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テーマ:年賀状(1010)
カテゴリ:付き合い
今逆さに印刷してあったとして数枚が返ってきた。親切なのか不親切なのかそのくらい配達してくれればいいのにと思ったが、新年早々逆さでは失礼になってはいけないと思ってのご配慮かも知れない。纏めて印刷する時向きが反対になっていたものが混じっていたものと思われ(おそらく自分がしたのだと思うが)郵便局の人を煩わせて申し訳なかった。郵便局は昨年かんぽ生命の強制不正勧誘問題でダメージを受けたからか、毎年郵便局員が年賀はがきの販売ノルマを課せられていたが昨年はそれがなかったので、自分で買ってきた。年々年賀はがきの販売枚数は減っているが今年はさらに急激に減少すると思う。
今若者の多くははラインなどのSNSで挨拶して年賀状を出す人は少なくなっている。年賀状全盛期を支えた年齢層も今では高齢化し、数年前から今年で年賀状は終了しますと書いた挨拶状を頂くことが多くなった。 新年の挨拶を文書で行う風習は江戸時代以前にもあったがごく限られたものだった。明治になって郵便制度が出来てからはハガキでそれを行うことが多くなり、お年玉付き年賀はがき発行を契機に爆発的に興隆したが時代の流れと共に衰退してきた。年の暮れは何かと忙しい。その中で年賀状の準備をするのは大変である。12月25日までに投函されたものは元旦に届くとされていたが投函する方が今ではそれもあまり重視しなくなり1-2年前の調査では12/30が投函のピークだったとのことである。新年になってから出す人も多くなった。従って今では元旦だけでなく2日、3日、4日以後にも年賀状が届くようになった。上記逆さ刷りを書き直したものが着くのは7日か8日になってしまうだろう。年賀状は旧交を温めたり、お互いの消息を知ったりする上で極めて良い風習ではあるが、時代の流れの中でその在り方も次第に変わっていくものと思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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