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テーマ:脳卒中(87)
カテゴリ:健康
新しい病院に就職して2か月が過ぎた。受け持ち患者が20人を超えこれからもどんどん増えそうで結構大変である。受け持ち患者の大半は急に倒れて救急病院に搬送され手術したり、保存的治療して3週間くらい経過後、症状が固定した段階でリハビリ目的で当院に転院してきた人達である。麻痺があるのでその機能回復を期待してリハビリを行うが元どうりになることは一過性脳虚血の場合以外はない。その病気にならないように心がけることが重要である。
脳卒中には脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血があるが、最近は脳梗塞が最も多い。脳梗塞には脳内の細い血管が詰まるラクナ梗塞と中くらいの血管がつまるアテローム血栓性脳梗塞、心原性脳梗塞の3つがある。ラクナ梗塞とアテローム血栓性脳梗塞は血管にコレステロールやアテローム(粥状のもの)がたまって血管が細くなってそこに血栓が詰まるもので血管を柔軟化した状態に保つことが予防法になる。心原生脳梗塞は心房細動などがあって心臓内に大きな血栓が出来てそれが運ばれて脳に行く血管を閉塞させてしまうもので重篤なことが多く、その場で死亡することもあるし、救急病院で機械的に血栓を取り除いてもらえたり、血栓溶解剤で血栓を溶かしてもらうこともあるが、後遺症は残る。心原生梗塞では心房細動がある人は血栓が出来やすいのであらかじめ血液凝固阻止剤を服用することが大切である。クモ膜下出血では動脈瘤がある人は定期的に脳外科を受診して経過をみてもらうことが予防法につながる。脳出血とラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞での予防法は血管を硬化させないことで同じなので動脈硬化の予防法つまり、脳卒中の予防法として纏めてみた。 まず日常の生活習慣が大事である。1)食事では、鯖、鯵、イワシなどDHA,EPAなどを含む青魚を多く摂る。2)野菜中心で植物繊維を多く含む食事ー腸内細菌を整えて血液サラサラにも効果がある。3)乳製品、大豆、小魚などカルシウムを多く含む食品ー血管へのカルシウムやコレステロール沈着を防ぐ。4)ウオーキングなどして体を動かすことを心掛け、血液を停滞させず、脂肪蓄積を防ぐ5)ストレスが発作を誘発することもあるので日ごろからくよくよしないで楽天的に楽しく暮らす。6)心房細動、高血圧、高脂血症、脳動脈瘤、などは脳卒中の原因になることがあるので普段から適切な治療を受ける。 以上思いついたことを書いてみたが要は、食事、運動、ストレスなしの生活を心掛けることに尽きると思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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