★モルフォ蝶の様な世界一の美鳥、火の鳥ケツァールに感動、コスタリカはコロナ優等生。
先週末のテレ朝「朝だ! 生です旅サラダ ~コスタリカ特選集」で見た世界一美しい鳥「ケツァール」(カザリキヌバネドリ)に感動です。幻の鳥を一目見ようと、世界中から愛好家達が集まってくるそうで、1時間待って、やっと巣穴から出てきたその顔は可愛らしく親しみを感じます。黄色の嘴、赤色の腹部、羽毛は鮮やかな青緑色でキラキラと輝き、私が収集するモルフォ蝶と同じ構造色、森の中で際立っています。特に雄は2本の長い飾り羽を入れると体長1mに及び、空を飛ぶ姿は、雄ですが、天女が羽衣を着て優雅に舞うがごとく、まるで手塚治虫の超大作漫画「火の鳥(不死鳥)」の世界、魅了されます。ケツァールを例える言葉は「世界一美しい鳥」だけではなく「神の鳥」、「幻の鳥」といわれ、中米の古代文明には「ケツァルコアトル」という「神」がいたといいます。因みに、巣穴はキツツキのように、自分のクチバシで穴を開けるようです。早速、ブロ友・「ワニワニ(waniwani)」 さんへコメントすると、既にご存じとのこと、流石です。大泉洋さんのTV番組「水曜どうでしょう」でも取り上げられたそうです。因みに、ケツァールと共に興味深かった嘴上部と嘴基部の左右から長い肉垂が髭状に伸びているヒゲドリは初めてとのことでした。この鳥をひと目見たいのですが、日本の動物園では見ることは出来ず、「カゴに入れられると死んでしまう」という伝説すらあるようです。また昨日の「日経ビジネス・オンライン」によると、コスタリカは新型コロナ対応優等生の国のようです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■「幻の鳥」 ケツァール [アステカの主要言語==ナワトル語 quetzalli (「大きく輝いた尾羽」の意)、スペイン語 quetzal]。分類: 鳥綱 Aves / キヌバネドリ科 Trogonidae / ケツァール属 Pharomachrus。学名: Pharomachrus mocinno、和名: ケツァール (別称: カザリキヌバネドリ)、英名: Resplendent Quetzal。メキシコ南部~グアテマラ~ホンジュラス~ニカラグア~コスタリカ~パナマの熱帯森林の山岳に生息。 標高1500mの山間にあり“熱帯雲霧林”と呼ばれる森に覆われたモンテベルデ。雲と霧に覆われた豊かな森は野鳥の楽園で世界中の愛鳥家たちの憧れのスポット。さらに「モンテベルデ自然保護区」は珍しい昆虫や植物も生息する“神秘の森”。古代アステカでは農耕神ケツァルコアトルの使いであり、ケツァールの羽毛を身に付けることは最高位の聖職者と王だけに許された特権だった。グアテマラの国鳥で通貨単位名でもある。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■「朝だ!生です 旅サラダ」:コスタリカの旅 “幻の鳥”を求めて熱帯雲霧林へ:「海外の旅」コーナーは、“旅サラダガールズ”の武井沙都美さんによる中米コスタリカの旅。雲と霧に覆われたモンテベルデの森で色とりどりの野鳥観察を楽しみ、遭遇率の低さから「幻の鳥」ともいわれる、世界一美しいといわれる“幻の鳥”ケツァールを探し求める。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■「朝だ!生です旅サラダ」:『世界の野生動物SP南アフリカ”ビッグ5”&中米”幻の鳥”』 2020年5月16日(土) 08:00~09:30 テレビ朝日、【レギュラー出演】 神田正輝 , 向井亜紀 , 勝俣州和 , 三船美佳 , ラッシャー板前 , 春輝 , 小西陸斗 , 尾形沙耶香 , 武井沙都美 , 堀友理子 , 古川昌希 , ヒロド歩美、【ゲスト】 南果歩 , 竹下景子 , 山川豊 , 舘ひろし , 伍代夏子 , 三田村邦彦、【声の出演】 石田隼大、【その他】 ナディア・シューマン , ライアン・デ・ビア , パドリック・ニヤルング , 答島真治 , 杉本雅之 , 川西満佳 , 吉川哲鮭。モンテベルデ自然保護区では野鳥に加えて数多くの珍しい植物が旅行者を楽しませてくれる、ガイドのデニスさんが紹介。モンテベルデ自然保護区でもケツァールは珍しくなっていて、熱帯雲霧林にしか暮らさないこともその原因となっていた。そして、ケツァールが好物としているリトルアボカドの樹の下で待ち続けたが、この日は2時間待っても姿を見せることはなかった。しかし、街へと引き返していると、頭が白くて口からヒゲの生えたヒゲドリを目撃することができた。鳴くのは求愛のためにメスを呼ぼうとしているオスなのだという。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■続・新型コロナ対応の優等生「ベトナム・イスラエル・コスタリカ」上野 泰也 みずほ証券チーフMエコノミスト 2020/5/19(3)コスタリカ: 中米の小国コスタリカの人口は約499万人(18年時点)だが、新型コロナウイルス感染者数は804人、死亡者数は7人にとどまっている(5月12日時点)。隣国であるパナマに比べると、少なさが目立っている。 この国は、1949年の憲法制定で常設の軍を廃止し、その後永世中立を宣言した「非武装中立国」として知られている。コスタリカの新型コロナウイルス感染拡大抑止策が成功している背景には、「政府の素早い対応」および「中南米の他の国々よりも保健や教育分野に多くの予算を費やしてきたこと」の2点があるようだという(5月10日付共同通信)。 また、この国は社会保障が充実しており、国民の90%以上が医療保険に加入済み。さらに、保険未加入者への感染検査も実施してきたという。コスタリカ大学のルイス・ビジャロボス元医学部長は英BBC放送(スペイン語版)に対し、「われわれの最良のワクチンは、規律正しく教育のある国民と強固な保健制度だ。軍に投資せず、保健や年金、教育に多くを費やしてきたことが非常に重要だった」と述べた(5月10日付共同通信)。 整理すると、(1)「迅速かつ実効性のある規制措置」、(2)「大規模なPCR検査の実施と感染者隔離」、(3)「充実した医療体制・医療関連物資や国民の意識の高さ」 ――以上3点が、新型コロナウイルスへの対応で高い評価を得ている国・地域に見られる特徴である。日本はどこまで追いつくことができるだろうか。 新型コロナウイルスは実にやっかいな存在である。早期にワクチンが開発され普及して「集団免疫」の状態が出来上がるめどが立たない限り、このまま長期戦になることを覚悟せざるを得ない。そのことを別の言い方で表現しているのが「ウイルスとの共存」であり、「新しい生活様式」である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【今日のLifeHack:魅力とは、明瞭な質問をしなくてもイエスと言ってもらう方法である、アルベール・カミュ】<世界一美しい鳥、「火の鳥」ケツァールに感動><火の鳥><ヒゲドリ、嘴上部と嘴基部の左右から長い肉垂が髭状に伸びている>