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今が生死

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2014.06.18
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カテゴリ:付き合い
朝から義兄の葬式、出棺の儀、火葬、告別式、初七日と参加してきた。死という厳かなことだけに葬儀屋さんも火葬場の人も、告別式の係員も、ご僧侶も全て私心を捨てて神からの使いとして役割を果たしているとの印象で俗世間と一線を画していると感じた。喪主も組の方々もきちんと設営・進行しており、目に見えない故人の力が作用していたのではないかと思われた。

3年前に姉が亡くなり、今度、義兄が介護施設に入っていてかなり元気だったのに、夜中の見回りで心肺停止状態で発見されたとのことでかなりショックだったが、本日の式の流れや、遺族の悲しみの中にも恨みつらみのないさわやかな姿をみてすっきりした気分になれた。

病院に勤めていると今回と同じような突然死に遭遇することがある。スタッフはショックを受け自責の念にかられることが多い。遺族からもなぜだ?!と追及されることもある。見回りは何分おきだったのか? カウンターショックや人工呼吸が間に合わなかったのか等を聞かれることもある。集まってきた家族に大声で泣かれることもある。

今回の遺族のように苦しまないで亡くなって却ってよかったのではないかと言ってもらえることは少ない。介護施設でも看護婦が常時勤務し、医師もコール体制になっている施設なので事情は病院とそれほど違わないと思う。遺族の気持ちや態度が病院や介護施設のスタッフの心労につながる。

常に最大限の注意を払い、そのようなことのないように努力していかなくてはならないが、どうしても間に合わないこともある。そのことを理解していただきたいと思う。

葬式から帰ってきたのもつかの間、もうすぐ7時半からの地域自治会の文化部役員会に参加しなければならない。行ってきます。





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Last updated  2014.06.18 21:59:44
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