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テーマ:母親(39)
カテゴリ:嬉しかったこと
今年もモクレンが咲いた。今から36年前北里大学の岡部教授から医学博士号を授与して頂いた時に植えた記念樹である。もうすでに岡部先生はお亡くなりになられているがその時はバリバリにお元気で、「この学位は終了と言う意味ではない。医学研究者としてこれから研鑽していってもらいたいというスタートだよ」とおっしゃっていただいたことを今でもはっきり覚えている。医学博士号をとるには大学院に行くか大学病院に5年以上勤務して論文を提出して合格しなければならない。私は北海道の大学を卒業した後新宿南口のJR東京総合病で研修医を2年行いその後郷里の国立甲府病院に5年勤めた後にもう少し勉強したいという気持ちと出来れば博士号を貰いたいという気持ちで北大先輩の紹介で北里大学病院に入れて頂いた。私が入れてもらた時は北里大学病院は出来たばかりで最初の卒業生を出したばかりだった。卒業したばかりの一期生の研修医と胃カメラなどを一緒に研修していくことになり自分は彼らより7つも8つも年取っており、気後れした。それをたまたま相模原の家に来てくれていた母に「自分だけ年を取っていてなんだかやりずらい」と話したら「そんなことはすっカマッチョし、年齢は関係ない、やるべこことをやれし」と言われた。その言葉が凄く心に響いてその後は年齢を考えないで若い人と全く同じ気持ちで研修できた。北里で5年間我慢して博士号が貰えたのはあの母の言葉の影響が大きかったと思っている。その母も28年前に亡くなった。いつも思い出すたびに親孝行らとしいことをなにもしなかったと後悔する。「○○(私の事)なんてだめさ」とよく嫁さんに言っていた。その通りだったと思う。もうこの世にはいないがせめて月命日には心込めてのお詫びとこれからの誓いを報告しようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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