ＯＵＴｇＬＯＷ Ozzyの酔いどれロッキン・ブギ

ハローＯＵＴｇＬＯＷ！

ＨＥＬＬＯ.ＨＥＬＬＯ.

ＨＯＷ　ＬＯＷ？

ここでオススメの一曲。人間椅子の４枚目のアルバム「羅生門」収録の「もっと光を！」

ハードロック/メタルの世界選手権があるとして、日本代表の１バンドを挙げよって言われたら、僕は人間椅子というバンﾄﾞを選出します。

人間椅子が愛するのは、ＯＺＺＹ　ＯＺＢＯＵＲＮＥの前身バンドである、ＢＬＡＣＫ　ＳＡＢＢＡＴＨ。

「ＢＬＡＣＫ　ＳＡＢＢＡＴＨ　meets 江戸川乱歩」的な人間椅子ワールド。

この絶妙なキャスティングに気付いたＶＯＣＡＬ、ＧＵＩＴＡＲの和嶋氏、そしてＢＡＳＳの鈴木氏の創る人間椅子ワールドに僕は高校から大学までお世話になったのでありました。

青森出身という彼ら。歌の表現においては、青森訛りを頻繁に使用したり、サウンド面においても彼らが愛するブリティッシュ・ハード・ロックで多用されるマイナー・ペンタトニック・スケールが津軽三味線と全く同じということに気付きギターソロ等での表現力は、世界に通用するＭＡＤＥ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮではなかろうか。

「江戸川乱歩的」というのは、この人たちの歌詞で存分に発揮さていて、表現はかなりひねくれていて暗く、あえて難しい表現を好む。

例えば、この「もっと光を！」の歌詞を見てみる。
　　　　「愛、それは出口ない迷路
　　　　　嘘、仮面を被り彷徨う
　　　　　罪、すれ違う人いきれに
　　　　　罰、涙も枯れてしまった」

うん、ひねくれている。

さらに、こんな暗いフレーズを浴びせる。

　「なぜ、俺は生まれてきたのか、
　　　
　　　　　なぜ、俺を呼ぶ声は聞こえ
　　　　　
　　　　　　　なぜ、俺はひとりだけなのか」

まさに人間椅子ワールド。

でも最後にはこう締めくくる。

「現在に生きることの　もっと力を！

　存在を照らすことの　もっと光を！」

”愛”を”出口ない迷路”と捉えたり、何で生まれてきちゃったんだろうな～とか思うことも人間、時にはある。

でも最後に何を求めているのかが重要だったりするのではないでしょ～か☆

　　　　　
ＨＥＹ！ＨＯ！
ＬＥＴ’Ｓ　ＧＯ！
明日もがんばってこ。