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今が生死

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2016.11.18
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カテゴリ:生き方
厚労省では老衰や認知症などで人生の最終段階に差し掛かった人達の医療の呼び名を「高齢者の終末期医療」「高齢者の緩和ケア」などの名前を挙げて検討したが、結局「人生の最終段階の医療」と呼ぶことにしようと決定した。
人生の最終段階とは口からものが食べられなくなった状態で従来は何とか命を長らえさせてやろうと人工的に胃ろうを造ったり、鼻から管を入れて栄養したり、太い静脈に管を入れてそこから高カロリー液を点滴する方法がとられてきた。しかし近年は意識もない、家族のこともわからない植物状態の患者さんに人工的に栄養を投与して感染とか寝だこ(褥瘡)などを作って本人も家族も苦しみながら残りの人生を生かされるのが果たして幸福なことなのかということが見直されてきた。前もって聞いたアンケートでも胃ろうや鼻管栄養を望まない人が増えてきた。
来年1月26日(木)に山梨県農村医学会が甲府で行われる。私は先月老人医学について16時間の研修を受けてきたのでその内容を踏まえて「人生の最終段階の医療」と題する発表演題を昨夜提出した。人生の最終段階になった時に自宅で最期を迎えたいか、病院又は施設でそれを迎えたいか、認知症の予防はどうしたらよいかなどいろいろな方面から検討して発表しようと思う。興味のある方は山梨県JA会館6階ホールで午後1時から開催されるので聴きに来ていただけたらと思う。






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Last updated  2016.11.18 14:53:09
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