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今が生死

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2014.06.08
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カテゴリ:旅行
今東京から帰って来たところである。新宿駅から電車に乗る前に、自宅に連絡したいことがあったがあいにく携帯電話を忘れてきてしまったので公衆電話を探したがどこにもみつからなかった。指定券を取るために窓口に行った時に受付嬢に聞いたところ「改札を入ったらありますよ」と教えてくれたのでホームからホームとずっと捜し歩いたがどこにも見つからなかった。

ホーム内の売店のご婦人に聞いたが分かりませんとのことだった。歩き疲れたが改札まで戻って改札のおじさんに聞いてみた。13番線の階段の脇にありますと教えてくれたので13番線の階段の所まで引き返して周囲を探したが見当たらなかった。半ばあきらめどなたかに携帯を借りようかとも思ったが、見知らぬ人に携帯を借りる勇気は中々湧 いてこなかった。それでもと13番線のホームを探して歩いていたらホームに一つ緑色の昔ながらの公衆電話がやっと見つかった。何千メートル歩いたか分からない。

やっと通話することができたが、今や公衆電話はないものと思った方がよいと思った。昔はいっぱいあったが、今や携帯電話が普及し、公衆電話の利用者が激減し、採算が合わないとして撤去されてしまったのだと思う。携帯電話を持ってない人や忘れた人には死活の問題になることもあるが、採算性を考えたらやむおえないのかもしれない。さみしいことである。

家に帰ったら私たちがよく日曜日などに行っていた中華料理店が潰れてしまったとの話を聞いた。お客さんが少ないので気の毒に思い努めて私たちはそこを利用することにしていたが、日曜日の昼なのに客はほとんど私たち老夫婦だけということがほとんどだった。おいしいのに接客態度や営業努力が足りなくて客足が遠のき遂に潰れてしまったのだと思う。さみしい限りである。もうあのおいしい中華料理が食べられなくなると思うと悲しい。

公衆電話といい、なじみのお店といい、なくなっていくのはさみしい。自分もそのうちに亡くなっていくがそれは時代の流れでどうすることもできない。せめて潰れそうなお店には勇気をもってそれなりのアドバイスをしてやればよかったかなと思った。





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Last updated  2014.06.08 19:57:53
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