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テーマ:俳句しましょう!(612)
カテゴリ:テレビ番組
今の時期、庭に咲いていた一輪の白いバラ
昨日の戦没者追悼式での天皇陛下のお言葉を新聞で拝読して感銘を受けたので本日書く主題(俳句)の前に紹介させていただく。 「先の大戦でかけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来75年、人々のたゆみない努力で我が国の平和と繁栄が築き上げられました。今コロナの苦難に直面していますが共に手を携え、人々の幸せと平和を希求していくことを心から願います。再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを願い、戦陣に倒れた人々に対し、全国民と共に心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」 このお言葉を胸に我々一人一人が努力していかなくてはと思った。 毎週木曜日午後7時から「プレバト」という俳句を中心にした番組を楽しみにして観ている。夏井先生が芸能人の俳句を厳しく査定する番組で梅沢冨美男さんら個性の強い役者が遠慮会釈なく査定されて人気のある番組である。芸能人の俳句を夏井先生が添削すると流石に素晴らしい句になり感心する。俳句とはこうものかと思っていたが本日日曜日で午前6時35分からの教育テレビの「俳句」と言う番組をみた。朝早いことだし視聴者はあまりいないと思うが、俳句はプレバトと思っていた私にとって「こちらの方が本格的な俳句ではないのか」と衝撃を受けた。本日は西村和子先生が選者で9つの優秀句が選ばれた。蝉は夏の季語だが蜩(ひぐらし)だけは秋の季語で、9つの句の内に「蜩や 色深くなる 燧灘」が選ばれていた。燧灘(ひうちなだ)と言うのは瀬戸内海中南部の海域で昔火打石が採れた所だという。私はその場所は知らないがこの俳句によって秋口になり海の色と周囲の葉の色など広大な燧灘の情景が浮かんできてそこに蜩が鳴いているという情景が想像できた。芭蕉の句に 「閑さや 岩にしみいる 蝉の声」 があるがそれをほうふつさせる名句だと思った。その他いずれも中々の名句だなと思ったが、最優秀句に選ばれたのは「供花のなき 墓のひぐらし 惜しみなく」が選ばれた。お供え花のないひっそりとしたお墓にひぐらしが止まってカナカナとかん高い声で鳴いている情景が目に浮かぶ。これらの句はハガキ応募で誰でも投稿できる。名句が浮かんだと思われたら皆さんもご投稿なされたらいかがだろうか?私は俳句とはプレバトと思いプレバトで学んできた人間だがプレバト生徒として一回投稿してみようと思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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