|
カテゴリ:僕の中のオススメ本
皆さん日々お疲れさんです。
寒い日が続きますね☆ いかがお過ごしですか。 ここでオススメの一冊。須藤元気著「幸福論」。 須藤元気。 本はめったに読んだりはしないんだが僕が好きな作家のひとり。 元格闘家という肩書きが有名か。 ナスカの地上絵でありレッチリのアンソニー的なタトゥーに、インパクトある入場シーンでお馴染み、変幻自在のトリックスター。 この人、肉体も精神も強い。 なんて男だ。 須藤元気?知らないっていうあなたはまずは入場シーンのYouTube動画どうぞ☆ http://jp.youtube.com/watch?v=nrGEgilIFW0 そんな須藤元気が愛する人物のひとりだという空海。 義務教育を経験した人なら誰でも耳にしたことがある歴史的人物であろう。 そんな空海ゆかりの地、四国88か所の礼所を、須藤元気本人がお遍路の旅する、旅エッセイ”幸福論”。 お遍路の旅。 空白装束に身を包み、空海の辿った道を巡る。 "自己との会話”を繰り返しながら。 お遍路の旅。 ノイズない静けさだけが支配する世界。 人は何を求めてお遍路の旅に出るんだろ。 そんなことを思い歩く。 ただひたすら歩く。 旅の途中で出会う人々。 淡々と日常をこなしてる人々。 門前で商売する人。 黙々とうどんをゆでる人。 農家のおばあちゃん。 そうした人が”日常生活”という名の”修行”をしているように見えてきたり。 周囲の雑音が消えた世界で、須藤元気はある言葉を何度も何度も唱え続けたという。 言い続けること、21万90回。 普段の日常生活ではなかなか口に出せなかったりする言葉。 「ありがとう」って。 お遍路。 この本を読むまで僕は恥ずかしながら知らなかった。 「お遍路ブーム」とも言われる現象もあったりして、年間、数十万人の人たちが遍路に廻っているという。 季節に春夏秋冬があるように、人の心にも春夏秋冬もあるわけで。 そんな時にでもお遍路を旅するというのもありだなって考えさせられた。 というか日本人なら1度は旅したい名所ですね☆ HEY!HO! LET'S GO! 明日もがんばってこ。 PS.この本のタイトル「幸福論」。 「幸福」について須藤元気はこう述べる。 幸福だから楽しいんじゃなく、 楽しんでるから幸福なのだ 今この瞬間を生きる 人は過去も未来も生きることは出来ない、 この瞬間だけ 今が幸せだったら未来も幸せ まったくいいこといいますね、この人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[僕の中のオススメ本] カテゴリの最新記事
|