでした。CCC(「蔦屋書店」)の創業者であり社長兼CEOの増田宗昭さん(1951/1/20生・2015年の資産は9億1000万ドルで日本で39番目)は涌井さんの10年来のお客様で、昨年11月にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演された少し後に、ワクイ・ミュージアムを訪れ、そこで話が急展開したそうです。増田さんに「日本で世界から人を呼べるようなクルマ文化を中心に据える大きな構想を知り、涌井さんの夢である「加須をクラシックカーの整備修復で日本一の町にすること」「海外から注目されるようなクルマ文化の拠点づくり」の実現が見えてきたといいます。尚、涌井さんは引退するのではなく、本社のある本郷の弥生と加須を往復し、今後の新企画を練っていくとのことです。また今年の目標は、本を出してガレージをつくることだそうです。涌井清春様これまで大変お世話になり、ありがとうございました。また今後とも宜しくお願い致します。FM ilovecb「TSUTAYA」といえば、映画DVD、音楽CD、本を、一つのお店で買える、借りられる・・を提案し、 それを全国展開、また何枚ものポイントカードを「Tカード」1枚ですむようになり、全国60,000店舗以上で使え、日本人の3人に1人が持つメジャーカードになったといいます。「企画とは、いまだ、顧客の誰もが気付かずにいる価値、未来のスタンダードを提案して、カタチにすること」、「人々の理解の領域の外側にあるもの」だ、と。【今日のLifeHack:人間がこの世に存在するのは、 金持ちになるためでなく、 幸福になるためである。.スタンダール】<お手紙><スタッフ紹介><トライアングル体制><涌井さんとツーショット>